障がい者を支援する10のビジネスアイデア

質問

Q.はじめまして。

障がい者の支援となるようなビジネスを考えています。今のところアプリ開発や商品開発という漠然なものしか思いつかず、なかなか細かい良いアイデアが出てきません。

お知恵を拝借させていただけますと幸いです。

宜しくお願い致します。

回答

A.以下で回答致します。

1)アイデアの出し方

基本的に漠然とした出てこない場合はインプットが足りてないか、具体的に考えられない(インプット、経験、見たこと等が不足しているため)ということはよくあります。

経験がなければ何も出来ないわけではないのですが、神社の経営をしたことがない人が神社を経営できる確率は低いです。ただ企業経営者が神社経営も同じと考えたり共通点があればいける確率のほうが高いでしょう。蛇足ですが外部から取締役や社長を引っ張ってくるのはそれを期待しているからともいえます。

さて、そういう意味で、障がい者の困ったことを調べるだけでも自ずとアイデアは出てきます。

ニーズの把握といえます。

例えば障害があると遊園地等でなかなか遊びに行けない。ならばそういう遊園地等にいけるサービスをしたり、紹介するサイトでもいいでしょう、それらをビジネスとしてお金を出して儲かるかまでは最初は考えなくてもいいと思います。はじめから完成されていたり、完成形を目指すことで「行動」にうつせない事が多いですから、それだけは気をつけたほうがいいと思います。

考え方次第ですが、障がい者手帳による給付金等である程度は保護されるのでそれらの安定的な所得があるため、必要不可欠なサービスであれば市場を作り出せるという見方も出来ます。

 

2)組み合わせる

もう一つだけアイデアの出し方です。組み合わせをすればアイデアはいくらで出ます。

障がい者のニーズに対して、例えば健常者が解決したものをあてていくなどが考えられます。やりたいことありきでいくか、ニーズ解決からいくのかは自由です。

それらのアイデアを狙ったりするのもいいと思います。基本的に、単位というか区切りや組み合わせやパーツで考えられるとベストです。

例えばアプリ開発が悪いわけではなく、アプリ開発を自分はしないが人に任せるのか、またはアプリのデザインだけ作るのか、アプリのアイデアだけ考えるのかで全くビジネスは違うものとなります。

例えば障がい者に使いやすいアプリがないというとき、そのアプリを一個ずつ作るのもありですが、作らずに誰かにお願いするけど、売れたらお金をもらうというやり方も出来ます。もちろんそのアイデアがある程度ヒットするとか、実績がないとなかなか乗ってくる人はいないとは思いますが。

3)ルート記録付きの地図アプリ

想像にすぎませんが、例えば車いすで移動する場合、少しでも斜面がない道のほうが少ないでしょう。その場合に、一度最適だ、または
走りやすかった通路を記録しておいて、そのアプリに従えば最適な道をナビしてくれる。そんなアプリがあるかもしれませんが、そうやって考えれば具体的に落とし込めます。

ご自身で車いすにのってもいいですし、そういう車いすユーザーに直接聞くのが一番いいと思います。

ここでのポイントはアプリ開発という単語の意味はあまりないので、車いすの移動で困った→それを解決するアプリを作るという形で考えることです。

もちろんこのアプリがいけるかどうかは別問題です。

4)販売管理システム

作業所等では、ワインやパンやアクセサリーや花、様々なものを作っています。確認していませんが、楽天のような、Amazonのような作業所で丁寧に作られた、高品質者が買えるというものがあると面白そうです。

とはいえ、生活者からすれば作った人が健常者かどうかはそこまで意味がありません。

よってそういったECサイトを作っても埋もれてしますので、逆に作業所向けのつまり、toBということですが、売上管理や販売管理システムを提案して売るというのはどうでしょうか。

例えばパンの売上管理をどうするか。自動化しているところは皆無だと思いますが、むしろ作業としてそれらを障がい者にやってもらう印象があります。

考え方次第ですが、仮に集計に4時間かかっているなら、1時間にして、3時間は違うことをするほうが成長はできるかもしれません。

作業所向けの販売管理システムは聞いたことがありませんが、ではそのシステムをどう売るのか、いくらで売るのか、それらが課題となります。使った分だけ払えると一番いいかもしれませんね。

5)IT支援

例えば、スマートフォンの操作の仕方を教えるなどの教えるビジネスです。または最新のものをわかりやすく教えてくれるなどです。

今でいえば、フリーSIMなどで格安スマホを使いたい場合、サポートをどこまでしてくれるかですが、それらの導入を教えてくれるのであれば健常者でもそうですがニーズはありそうです。

教室をやってもいいですし、家庭教師としてもいいですし、障がい者で軽度な人を育成して、講師としてやってもらうとかもいいかもしれません。

6)点字図書支援

目が不自由な人の手段として点字があります。点字化する作業などはボランティアベースらしいですが、それらを自動化したり、支援することで稼ぐのはどうでしょうか。いわば翻訳事業となるでしょうか。

国内だけでは狭いなら、世界に目を向ければ点字のフォーマットが国際的な規格があればいいですがそうでない場合はそれを翻訳できるというところで強みとするか、既に先行者がいそうですが、違う視点で考えると突破口はありそうです。

例えば、エロ要素を入れるわけではないですが、点字本を注文すると、それを朗読してくれるなど(この場合は耳も不自由な場合ですね)

7)就業の支援

例えば障がい者では就職する場合は困難になりがちです。障がい者向けの就職支援などの求人情報フリーペーパーがあるようですが、そういった代行や一旦採用側企業をうけて仲介するというのもニーズは高そうです。

例えばウィングルはその手の就労支援では有名だと思いますが、
http://www.wingle.jp/
そういったサービスパッケージを作るのは諦めて、そこで埋もれてしまう、隙間で引っかからない人向けのサービスをするなどです。

またこういった情報も知らなければ使えないわけで、そういう情報提供をすることから価値を作っていくのもありだと思います。

8)ボランティアをする

ボランティア等をしているのであればそこでの体験、またはしてないのであれば何かしてみて障がい者の生の声を集めます。

そこからニーズを探したり、問題解決のサービスを試すなどをするのは当たり前ですが、実際はこういうことを面倒くさいといってやらない人が多いのも事実です。

9)障がい者向けのクラウドファンディング

ニーズがあるか分かりませんが、障がい者の人が気軽にお金を集めれられるなどのサービスを作るのはどうでしょうか。

例えば当然身体的、能力的に出来ないことはあれど、こんなことをしてみたい、そういう時のお金を集められるサービスです。
クラウドファンディングが成功しているかはさておき、今までになかった商品やアイデアで集められるのはユニークといえそうですし、今の時代ならではと感じます。

同じように、障がい者向けのクラウドソーシングなどの仕事をマッチングするサービスなんかも面白いかもしれません。

10)ダイアログ・イン・ザ・ダークのようなイベント

イベントをすることで、視覚障がい者や視覚の理解を狙うものです。
http://www.dialoginthedark.com/did/

こういったイベントを開催することで、理解を深めるのもありかなと思います。

11)まとめ

障がい者のニーズ、地域や現場、提供できること、その提供方法などで、組み合わせで全く違う切り口にも面白いものにもなったりします。

一方で、人は矛盾しており、誰向けのもので提供したが全くヒットせず、ぜんぜん違うところで使われるケースもあります。例えば高齢者向けのヘッドホンが若者に受けて使われるとか、聴力が弱い人に使われるというようなことはあり得る話です。

もちろんターゲットを決めるなということではありません。ターゲットを決めてもそういうことがある。

当然ですが、ご自身が障がいを持っていたり、その人が身近にいればその障がい者向けという視点は非常に価値があるといえます。成功確率が高くなるといえます。一方でそれらがなければ成功確率は低くなります。もちろんこれは視点の話であり、必ずしも健常者が障がい者向けにサービスを提供できないということを言いたいわけではありません。

最後に注意としては、アイデアを考える人、またはアイデアの数よりも、実行で試す回数や人のほうが圧倒的に少ないはずです。
やればやっただけチャンスや成功確率はあがると思います。

ご成功をお祈りしております。

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