地下鉄掲示における強調のインフレ

シゴトクリエイターの大橋です。

大分前に寝かせていても結構自分なりに感じるところ?だったので、書いてみたいと思います。とくに公共交通機関には見られる傾向だと思います。というか行政や自治体に見られるかなと。

強調のインフレとは?

インフレとは増加していくくらいの意味合いです。例えば、「強調」とあると、より強く強調します。

視覚イメージを珍しくすると、

ほらコレだよ!

という感じで軽めの太字にしたとしますよね。

でも、これが、

普通の状態でも太字レベルになると、もはやここでは太字では分からないかなと思います。さらに強調したい場合はどうするか?

そうです。こうなります。

ほらコレでより強調だよ!という形で無駄にフォントサイズが多くなっています。このブログでは怪奇レベルの奇妙な強調です。

これを強調のインフレといいます。

要は、強調で慣れてしまったので強調強調となって、さらに強調強調強調ということになります。

実際はどういうやつ?

例えば名古屋の事例で恐縮ですが、名古屋の市営地下鉄という名古屋の地下鉄のエスカレーターによく見られるのが、「階段を使おう」「走るな危険」というような注意メッセージです。

これらは名古屋だけでなく、各都市で地下鉄に限らず、公共交通機関なら見られる傾向のメッセージです。

しかもそれらがお世辞にもセンスが良くないので、何か職員さんが一生懸命言ってるのはわかるけどもーという感じになってしまいます。でも掲示しないわけにはいかない。

これを自治体的かどうか分かりませんが、「公開」「情報発信」「伝える」というところで色々と違いがあります。公開ってインターネットというより、掲示したら公開なんです。開いてるっしょということです。まあそうですよね。

この冗談っぽい話が出てくるのは、自治体自体が「あまねく平等に区別なく」という精神だからですね。特定の人を贔屓することはないが、それが逆に誰も知らないが「公開」はしているということになってるんですね。笑えないですが、軽く笑っておきましょう。よくある話かなと。

強調のインフレが続くと?

実際に「走るな!」と書かれて、それを見た人が「走らないでおこう」という「対応」になったケースを知りません。多くの人は無視します。

それを「走ると死ぬよ」と書かれて実際に死んでしまうアクシデント系漫画が結構流行っているような気がしますけど(笑)まあそういうのもあります。しかし一般的に「死ぬ」とは書けない。

「危ない、事故になるし実際に走ったり絡まって事故になって怪我をしていること」もあるわけですが、それに近い教習所の飲酒運転恐怖ビデオを見てもやはり飲酒運転は減りません。

アナウンスのミスというのもあります。「走ってない」人が多いわけですが、そうではない「走らない人」に「走るな」といっています。少数の人に掲示コストをかけるのがどうなんだ?これも自治体とか行政的に考えると面白いかもしれませんね。

強調のインフレ自体はうるさい掲示物があふれることになります。なんとなく景観的に「ベタベタうるさいですね」となるわけです。これが気にならないならオッケーですが、そんなこともできんのかい!と思ったりするわけですね。

一回全部掲示物取ったら?

一回全部インフレを取ってあげると、いいかもしれません。それで掲示をしていくと。とはいえ、こうすると今までインフレで抑えていた走らない人も走っていいんだ!とか思ったらアカンわけですが(笑)

ただ、一回クリアすると、軽い強調で強調効果が出ます。そっからは我慢です。掲示物を減らしていくなんて方針を出すと面白いかもしれないですね。

おわりに

強調のインフレということを言いたいがために書いたような記事ですが、こういう視点は色々と面白く使えるときがあります。日常の生活の気づきのストックはどんどんやったほうがシゴトのヒントにもなります。

例えば自治体絡みのシゴトや交通マナー系のアイデア、または最近気になったことや広告キャッチコピーの提示の仕方もこれらは反面教師とすべきですが、そういう意味でも面白いですね。

 

 

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