化粧品等の新規開拓アイデア10

質問

Q.化粧品の販売をしております。

商品の特徴としましては、ソバの葉エキスを使用して石けんやゲルクリーム、化粧水を提供させて頂いております。

先月からゲルクリームと化粧水は先月より販売しておりますが、口コミや代理店形式などで販路を開拓したいと思っております。

今回は販路拡大、新規開拓で何かアドバイスをいただければと思っております。突然で申し訳ありませんが、よろしければ、アドバイスをお願いいたします。

回答

1)ターゲットを区切る

例えばですが女性向けだと想定すると、20,30,40,50代で化粧品は異なるのではと思われます。また肌質や肌ノリなどを考えると、気候や体調等も考えられます。たくさんの化粧品を使い分けるのが日常かどうかは分かりませんが、年代でもまだ分け方が粗いかもしれません。

さらに絞込み、20代でかつ仕事がハードとか、飲食業界で働く女性とか・・・ペルソナのような具体像を作ればいいということではなく、それに対する想像をすることで、よりターゲットが買うイメージを出すのがポイントだと思います。

販路つまり、売る側の視点、小売やバイヤー的なイメージであれば、おそらく、20代向けのショップと30代向けショップは明確に分かれており、それらに売り出し方も異なると思います。これは年齢が異なるだけでも違うということであり、そのために区切ること、または誰にメッセージを出すかを明確にすることとなります。

蕎麦の葉だから健康に良い、だけで突破できるわけではないと思うので、なぜかの成分や理屈を言うよりも、女性向けであればシーンなどのシズル感、どうしてもこれが欲しいのだというところを訴求してはじめてターゲットに届くということになります。

それをもって販路が見えてくるのではないかなと思います。

2)蕎麦の葉見学ツアー

生産工場や仕入先などの生産者の顔をみてもらいます。または購入者特典としたりします。作業を見てもらって信頼や安心をしてもらいます。

一時期お茶の成分かなにかでアレルギーというニュースがありましたが、アレルギーがある人は敏感ですのでそのあたりも考慮されると面白いかもしれません。

ツアーにより話題をつくるアイデアということです。

3)ライフスタイル別提案

グラソーというコーラの飲料があります。
http://glaceau.jp/

このようにライフスタイル、想定するなりたい自分などで
商品ごと、石鹸、化粧水、ゲルクリームをセットにしたり、提案して価値を高める(ターゲットに対して)のはどうでしょうか。

4)既存の補完商品を狙う

商品自体は既に多く出ている中でそこから売り上げるには
どこで戦うかが明確になってないと戦いづらいと思います。

既に市販されているものへの不満をリサーチして、そこから補完するというのも戦略になりそうです。

具体的には大手の石鹸や化粧水等では、ちょっとなあと思う人向けに、その不満を補完する価値を提案するというものです。いわばプラスアルファということになります。

5)アンバサダーマーケ

http://matome.naver.jp/odai/2138467255550159901

要は口コミとなりがちですが、そのアンバサダーに対して
とくに見返りはない(例えばブログ記事広告などではないわけですね)のに、商品がいいから勝手に宣伝してくれるというものです。

ではこういうファンを作るにはどうしたらいいか。利用者や愛用者を作り、徹底的に聞き込み、当然可能な限りですが、お客さんにこたえていくことでファンになってもらうことでしょうか。

ここでそういう商品の質がなければできませんし、またその応える姿勢が良くなければファンにはならないと思います。

ポイントは、何を売っているかとなります。例えば、あなたの人生の幸せを売ってるのだというと臭すぎるかもしれませんが、化粧水を売ってるわけではないのだ、というところから始まるかもしれませんね。

6)サンプリング

http://www.moratame.net/
サンプリングとはちょっと違いますが、少額で試せるサイトもあります。

こういったところで販促するのも一つの手かなと思います。当然口コミが発生する、反応が聞けるのがこの手のサービスの価値となります。

7)アフィリエイト

アフィリエイトはやりつくされていますが、アフィリエイト広告等で売っていくことで、商品を広げるというのもありかなと思います。

8)ミルトーク

マクロミルの法人向けサービスがあります。
https://milltalk.jp/

マーケティングとして一般の消費者にアンケートが可能です。ここで聞いてみて、反応を踏まえていって商品改善や改良、販路開拓のアイデアを探すのもいいのではないでしょうか?

9)youtube広告

コスト的に厳しいかもしれませんが、youtube等、動画等で多く最近みていますが、面白いものが多いですね。そこから話題つくりということもありかもしれません。

10)従量制などのビジネスを変える

ビジネスモデルとして、買い切りでなく、サブスクリプション、つまり定期購入型(リピートし続ける)、使いたい放題などある種違うビジネスにするという考え方もありです。

いわばDVDレンタル等がそういうモデルが普通になってしまったのと同様です。

プライベートなものなのでシェアはあまりないですが、お裾分けしやすいサイズにして小売するなども戦略的にはありかなと思います。

11)まとめ

販路や代理店等を探したい場合でも、どういうものをウリとしているか(これは御社でなく、販路先がですが)が
結局肝になると思います。メインターゲットに重ならないなら両方にメリットがないからですね。

また一方で市場を作るという意味では、男性向け化粧品を開拓するという発想もありだと思います。

一つでも参考になれば幸いです。

以上失礼致します。

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

違和感で発想のやり方が学べます

日常生活で感じる違和感を用いて、アイデアを出すやり方が学べます。「違和感発想法」は誰でも気軽に出来るサービスです。

LINE公式アカウント登録で無料で学べます。気になる方はチェックしてみて下さい。