新規開業したラーメン屋での集客アイデア

シゴトクリエイターの大橋です。

オフィスの近くにあるラーメン屋(開業後1年ちょっと)と1年未満の立ち飲み屋があります。ラーメン屋はわりといきますが、立ち飲み屋は一回のみです。また近くの繁盛ラーメン屋と、本当にテナントが回転する(つまり閉店+開店を繰り返している)場所があり、非常に定点観測していて面白いです。

今回は新規開業したラーメン屋が何をやって集客するか、そのアイデアを少し考えてみました。これからラーメン屋をやる人はもちろん、飲食店を開業したい人は集客のシミュレーションとして何をしたらいいか。そのヒントになれば幸いです。

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繁盛店が流行る理由とは?

既に流行りのラーメン屋があります。ランチ時は必ず行列です。でもちょっと待って下さい。行列とはいえ、どうみてもカウンターのみで8席程度しかありません。多くのカフェ等は20-30席程度ありますし、ラーメン屋でも8席とは小さな店舗でしょう。

商売の上手さを何におくかですが、8席の小さな店。行列は店内スペースではなく外です。歩道ですね。そのスペースも使っているわけです。それがいいかどうかはおいておいて、仕方がないでしょう。

行列があると初めて見る人の看板、つまり集客にもなります。このラーメン屋近くにはじめてきたとき、多分気になって見てしまう人は多いでしょう。

じゃあこのラーメン屋がうまいかどうかは分かりません。食べたことは僕はないからです(笑)ただ、味が万人受けするかは何を提供しどういうお客さんが来て欲しいかであるので、あまり関係がありません。もしかしたら行列で並んだ人はそれほどでもないと思うこともあるでしょうね。

ではこのラーメン屋が流行る理由は?というと、なんとなくですが、一定のお客さんを確保しており、確実に開店時間帯を回転率をキープできている。つまりファンがいるということなんですね。逆に言えば早朝ラーメンみたいなのがあって、早朝しかやらない店でも、ファンがいれば早朝に来るはずです。それで成り立つならそれは立派なビジネスです。というかそういうビジネスが僕は優れていると思います。

新規開業のラーメン屋は集客のために何をすればいいか?

一方でたまにいく1年ちょっと開業から経っているラーメン屋さんは、1年持ちました。1年では分かりませんが、そこそこ順調のような気配がします。これは気配でしかないので、実際は分かりません。

開業当初は、オペレーションの不慣れさもあったのか、それはどこかで経験があってもですが、やはり自分の店なのかFCなのか分かりませんが緊張するものです。お客さんに気を配るというところまで出来てなかった印象です。その頃は大体行くとお客さんが一人程度しかいなく、ランチ時ではないのでそんなものかなと思っていましたが、今ではピークタイムではない時にも結構お客さんがいるようになりました。

店にも活気が出てきています。つい最近行ったら、雨の日キャンペーンでキャッシュバックをやられていました。なんでも梅雨に備えた実験のようです。現状だけに留まらない視点を感じますね。

スタッフが増えたわけではないですが、お客さんが来る=売上があがる=気配りや余裕が出てくるせいか、挨拶の声も大きくなったように思います。

サービス業などに関して何か偉そうに言えるわけではないですが、あくまでお客目線で考えると新規でお店を開いてなかなかお客さんが来ない時は忍耐が強いられます。でもそこで出来ることって、シンプルにお客さんのために作っているかかなと思います。

例えば、あまりラーメンが得意ではない人が来たとします。その人にとってはラーメンはそんなに美味しいものではないとしても、そのラーメンは違った。または食べやすかったとか、お客さんの好みは違うわけですが、一人ひとりにラーメンを通して伝える事はできます。近くの繁盛店のラーメンとの違いは分かりませんが、想像するにこってり系でないところで勝負をしている感じです。一言でいえば上品です。店内も綺麗ですし、女性客が増えると多分もっといけるポテンシャルを感じます。

もし、店長の立場にたって、「ああ、今日もお客さん少ないな」といってラーメンづくりに手を抜いたらどうでしょうか?それを食べたお客さんはもう来ないでしょう。それを怠らず、真剣に一杯一杯作る。職人っぽいですが、店にいるスタッフが出来ることって意外に少ないです。お客さんが来たら当然一所懸命にやるというわけです。

他のスペックはおいておいて、立地で決まってしまうでしょう。あとは周りのライバル店との比較です。外食業界は胃袋ビジネスとも言われますが、人は1日3回は食べるとしてその胃袋を何で満たすかを争うわけです。ですが、一定の店があれど、気に入っている店とか、味だけでなく雰囲気とか、来るお客さんもそうですけど、色々なことがあって通ったりしますよね。

このラーメン屋はそこまで立地は良くないです。もちろん駅から遠いわけではないですが、あると知らないとまずは遭遇しづらい場所にあるからですね(笑)

ラーメン屋の売上アップ、集客アイデア

仮に新規開業してラーメン屋さんをやるとしたら、何をしていけばいいか。自分ならこうするということを考えてみました。

これからラーメン屋をやる人が多いとは思いませんが、飲食店がなくなることはないでしょう。また既存のお店で使えるかもしれませんし、それはあなた次第です(笑)

友人や知り合いを呼ぶ

まず起業したら知り合いに片っ端から声をかけましょう。これって当たり前のようですがやらない人も多いです。僕自身は起業しはじめたころに全くこれをやりませんでした。というかやれなかったというのが本当のところです。なんせ明確に売るものがなかった状態だからですね(笑)そりゃ失敗するわけです。

ラーメン屋さんであれば、ラーメンを提供出来ます。ラーメンも人気商品開発をしようとか、どういうラーメンが好きかとか、忌憚のない意見をもらいましょう。もし有名、著名な人がいたらサインをもらうのは悪くないでしょう。このあたりはラーメン屋のコンセプト次第で色々変わると思います。

当然この知り合いの集客は一瞬で終わります。一回来てもらえれば良いほうではないでしょうか。知り合いでなくても食べに来たいですか?ということですよね。でも、まずは食べてもらいやすい関係性があればあらゆるツテで呼んだほうがいいでしょう。なりふり構わずというところです。

FacebookやSNSでお知らせしましょう

毎日営業前にラーメンを撮ってアップしましょう。簡単なコメントがあればいいわけですが、インスタグラムにあげて女性客を狙うのもいい手です。これらはSNSなどに使い慣れている人の意見を事前に聞いたりするといいと思います。

友人や知り合いでも、あなたの本気度を常に試しています。店やってるよ、来てねーという「軽っ!」な感じでもいいですし、そういう本気度を示せばそこまでやるなら食べにいってやるか(笑)という人も多くいそうです。

これらはラーメンや接客などの支障を出さないために、限りなく簡単に出来る方法、例えばスマートフォンで写真撮ってアップを1分くらいでやるようにしたほうがいいですね。毎回同じラーメンでもいいですし、盛り付けを変えたり、店のスタッフの話でもいいですし、話題のアイデアは何でもいいと思います。

駅前でチラシを撒きましょう

駅に近くても例えば駅の南にいる人は駅の北には通勤ルートでないと行きづらいものです。駅周辺でチラシを撒きましょう。スタッフに仕込み前などに撒いてもらうのがいいと思います。チラシ自体は新規オープンくらいしか効果がないと思いがちですが、逆に新作ラーメン出ました!(季節ごとに変えるとか)、今当店流行りのメニューはこれ!とか、女性客に来てほしいならキャッチコピーも気を配ってつけるとか(女性のみに配るとか)、色々と工夫ができます。

折込チラシ+ポスティングもやりましょう

飲食店はそのエリアにいる人との接触が多いのでまずはそれらの人を取り込む必要があります。こういった広告宣伝はあまり効果がないという考えもできますが、一方で広告宣伝において誰に何を伝えるかを明確にしていない人も多いでしょう。

「うまいラーメンがあります。食べに来てね。」では伝わらないわけですが、「名店で修行を10年積んで独立」とあると、気合を感じられるわけですので「おっ!」となるわけですね。もちろんそうしろということでなく、何を伝えたいか、お客さんにどういう行動をとってもらいたいかですよね。

以前とあるイベントチラシを撒いた時に、冬場で喉も乾燥しがちなので、飴ちゃんをホチキスでチラシに綴じて配ったものです。枚数自体は数百枚で大した枚数ではないですが、大学駅前で学生向けということで、チラシを見て申し込みがあったことを覚えています。飴ちゃんをつければいいのでなく、なんで飴ちゃんをつけたのか?ということです。目を引くため、食べてもらうため、覚えてもらうため、それを手にとって飴を舐めながら見てもらうため。飴自体は大した金額ではありません。個数が1000個とかになると大した金額ですが、注目度が上がるなら安い投資だと思います。

チラシをまくのでも色々な工夫ができるということですね。

暑い寒いなどを察知して提案しましょう

あるチェーン系のお店は、お客さんにお茶を出す時に、冷たいか熱いお茶かを聞いてみます。とくに春などはそうですが、暑かったり寒かったりで、暑いけど冷たいものは苦手という人もいるわけで、選べると助かります。最も、冷たいものをテーブルにおいておいて、熱いものを提供してもいいわけです。

オペレーションとしてお茶を出すことが決まっているので、お客さんはどちらを飲みたいかを選べるのはいいですよね。

梅雨の時期は雨が多く客足が下がります。どうしたらお客さんが雨でも来たくなるかを考える必要があります。冬場はどうでしょうか。昨年の冬は暖冬で、鍋の素が不調だった(鍋をやらないから)ようですが、夏も暑すぎると外出したくなくなりますよね。例えば女性であれば日傘があるので、日傘がおけるところがあるほうが嬉しいですよね。ひざ掛けなども冷房が強いと必須アイテムになりますが、それらも女性客を増やしたいなら必要ですね。荷物置き場やカゴもあるかないかで全然違います。逆にそれらがない店はほぼ男性向けと考えられますし、あるところは女性客が多いという判断もできますね。

口コミしてくれる人を増やしましょう

僕の場合は口コミというか会話で旨いラーメン屋があるということを言っています。ラーメンが好きなら誘ってみたりするわけですが、そのくらいのファンを育てていきましょう。これらは普段来る人の顔を全部覚える必要はないわけですが、大体この時間帯はこういう人が多いとか、このお客さんよく来てくれるなあとか把握する意識は大事ですね。あの人最近来なくなったけどどうしたんだろうかとか。

お客さんにお願いをするのはなかなか気が引けるわけですが、ファンであれば協力もしてくれるはずです。お客さんの声を載せるとか、アンケートや新商品開発とか、セットのアイデアとかそれはもうアイデア次第です。もちろんいきなり言われては驚いてしまうので、知っている人から頼んでいくのがいいとは思います。

接客は悪いが食べに行く店がある

あるうどん屋さんで、初めて行った時に注文をして番号札をもらい、席で待つというスタイルでした。待っていると多分自分なのだろうと思ったのですが、呼ばれた番号が違っていました。わざとすぐに動かずに待っていましたが、店側は詫びるということもなく、一言すいませんというくらいでいいのですがそれもありませんでした(笑)

単純に受け付けた人が手で番号を書いて札を渡しているので間違えたのでしょう。別に怒りを覚えるレベルではないのですが、あえて食べたい味かということを考えて二度と行っていません。

一方で、あるお寿司屋さんは、ランチもやっていて重宝しているのですが、うなぎの寝床スタイルでスタッフの仕事量が多いのか、またはスタッフが少ないのか、職人は寿司を握るが入り口をあまり見ていない(笑)ので、入ってスタッフが来るまで待たされることが多いです。会計時もそんなことがあります。ただ味は旨いので、とくに文句もなくやっていますが、これで味がダメとか、他がダメならもう行かないでしょう。

こう考えると、お店って不思議ですね。完全に好みです(笑)

近いからあまりうまくないけど行くみたいな人もいるんじゃないでしょうか。美味くないなら潰れると思いたいのですが、他に選択肢がないならということもこの時代でもありえます。状況次第ということですね。

完璧なお店なんてありません。サービス悪くても味がいいならやっぱ行くんです。サービス良くても味がダメなら行かないかもしれません。両方出来てお店じゃないの?っていうと、人によってサービス感度は異なります。提供のタイミングはかなり細かく見ていますが、同じメニューで遅く提供されるとやはり気になるものですね。また自分が逆の立場なら(遅く注文したのに早く来る)、そのお客さんに悪いなって気分になるからですね。

おわりに

飲食店はお客さんとしていくわけですが、沢山のヒントがあって面白いですね。とくに初めてのお店は、リスクもあるわけで(笑)チャレンジでもあります。お店をどうしたいかとか、こういうアイデアがあるとか、なかなか出てこない場合は、今あるお店にお客さんとしていって気づきを得るのは有効なやり方だと思います。良い所はどんどん真似していきましょう!

引き続き定点観測しまた報告したいと思います!

 

 

ビジネスって面白い、アイデアの価値ってもっとある。そんなことを自分なりに伝えられないかという思いから、シゴトクリエイターをやっています。一緒に楽しいビジネスを生みだしていきましょう。1記事でも何かヒントになれば嬉しいです。

ビジネスアイデアに悩むあなたに!

本ブログの1年間(2016年4月から2017年3月まで)で人気だったアイデア記事をギュッと10個にまとめました。A4で72ページ(約44000文字,読了目安は110分)。ぜひ新規企画や新規アイデアを考える際につまみながら読んでもらえれば嬉しいです。
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