訪問美容ビジネスで独立する際の営業先のアイデア12

質問

 

Q.初めまして。訪問美容をしているものです。
訪問美容の独立についてアイデアを頂ければと存じます。

訪問美容とは、有料老人ホームに出張して理美容をする形で、個人宅よりも施設がメインです。
来年を目処に独立を考えているのですが、普通の美容室とは異なり、お店を構えないので、看板がなく、最初の営業がとても肝です。さらに、新規施設でない限り先にライバル会社が契約していますので、奪うか比較が必ず起きるのでそこでの自社の強みが問われます。今は人の下で訪問美容働いてますが、そこからリストの持ち出しはできないので0からのスタートになります。どこからアタックするかについてアイデアがほしいです。

自分的には、サービスの質を高めるのも勿論ですが老人ホームの得意先例えば車椅子会社などからの紹介なんかが有効ではないかと考えています。

 

 

 

回答

 

1)ホスピタルクラウン協会等の切り口

 

http://www.hospital-clown.jp/
ホスピタルクラウンご存知かもしれませんが、訪問介護、または患者や小児的な小さい子向けに、安らぎや楽しさを届けるというような活動です。あまりビジネスでやってるというよりも、非営利事業というのをよく聞きます。

もちろん彼らの慰問先等も既にライバルが抑えているかもしれませんが、クラウン事業+美容で新しいアイデアを作ったり、お互いの価値を高めたり、訪問先へのバリューを提供すれば、他とは一線を画した提案になるかもしれません。

 

2)マクドナルドハウス

 

http://www.dmhcj.or.jp/
マクドナルドは基金、またはマクドナルドハウスという小児患者向け、その親へのサポート的な医療、建物を運営しています。マクドナルドの大手となると個人が切り込むのは難しいわけですが、各地のハウス、または小児向けというターゲットを切り開くきっかけになるかもしれません。

子どもであると単価が安くなったり、そこまでニーズが増えないかもしれません。

 

3)訪問美容x特徴での検索広告

 

訪問美容でGoogle検索すると、とくに広告も出てこないので、ワードとしては単価が高そうですが、さらに地域、または特徴とするワードを入れて差別化をしていくこともありかなと思います。こちらは攻めでなく、インバウンドということですね。

例えばアイデアとしては、
訪問美容 30分 カット
とか、サービス提供時間、単価、老人ホームなどの施設名称、サービス名称、女性向けなのか、男性もOKなのか、美容を中心としてそれ以外のマッサージなど付加サービスもあるのかなどです。

おそらく、最初は、老人ホーム、女性、その他の特徴で絞り込んだ方がいいわけですが、仮に訪問美容業界というのが検索広告などあまりやらないところなら、逆に目立つチャンスとなります。

またそこで集客ノウハウをつければ、ご自身が動くだけでなくチームや組織化、教育などの切り口も出てきます。

ポイントは広告をしろということではなく、他がやらないなら仕掛ける価値があるかもしれないというところです。

 

4)医師等へのアプローチ

 

老人ホームの主なサービス利用者はどこからくるのかですが、独り身では心配な息子や娘が親を心配してとか、介護等がハードで厳しいなどといった色々な事情がると思います。

その初期段階で捕まえれば施設に入るのを待たずに営業をかけることが可能です。最も個人へのアプローチが手間であれば、リストを集めて一斉にまとめて行うなどの効率化なども考えられます。これはまとめて訪問するという意味合いです。

医師というよりも、ソーシャルワーカーなどの福祉現場にいる人と、勉強会などに出て仲良くなっていくと面白いかもしれません。

 

5)分譲系老人ホーム

 

やや所得が高い人向けですが、老人ホーム的な万一の心配もなく、かつ食事やレジャー等の施設などもあるかと思います。

そういうところも分譲などが建設する段階である程度、取引先を決めてしまう、または大手なので一定の会社規模、実績で決められるかもしれません。

やや受け身ではありますが、そういった受注を受ける法人などの近くにいること、または実績をあげて単なる美容師でなく、指導や教育も出来るレベルになっていれば、違う立場で仕事ができるかもしれません。

分譲といえど、大手でなく地域のデベロッパーや地域の不動産会社が建てるものであれば、参入の余地があるかもしれません。

 

6)宅配事業者との連携

 

例えば、山間部だときついですが、スーパー等が不採算店舗でなくなったりした地域では逆に宅配スーパーなどがチャンスということで打って出るところもあります。
そういった宅配事業と提携し、老人ホームユーザーとはずれますが、地域の顔として地域の理美容の「仕事」を奪わない程度に仕掛けるのもありかもしれません。

具体的には、宅配事業を行って訪問する宅配車などのドライバーが訪問美容予約を受付するなどです。指定時間にまとめて行います。

 

7)既存の紹介

 

例えば、現在の勤め先のリストはNGということであれば、グレーかもしれませんが、お得意さんなどでついてくれた人の知り合いなど、既存リストを汚さないという部分で最初を開拓します。

これもダメかもしれませんが、知り合いの知り合いくらいならギリギリOKということを願いつつ、要領よくやれるといいかもしれません。

 

8)訪問美容ギフト

 

例えば、ギフトやプレゼント、贈り物でも今はモノだけでなく、体験サービスを贈れるギフトもあります。
ソウ・エクスペリエンスなどがあります。
https://www.sowxp.co.jp/

こういった会社に提案するか、またはギフトとしてご自身のサービスを売るというのもありだと思います。具体的には、親を心配する子ども達向けに販売し、親への感謝、敬老の日などでのギフトサービスが期待できます。また誕生日などもあれば、ほぼ一年中ギフトサービスが可能です。

ただこれは真似もしやすいので、何か工夫を入れないと既に参入している法人やライバルに抑えられるので、これも違う工夫が必要となります。

切り口として、訪問美容を売るのではなく、ギフトサービスとして売るという視点です。

 

9)レクレーション事業との提携

 

例えば、老人ホーム向けにレクレーション、例えば歌う、書道、ヨガ、遊びなど、そういうレクレーション活動があるかと思います。

それらを提供する事業者と連携して、レクレーション以外の価値として提案します。最もこれもレクレーション事業を行っている法人の訪問先が訪問美容枠が押さえられていたらダメなのですが、仮に訪問美容枠では埋まっているものの、レクレーション枠ではいけるなどがあるかもしれません。

訪問美容=レクレーションではないのですが、強引ではありますが、例えば「80歳からも輝くおしゃれ」などという講座、ワークショップをやるなどです。どちらかといえば比較的元気な人向けなのでターゲットがずれているかもしれませんが。

 

 

 

10)お見舞いプラン

 

8と似ています。お見舞いとしての訪問美容です。よって出張先が病院等ですが、これが出来るかどうかは不明です。切り口として、お見舞いとしてきれいになるというのはアリなのではというところです。

 

11)ウィッグ等のヘアケア用品との連携

 

車いすメーカーのような連想ですが、髪のお手入れなどで悩み相談、そういう部分ではネガティブな商材でもありますが、そういった会社と連携できると面白そうです。

 

12)新規開業する介護等法人のリスト

 

これは簡単に手に入らないと思われがちですが、例えば空き家であれば空き家を見てリストアップすればリストと出来るわけです。
そのような感覚として、例えば法人は法務局等を閲覧すればリストが見えます。最もこれらの新規開業先を法務局等にいって見てくるのは手間ですから、
それらを代行して取得するサービスがあるということです。

例えばナビットなどは比較的大手ですが、そういった代行調査をしています。
https://www.navit-j.com/service/openkun.html

こんなサービスで、福祉事業で地域を絞って購入してみてその効果を検証するのは無駄ではないかなと思います。
最もライバルも同じように手に入れてくることが想定されますので、そことどう差別化するかが鍵となりそうです。

私であれば、例えば、新規開業の手助けということで、単に訪問美容要りませんか?でなく、なぜ訪問美容が必要なのか、お客様の反応やお客様の価値を高めるなどというチラシを作ってまずはDM+電話でアタックするかなと思います。

 

13)まとめ

 

実際に最初にアタックしていく、皮切りは非常に大変なところだなと感じます。

しかし柔軟に考えるヒントとして、例えば海外から特定の治療をするために来日する外国人などがいるという話もあり、どういう切り口で訪問美容するか、
または地域医療の医師と組むとか、外国人向けのサービスとするなども考えられます。

 

全てやると良くわからないサービスになりますが、トライアンドエラーを通して、色々なヒントが見えてくるのではないかと思います。

一つでも参考になれば幸いです。

 

 

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