アイデアのインプットは評価できるか?

シゴトクリエイターの大橋です。

台風来てますね。3つも一緒に来てもらうほど賑やかではなくていいですが、一雨欲しいですね。とはいえ豪雨はこまるわけですが(笑)

今回は、すららという教育事業を展開する会社の記事が面白かったのでそこからアイデアについて考えてみます。

すららとは?

公式サイトを見たほうが正確ですが、見つけた記事はこちら。

面白いのは、すららは低学力生徒をターゲットとしていることなんですよね。それで、とくにすららカップというのが「テスト成績」ではなく「インプットした努力量」つまり、「学習時間」を評価するという仕組みです。

ちょっと長くなりますが、引用してみます。

当社では「すららカップ」というコンテストをやっているのですが、その際も評価基準となるのはアウトプットとしての点数ではなくてインプットとしての努力なんです。総学習時間とクリアしたユニット数をポイント化し、ランキングで競い合います。テストの結果をランキングするのでは、オール1の子は端からムリだと参加を諦めてしまいますが、努力だったら誰でもできますよね。それでみんな、猛烈にがんばるんです。ただ、がんばりすぎて燃え尽き症候群にならないように、適度なラインを設定することが必要なのですが。

(上記記事より引用)

これを見て一瞬唸ってしまいました。まじかーって(笑)

でも言われれば確かにそうで、全国で戦うなら相当優秀な人が集まるわけで、そこで成績評価だと諦めてしまうと。ここで猛烈に頑張るのはすごいですよね。この視点はあまりなかったです。

さらに、インプットについて褒めるという点も興味深いです。

適切なフィードバックという面では、最新の学習理論で言うと、インプット(努力)とアウトプット(点数)を捉えたとき、インプットを評価し褒めたほうが学習効果が得られるということがさまざまな研究でわかってきています。努力に対してポジティブなフィードバックをすることによってモチベーションは高まります。「◯時間で100問も解いたんだ、すごいね」と。人間だったらつきっきりでなければそういうフィードバックはできませんが、機械ならベースラインからどれだけ上がったか、どれだけ努力したかについて、客観的・定量的にフィードバックができます。

(上記サイトより引用)

すららはAIなど適切なフィードバックを研究しつつ改善しているのですごいですね。

努力を褒める、インプットを褒める、やったことを褒める

それはいいとして、これって学習というところであって、例えばビジネスや仕事に応用できないかと考えたわけです。例えばそのままいくと「今月は500時間も働いたんだ、すごいね」とかになるんですが、これはブラッキーな感じがします(笑)

営業マンを「10件今月取ったな!すごいな!」ではなく、「1時間で1件も取れたのかすごいな」ということでもなく、「1時間に10件もアポアタックしたのかすごいね」くらいかもしれません。アポは成約でなく、単に電話しただけという意味でです。

そういえばと思って、行動目標と理想目標の話は佐渡島さんでしたか、前書いたような気がします。これと似ているかもしれません。タイトルがブロガー向けですが、確かに行動目標書いてますね。この行動目標を褒めるといいかもしれません。

 

すぐ出来るような行動目標をしっかりとやっていくことでモチベートできると。それは確か、自分のマネジメントでしかないですが、人を動かしたいならやったことを褒めるのはいいということですね。

やった結果でなく、やった行動をほめて、結果もあればそれも褒める。そうすれば褒める機会も増えるので応用はやっぱできそうですね。

アイデアを褒めるには?

では、アイデアのインプットとアウトプットを考えてみましょう。

端的にいえば、アイデアは見聞きしたものやニュースや経験などがあって出ます。それらをインプットとしておきます。アウトプットは仕事ですが、例えばコンペ提案して結果が出たりするということです。

色々な事知ってるねーとか、こんなニュースがあったということを知ったなどの話がインプットでしょうか。本を読むのはインプット、人に話すのはアウトプット、インプットやアウトプットはぐるぐるしますが、確かにそんなイメージです。

この場合に、ニュースを見たこととか、インプットしたことをすごいねーというのは結構レアかもしれません。面白いことであれば興味を持ってもらえるので別なんですが、単純に3個も面白いこと知ってるのすごいねーってならないかもしれませんね。

結果出てないのにほめられると馬鹿にされた気分になるかもしれません(笑)

努力的である読書をまず褒めるなどとなるのですが、結構難しそうですね。

やった記録とか見える形にするとやっぱやる気が出る

人から褒められなくても、自分がやったんだなと思えるとやっぱりやる気が出ます。脳って単純かもしれません。

アイデアなら僕ならアイデア通帳なんていう記録ノートがあるわけですがそれもやった感を出すためにやっています。地味に楽しいのはそういうところかもしれません。別に褒められたくてやってるんじゃないんですけど、褒められるというか楽しんでもらえると嬉しいですよね。

自己の学習や成長ではなく、例えばWebサービスの成長とする時、それはやはり成長している感が見えるほうが親しみというか、本気度というか、やっている感というか、実際にやっているから「演じている」わけではないんですけど、やっぱり楽しさを感じやすいですね。会話ではないですが、「見せる」ことで「ユーザー」とコミュニケーションする感じがしますし、こちらに問いかけている気もします。面白いですね。

自分だけで黙々と学習することはきついけど、仲間と一緒なら出来るは、褒めるのは同じ目線だと難しいかもしれませんが、励まし合いなら出来るかもしれません。それはみんチャレなどがそういう視点になりますね。

アイデアのインプットを評価するのはどうなのか?

インプットすることは社会人とかビジネスマンであれば当たり前な感じがします。それをイチイチ褒めるのはハズレかもしれません。

しかし、これはインプットが不要という話ではなく、膨大なインプットがあるからアウトプットがある。アイデアでいえば膨大なアイデアのネタがあるから、面白いアウトプットされる氷山の一角的なアイデアがある、と僕は思っています。

アイデアのインプットを褒めるのは例えば学習初心者として、アイデアを出したいとか考えたいという人向けに最初は良さそうですが、やはり少しずつアウトプットにフォーカスをしていくというのが自然かもしれません。

努力をすれば何かが叶うというのはかなり解釈が難しいところです。外れていたらその努力は叶わないからですが、諦めないのも大切ですよね。ここのあたりが色々な解釈がされすぎて表現が難しいところですが、あえていえば、努力をしつつ結果が出るまでループを回して一個でも出たら検証したり改善していく。その一個までが長い道のりかもしれませんし、そこから伸ばすのが長い道のりかはケースバイケースかもしれません。

おわりに

とりとめもない話となりましたが、すららの学習視点は面白いなあと思いました。行動目標の話を思い出しましたし、また逆に言えば一定の成果が出るまではブログ記事数を単に増やすというその切替も大事な気がしました。

要は戦略や戦術は変わっていくので、これで全てオッケーですみたいなことはないなあと。あと一般論になるので、自分で考えないとやっぱダメなわけですね。このあたりはいつものパターンということで。

 

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