アイデアシェア運営から考えるシゴトの作り方

シゴトクリエイターの大橋です。

台風一過というところで晴れましたね。ちなみに最新の台風は19号が発生のようで影響はないものの、台風の数自体が少ない感があるので10月になってますけどまだ来るかもしれませんね。気象予報なんて出来ませんけど。

さて、今回は運営サービスのアイデアシェアについてのアクセス解析をしていこうというわけで見ていたので、本ブログでなく運営サービスのシゴトづくりという意味で参考になれば幸いです。

アイデアシェアの現状

アイデアシェアとは、アイデアコンペサービスです。まだまだ小さいですが、始めたのが4月なのでもう半年なんですね。早いものです。ご利用頂いている方、ありがとうございます。

色々な見るべき指標というか数値データがあるとは思いますが、ざっと挙げていきましょう。

アクセス数

2016年7月 ユーザー360、PV1,516
2016年8月 ユーザー409、PV1,396
2016年9月 ユーザー670、PV2,734

という直近3ヶ月の動きです。概ねPVは1500から3000とコンペやってると増えるとかそんな感じですね。

登録ユーザー数

登録ユーザーは77名です。

開催コンペ数

4月から9月までで4回です。

投稿記事数

全部で78件です。

ざっと基本データとしては以上でしょうか。

なお有り難いことに有料サービスであるシェアインフォをモニターとして無料で使わせてもらっています。よってこれらにかかるサイト作成費やランニング費用は0円です。あとは、どうサイトやサービスを成長させるかということですね。

アクセス解析

GoogleAnalyticsで7月から9月の3ヶ月間のボリュームで見てみました。とくに気にしているのは、流入ワードとかどこから来るかですね。

流入キーワード

シェアインフォというドメインにぶら下がっているせいか現状ではサーチコンソールが登録はできても検索クエリが取得出来ないので、Google検索結果などのクエリデータが見えないのはちょっと痛いですね。

オーガニックサーチでもキーワードはあるっちゃあるんですが、8割がnot providedなのでちょっと使えないですねー。

ワードは分からないというところです。こういうのは仕方ないですが、逆に流入ワードからの手応えは確認しづらいということですね。

参照元サイト

実際に参照されているところが何処かを見ていきます。ちなみに、リファラルが1位、オーガニックサーチ2位という数ですね。よって検索からよりも参照から来るというのがメインです。

全体のセッション数が788で、

1位は月3万円ビジネスサイト。32%あります。サービス当初は月3万円ビジネスという切り口だったので今は異なるでなんだか申し訳ないです。ミスマッチ感がないことを祈るばかりです。

2位は当ブログです。10%ほど。ということは自分ブログでの告知は有効だということになります。良かった良かった。

3位はインスタントチーム。こちらは9.9%。運営チームということでチームが募集作成できるサービスとして当初から使わせてもらっています。サービス自体がプランナーやエンジニアなど提供者側視点の方だと思われるのと認知メジャーではないので面白い方が来る可能性はあるかなと。

4位は公募ストックです。8.5%。こちらは公募コンテストやコンペ情報を掲載出来るサイトです。毎回掲載頂いてまして、有り難い限りです。とくに3回目の発達障害児コミュニケーションアイデアのコンペの流入が多かったです。そのうちの6割ほどですね。コンペやコンテストなど情報掲載されたい方はぜひ使ってみてはどうでしょうか。

5位はValuePress!です。プレスリリース配信サービスです。有料プランでどやー!と出来たらいいのですが、フリーお試しプランのみでの実施です。きちっと売上が出てきたら有料プランに移行したいですね。こちらもそのうち4割が発達障害児アイデアの時のリリース記事でした。ちなみにお試しプランは記者さんへのリリースが20名(という制限)でそれらは勝手に行われるということですね。マイページから履歴・効果測定というのを見ると配信数が20件となっているので分かります。また、上のリリース記事はアクセス数が121件ありました。当然プレスリリース自体は記者の方が見てどうかというのが大きい(もちろん一般の方が見る機会がないわけではないですが)のでそのあたりですねー。お試しでされるかは不明ですが、記者閲覧数と掲載数は「–」となっています。こちらもお試しというところはありますが、プレスリリースは該当サイトやメディアに直接送ったほうが早いというのもありますが、アイデアシェアはどこに送ったらいいかあまり把握しておらず、まずはこういうところで練習という感じです。

6位は、公募ガイドです。5.4%。公募ガイドは公募などしている人なら多くの人が知っているメジャーな雑誌ですね。そのWeb版です。掲載されないかと思っていたら、どうも3回目4回目コンペ無事掲載されていました。ありがたいですね。

7位はプライベートっぽいので、8位はロゴストックです。3%です。ロゴストックはロゴの紹介やロゴ案件の公募などですが、アイデアシェアのロゴをデザイナーのたけぼんさんに作って頂いたのでその記事掲載からの流入です。ありがたいですね。色々な切り口から人を呼ぶのはグッドだと思うので、多くのサービスはロゴがあると思うのでぜひ依頼してはどうでしょうかー。

9位はstartappです。2.6%。インタビュー風にサービスを紹介できます。掲載した記事はこちら。企業のアイデアコンペにこたえて、少額賞金が獲得できるサービス「アイデアシェア」 の中の人に聞きました。

10位はツクログです。2.1%。ツクログはサービスを宣伝紹介出来るサービスです。アイデアシェアの掲載記事はこちら。

以上が、参照元サイトでした。自分のブログやプレスリリース、宣伝サイトなどは自分の手を動かして記事作成をしないと駄目ですが、公募系サイトは情報拡散が一定程度期待できると思いました。上だと公募ストックや公募ガイドですね。他の公募サイトでも掲載しているのですが、ざっくり10アクセス以下しかないものは今後やらないということで、やめます。こういうのもやってみないと分からないですね。なお無料枠での掲載なので、有料でやると効果が出るとかは別の話ですね。

またインスタントチームはサービス自体変わっているとは思うわけですがそこからも一定の流入があるので手抜けないなあと(笑)思いました。ちゃんとチーム情報は更新しているのですがそれが結果につながったといっていいでしょう。

アイデアシェアの戦略

基本Webからの流入を待つという超受け身な戦術となっています。とはいえ、じっと待っていて籠城して兵糧攻めとかをしているわけでもないので、打って出ていくというところです。

まず大きな戦略を再定義していきます。

アイデアコンペサービスとしてのニッチポイントを探る

今もそこまで検証できたことはないので駄目なんですが、数あるアイデアコンペや企画コンペサービスが亡くなっていきました。同じ轍を踏まないというところがあるわけです。同じことしていたら同じことになると、

駄目になるパターンとしては、コンペ自体の掲載数がないとか、そもそもコンペが開かれないなどです。偉そうにはいえませんが、掲載数は多い方がいいわけですが、多い掲載数で勝負はまず出来ません。よって、コンペは開かれるし豆にやっているよというところでキープするしかなさそうです。具体的には最低月1回でユーザーに忘れられないこと、同時に可能なら月2回で盛り上げていくところです。

ノルマっぽくなるとしんどいのですが、やらなさすぎると運営サービスとしての存在を忘れてしまうのもあるのでこのあたりが適当かなと思っています。

マネタイズポイントとしての収益は現状は2つです。一つはコンペ開催でのクライアントからの掲載料です。もう一つは広告収益です。Adsense広告をベタベタつけています。あまり効果は期待できませんが、一定の価値を出せれば有料化やコミュニティ化も考えられそうですがまだ早いですね。ゆくゆくはというところです。

それらを探りつつニッチなところで勝負していくのが大まかな戦略です。なおユーザー数を1,000名にするとか、PV数の数値は微妙かなとどちらかといえば投稿記事でどうというのも微妙感があるのでそれらのコンテンツどうしていくかは結構な課題ですね。

そもそもやりたいのはアイデアマン指標作成

このアイデアシェアというサービスは、チームCQという友人と動いているチーム内で出てきた「アイデア力の指標化」という話を元にしています。今であればアイデアシェアのランカーはアイデアマンだと言うのは早いわけですが、継続していくと一定の精度や成果、指標にはなるんだと思います。

まあそういう形になるとどうなるかですが、ブログのPVが戦闘力だとすると、アイデアマンや企画マンの戦闘力が分かるので面白いんじゃないかと。そんなイメージですね。

そもそもなんでアイデアシェアをやっているのか。まあそういうことを言っていても形にしていかないとなかなか進まないでしょうということで、アイデアシェアもそういう意味では戦術なのですが、その指標化に近づけるかはおいておいてやりながら学べることは多いなあと思っているところです。

賞金なしモデルは存在できるか

そもそも現状であればスモールすぎるとはいえ、出て行くお金は賞金程度です。この賞金がきちっと依頼から周りはじめれば実質は損することはありません。それはいいとして。

ではそもそも「賞金なし」でも成立するかです。そうなるとコンペでお金ないならやらないよという方が多いでしょうが、一方ブラボーなどは粗品や景品で回っています。大手メーカーが、という主語が超大事なんですが、そういうところでもお金ではなく商品で回るのはやはり仕掛けや仕組みやそういうターゲットなんじゃないかと思うわけです。

つまり最適なターゲットやマッチする人はいるんじゃないか、どこにいるかですが、そこですね。

ここではお金が仮にもらえないとしても、コンペとしてのアイデア募集。それによって応募することで何が得られそうか、関われそうか。そこをもっと見せたり、何が提供できるできそうかも見えてないのですが、そのあたりもヒアリングで検証していこうと思います。

ここでの文脈はアイデアマンがアイデアを出す時それが価値ない=無料ということでなく、そこまでお金を求めてないが協力するよとか、その話面白そうだからお金なくてもいいから協力したいよという時です。レアかもしれませんが、こういうことは結構あると思っています。自分のシゴトに活かせるとか、勉強したい分野だからとか、自分のアイデアを試せるとか、企画をチャレンジできるならというところでしょうか。

まあインターンといってボランティアでやるところはそういうところなんでしょうが、運営側ではないので一緒に作るファンというところですね。

賞金とはいえ無料か1円以上かでは全く違います。このあたりはギリギリのところを試行錯誤で検証したいですね!

面白い人が集まる、面白いコンペがある、面白さがある

面白さって何というツッコミはありつつも、そもそもアイデアシェアに面白い人がいたり、面白いアイデアマンがいたり、面白いアイデアがあったり、面白そうなコンテンツがあったり、また僕に興味もってもらってもいいですし、なんか登録だけしとくかーという人もいたり、コンペ自体で参加して刺激になったりと色々あるんじゃないかと思います。

そういうどこがキッカケで広がるか分かりませんが、面白さニッチとか、アイデアニッチとか、まあそのあたりを追求していこうというところですね。

だから何かこれだけやっていればいいというのはないのですが、とはいえ打ち手やアイデアがなければ何事も進まないですよね。

そういう意味ではPDCAはここをやるとぐるぐる回転感はまだまだですね。

アイデアシェアを盛り上げる戦術アイデア

戦略はそこまで当初と変わりません。MVPとしてプロトタイプをささっと作り検証しているところです。ですが、MVPとは検証できないと意味がないので、そのあたり見直すところですね。

具体的に考えていきます。またこれらは戦術アイデアとなります。

1.発想の仕方、アイデアの出し方をユーザーまたは企画マンから聞いて掲載する

昔書いたとは思いますが、アイデア発想コンテンツですね。一部書いていますがこれらを書き続けるのは結構しんどいですね。そういう意味では「アイデア」そのものを対象にして、寄稿を受け付けたり、盛り上げてもらうというところなんでしょうね。

2.記事連載や掲載なら外部サイトや企画サイトを作る

これは結局シェアインフォ上でやるのがいいかという話で、当ブログのようにWordpressとかでさくっと作っていくほうが自由度も高いし、SEO効果も期待できると。イメージでは、メディアって感じで分けたほうがいいなあという感覚です。例えばブクペなどの書評要約サービスは、外部サイトとしてサイドバーにもありますが、本のニュース「ビーカイブ」というものがあります。こちらで集客しているんじゃないかと思うわけですが、たまに記事中にブクペのリンクがあるくらいでもっとガッツリリンク貼っていると思ったので違いますね(笑)

要は、アイデアシェアをサービスサイトとして、他で関連するアイデアサービスサイトを作ってそことリンクさせつつ、かつコンペお知らせもそうですが、弾力的にメリハリをつけていくというところです。出来るかは腕の見せどころですがまた考えていきたいところですね。

3.利用者へのヒアリングを行う

これはやれよって感じなのでやるのですが、直接ユーザーの方にご連絡して可能なら対面、それ以外であればSkype、チャット、メールなどで直接コミュニケーションをしていきます。

というかこれやらないと手応えが確認できないので、やっていくのですが、サービスを運営しているなあという感覚が出てきますね。もしよかったら協力しても良いよという方はご連絡くださいね。

4.アイデアマンを一本釣りする

実際に面白そうな方や企画マンであっても、そのスキルが全部今活かしきっているとは限りません。もっと色々やりたいという方結構いらっしゃると思うんですね。もちろんアイデアシェアでそれができるかはおいておいて、優秀な成績を出されるならそのノウハウというかやり方も知りたいですしね。

面白いと思った方を直接手段を問わずどんどん一本釣りしていくというアイデアです。これは断われることも多いでしょうが、うまいくと良い応援者だったり、協力頂けるかもしれないので早速やっていきたいですね。アイデアマンは魚じゃないですけどね(笑)

とりあえず今のところはこんなところを試していきたいと思います。

アイデアシェアを用いたシゴトの作り方

最近このシゴトの作り方をかなり意識していますが、今回も書いてみます。

1.基本的に巻き込んでいく、相手から見たら巻き込まれる

台風みたいなものです。もちろん良い意味でです(笑)

1回目のコンペは、インスタントチームで起業を考えておられたUさんでした。嬉しいことに喜んで頂き、また近々会社も作られるようです。既に1回起業経験があるので成功確率は高そうですね。年内にコンペあるかもなのでまたご期待くださいね。

インスタントチーム自体はサービスを作る仲間を作るのが狙いですが、そもそもお金を仕事対価で取るサービスではないので(ボランタリーベース)、お金ではない点で色々やっていかないとあまり成果や効果や結果が見えづらいというのがあるわけですね。

そういった外部サービスの活かし方としてですね。

2回目は、まあ自分のサービスのアイデアコンペでした。こういう自分サービスのものはあまりやりたくなかったのですが、まあユーザー50名突破は嬉しかったのとモニターサービスでギフト券頂いたのでそれらの還元ということでした。還元するほどまだユーザーさんはいなかったので盛り上がりはいまいちでしたね。一人で盛り上がっていたといってもいいくらいで(笑)応募頂いた方ありがとうございました。

これも自分のサービスがあったり自分が使うということで見えてくるのがあるということで。

3回目は友人でもあるデザイナーのたけぼんさんがやりたいプロジェクトがあるのでそのヒアリングやユーザーテスト的に声を集めるという意味合いが強かったかなと思います。当事者の方から色々とアイデアが得られたのは良かったですが、どちらかというとコンペ主催のたけぼんさんが色々と自ら広めて頂いた結果がたまたまアイデアシェアで見えただけかなと思います。

それはともかく、普段から話をしていても、明示的に使ってもらったりすることで、プロジェクト課題やローンチに持っていく前のテストということもできるよねということが明らかになりました。もちろん誰もが出来るわけではないと思いますが。

4回目は、マキシマイズの渡邊さんです。ビジネス書籍の販促ということで、このビジネス書自体をたまたま僕がネットで見つけた出版前のレビュワー募集というのをみたので応募したというところです。それで仕事はもちろんしたのですが、そういえばということで「ビジネス書これから出すなら何か販促アイデアとか募集しませんか」という提案をダメ元でしたところ、快諾頂いたという流れです。

これもシゴトクリエイターっぽいなあと思います。自分のやっているところを上手く行かせないか。関係が一定できたり、何かでコミュニケーションしていると話はしやすいというのがポイントです。

ここでコンペ自体の成功例は依頼が外部からあってということなのかもしれませんが、ポイントは、別に親しい人や友人とはいえ近い人であっても依頼があって回ればいいってことですね。もちろん自己満足でやるとかではなく。少しずつ外から出るように口コミになりますけどね。

2.MVPの学習としてサービスを作る

学習だから適当とかはないのですが、そもそもアイデアシェアのアイデア自体はシェアインフォというサービスが使えそうなので作ったというのもあります。最もMVPをつくってコンテストに応募するのも一つでしたが。

そこでMVPっていうけど自分では作ったことがないよねということで作ろうというのが始まりです。よって、MVP経験値0ですし、サービス作成経験値0で始めています。

Webサービスに限らずですが、多くのサービスが続かないとくに個人でですが、単にモチベーションが消えたり、飽きがあると思います。そうなるのは仕方がないとしても、興味が移るとか他にやりたいことがあるという場合は良いかもしれませんが、継続できる仕組みや環境づくりが弱いというのもあるんじゃないかと。

それは言葉にするとよく言われることですが、何をそれを作ることで明確にしたり、どうしたいかなどの目標を設定していないことですね。一応これという数値はないですが、自分の中ではアイデアシェアはアイデアの指標化というのが根底にあります。もちろんそれ以外になっていってもいいですが、基本そこから大きく変わる時には結構考えたほうがいいと思っています。例えば指標は無理だし意味がないとか分かったらサービスは終わるか、違う形に変更するかなどに迫られるでしょう。

MVPもサービスもそうですが、どちらかというとアイデアがないとか、またはアイデアがあっても作るのが大変そうということで諦めている人が多そうです。実際にはシェアインフォがあってもMVPとして作るとか、これからやりたいから始める人っていそうですが、実際に手を動かす人が少ないはずです。そしてかつ継続する仕組みまで作るには自分に対して自律的に振り返るとか、誰か相談するとか、今回であればアイデアをだして試してみるとか、そういう仕組みがあるかどうかなんじゃないかと思います。

逆にそういう仕組があれば試せば多分継続できるし、上手く行かなくても得られることが多いはずです。ぜひやってみてください。

3.コンサルやシゴトクリエイターの認知として

コンサル来たら嬉しいですけど、アイデアシェアというサービスをやっていると、認知としてはアイデアマンを束ねる(笑)アイデアマンの王(笑)となります。まあ大げさですし、別にアイデアマンのトップになりたいとかは全くないですね。アイデアって結局常に変化するし、評価されたものが常に良いというかタイミングであり生き物ですから。相対的ってことですね。

とはいえ評価が不要とか、絶対的な評価でないと意味がないということではありません。

それは考え方でもありますが、アイデアって面白いから、出したり色々やろうよって提案となります。

コンサルもそうですし、アイデア出しや企画もお客さんなどでコミュニケーションしていくので結構見えない部分、それは伝え方やアイデアをどのレベルでどの頻度でどの精度で、どういう切り口で出すかって体験されないと分からないですよね。頑張っても記事としてアイデア出しの記事とか、事例集とか、あとは実績とかですよね、そこから推測されるしかないですよね。

それでは動的というよりも、結果があった後の静的なのでちょっと遅いし、見えづらいことは変わりません。よって動的という意味ではサービスなどの運営のほうが生ですし、また分かりやすいです。サービス登録すれば初期の頃の感じも出るわけですし、それはもういい感じで使ってもらえれば嬉しいわけですね。

そういう意味では実績の動的化、動きをつけるという意味でのサービス作成がアイデアシェアということになりそうです。これらを見てコンペをやってほしいという依頼も嬉しいですが、多角的に見られる人はなかなかいないのでぜひ依頼したいと考えていくキッカケになればうれしいですが、それも狙っていくということですね。

4.名刺となる実績づくりとして

アイデアシェアが成功するかはおいておいて、仮に成功して一定の認知があればそれは成功だと思います。どこまでいけば成功かはまあ今以上に考えたり練った目標や手応えがあるということですね。

友人に名刺づくりを依頼した時に出てきた話で、またそれはブログにも書いたと思いますが、「実績自体が名刺的」という実績は強いと思います。要は「仕事としてはコレやりました」というときのコレがぱっと分かるものですね。

もちろんそれが知名度抜群でなくてもいいんです。しかし自分が考えたことが詰め込まれたり、何か作業感がパないものではない。そこに価値があると思います。当然見てもらえれば「あーこういうシゴトができる人なんだね」と分かってもらえるし、説明としてもサイトだったりすれば見て分かるし、触れるし、イメージが伝わりやすいわけですね。

名刺的シゴト。なかなか簡単ではないですが、それはサイトやネットだけでなくても、ものづくりなら代表的なモノでもいいですし、Tシャツとして着ているならもっとわかりやすいですよね。身につけているものでもいいし。

そのあたりの狙いもあります。まあこれは副産物に近いです。ただ狙ってないわけではない。どうすればそうなれるかを考えて実行していくだけですね。

5.サービス運営スキルを磨く

オンラインで色々な相談を受けてやってきました。数十でなく数百なのでなんとなく相談からこれ!という相談まで色々なパターンや考え方があって面白いですし、それでコミュニケーションも鍛えられてきました。

大分前に僕にあった人はクールな印象を与える(ニコッともしないのかよ!みたいな)わけですが、こちらとしては相手が何を考えているか分かりづらいので小出しが基本です。

今もそこまで変わりませんが、ある程度仕事とかアイデアとか企画とかの話であれば面白いのでこちらも顔が緩んでしまうというか、面白いなあ!と思って嬉しいんですね。だから顔はくずれているかはおいておいて、親しみやすい感には前よりはなっている、はずです。きっと。

それでアイデアシェアではサービスとしてのコミュニケーションがユーザーさんだけでなく、お客さんとも必須です。そこまで難易度が高いことではないですが、仮に初めてそういうことをやる人には結構大変かもしれませんがそれは人次第ということで。そのサービスコミュニケーションみたいなことは結果的にサービスがないと学べないので、もちろんサービスをやっている会社に勤めるとかもありですけど、まあそれは現実的ではなかったので自分で作ったというところですねー。まだまだ穴は一杯あるし、課題もありますが、少なくとも僕のスキルで作ったプログラムではないので一定の信頼性や安定性があるので良いとは思っています。

どうすればコミュニティを盛り上げたり、弾力的な刺激を与え合ったりできるか。そのあたりは要検証ですね。

6.オフ会やユーザーヒアリングをやる

サービスを作ればその利用者がいる。そして少なくても多くても使う人が継続していればそのヒアリングをする。そうすることで面白い出会い(もちろん立場はあれど、立場を超えてフラットというのも面白いですし、パートナーとか応援者やファンなど色々ですし)があるのかなと思っています。

それをやりたいためにではないですが、結果的に継続して使ってもらう工夫があってこそのヒアリングやオフ会です。そういうことも主催していきたいし、思わぬ仕事がそこから生まれるかもしれません。どちらかといえば自分がというより、うまくユーザーの皆さんの価値、つまりアイデアシェアがあったから何か出来たりキッカケとなった。これはクライアントだけでなくアイデアマンの利用者がですね、そういう変化を生み出すことが出来たら成功といっていいと思います。

ヒアリングは早速やりますが、オフ会は名古屋だとやりづらそうなので、東京あたりですかね(笑)

おわりに

以上、アイデアシェアの簡単な現状、参照元サイトの分析、アイデアシェアの戦略ややりたいこと、そして今後の戦術としての工夫アイデアやっていくこと、最後にシゴトづくりとしてアイデアシェアをどう使ってきたか、使っていくか。

そのあたりについて書いてみました。少しでもヒントになれば幸いです。サービスをつくればシゴトが生まれるなんてのは嘘ですが、とはいえサービスではなくてもいいので何かアウトプットを出すことで見えてくるものは多いと思います。ぜひやってみてください!

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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