お仕事を頂くざっくりしたパターン。ご依頼を迷っている方のご参考になれば。

シゴトクリエイターの大橋です。

お仕事を頂くパターンというのが完全に定型化されているわけではもちろんありませんが、もしかしてライトにもう少しご相談されたい方もいらっしゃるのではないか。そう思いまして、そういった方向けに書きました。

具体的に言えば、シゴトクリエイター大橋に依頼ではないが、相談としてコンタクトを取ろうと一瞬でも思ったことがある。しかし、そこまですることもないかと思ってアクションしなかった方向けです(笑)

もちろん、新規でご依頼頂く場合のご参考にもある程度なるかと思いますので、ご検討されている方はぜひぜひ。

問い合わせを頂くパターン

大橋への仕事依頼はどういう形が多いか。冷静に考えると、概ねお客様となったり、お仕事になるケースは圧倒的に「具体的な依頼」というよりも「こんなことをしたいんだけど、できそう?」といういわばざっくりしたものが多いです。

ざっくりしたご依頼

  • 今、自社というか自分でこんなサービスを考えているんだけど、社内でも良いアイデアが出てこなさそう。そういう状態なんだけど、対応できそう?
  • 集客アイデアが欲しいのだけど、そもそもこれって集客アイデアの何かが欲しいというよりも、どういう視点で考えたらいいか。どういうコンセプトや価値があるか。「アイデア」というよりも、根っこの部分をもっと考えて欲しいけど、そういうのもできる?
  • 新規事業としてすでにトライしているけれど、外部の意見が欲しい。アイデアマンの意見でもいいけど、そもそも大橋さん的にどう思うか意見聞かせて。

みたいな感じです。

もちろん、ざっくりとはいえ、本質的には「ビジネスアイデア」「新規企画」「新規事業」に関するものでないとさすがにつらいです。例えば組織改革をしたいんですがといわれても多分辛いです。あと経営的な数値を見て欲しいはお門違いになります。

あくまで大橋のアウトプットは企画です。この企画というのは非常ーーーーーに分かりづらい点もありますが、超簡単に申し上げれば、今までないものやったことないものを実現化することです。何をやったらいいか、逆に未来こうなるなら今は何をすべきか、どちらも企画だと考えます。

上のざっくり感、つまり「新規アイデア」「新規事業」とかを考えているという中で、出て来る課題や見えない点や新たな視点が欲しい。そういうときにはお役に立てます。

NGケースもあります。

NGケース

  • 何でもいいからアイデアを出してくれればいい
  • 私はあまり分からないから頼むわー。(ぽい!)
  • 確実に利益が出るものでお願いします(当然でしょ!)

みたいな、いわゆる「作業者扱い」、「完全丸投げ」、「成果保証的な匂い」のものはお断りしております。NGケースはほぼ今のところありません。おそらく、本ブログやこちらのご提案から非常に信頼頂きご理解を頂いていることが非常に分かるからです。

完全丸投げとは、もちろん事業や新しい視点については「どうか?」と聞くのは最もです。ですが、それはお客様がある程度考えて頂いたものがある前提です。「何も考えてません」はオッケーですが、「考える気がありません」はさすがに駄目ということです。一緒に考えるスタンスがないと良い関係ができないと考えております。

新規事業でなくても、企画としてはそれらは今までないか、またはやったこと無いことをやることが多いです。その性質は少し考えれば分かるわけですが、それなのに「成果を保証」するとかは辛いです。もちろん成果報酬モデルというのは、営業が強い仕組みなどにはありますし、それが仕組みとしてはあるところはあるのでしょうが、私としてはそれはできないというところです。

こういうと、「そこまでのコミットメントしかないのか!」みたいに怒られる方がいるかもしれませんが、そういうことではなく、「もちろん成功確度は上げるし、役に立ちたい」のです。ただ、成功保証まであると、それって企画立案全てがそういう性質なのでこちらも仕事にならない(報酬とならない)ことになります。それは無理ですという話ですね。

ざっくり→明確にしていく

それで、ざっくりまたはぼんやり、または曖昧ななんとなくという話があって、それをこちらで細かくしていきます。

例えば、

  • それってこういうサービスがありますが、近いんじゃないですか?
  • その概念や考え方は実は考えたことがありますが、概ね駄目でした。(または概ね良い線いったかもしれません)
  • 噛み砕くと、多分次のアクションはこうなりませんか?
  • コンセプトでぱっと分かるかですが、ちょっと弱いと思います。コンセプトがあればうまくいくわけではないですが、コンセプトがないと結局土台がないのも確かですよね?

みたいな落とし込みやヒアリングや会話から導いていきます。これらはコンサルっぽくいくと、「チェックリスト」があったりすると格好いいのですが、そういう論理的なチェックはやっていません。あったとしてもそれを出して、例えばA,B,C,D,Eの中でCが弱いですね。Cを強くしましょうって筋が悪い気がするからです。

多分、Cが悪いのは分かっているお客様が普通で、でもどうしたらいいか意見を聞きたい。そこを仕組みや大橋の強みでカバーできないか。またはアイデアがないか。企画の力でどうにかできないか。そこだと思うからです。

例えが適切か分かりませんが、医者と同様です。何か調子が悪いんですか?というのは当然で、どこが痛いですか?痛みではなく、メンタル的なことですか?最近からですか?前からですか?持病などはありますか?食べたものは・・・?

そういう項目があるわけではないですが、ほぼ確実に出てくるのは「なぜそれをやるか」です。そして「どうしていきたいか」です。それが明確にあれば、お客様が嘘を意図的につくことはないのですが、表現として曖昧だったり、言語化されてないこともあります。そこを明確にします。ちなみに、これらが曖昧なままだと、こちらも曖昧な結果、なんとなくやったことしかならないので、お互い不幸です。ですので、ここは「なぜやるか」が見えないならそこをディスカッションさせてもらいます。

また「どうしていきたいか」は、ゴールだったり、目標だったりなんでもいいのですが、どうなりたいか、どうありたいか、事業をどう作りたいかなどの願望であったり、今のアイデアだったりそういうものを聞いていきます。

依頼とは、明確な何かではなく「曖昧さ」から始まる

よって、もしご依頼を考えている方で、ちょっとなあ(違うかな?と思ったら無理にとはもちろんいいません!)という方以外であれば、曖昧で申し訳ないなあというところのまま投げてもらえればオッケーです。

もちろん、流れはこうなります。

依頼がだんだん明確になるのが普通です

  1. お客様の軽いパス(ざっくり度高め)
  2. 大橋の受け答え(もうちょっと聞かせてもらえませんか)
  3. お客様のパス(ざっくり度中)
  4. 大橋の受け答え(それならいけるかもしれません。こういうことができそうですよ!)
  5. 課題の整理、ゴールの明確化。何をするかコンセプトの定義(これでざっくり→明確に)

というところで、当然お客様が考える点もあります。そして私も考えます。そういうやり取りの中で、明確になっていくわけです。

もしかしてご依頼自体がミスっている(大橋を必要としないケースもあるでしょう!)場合でも、別にこちらに仕事が来ないから適当にするとかはなく、違う人や違うプロに頼んだほうが良いのであれば私はそちらをご提案しますので問題ありません。

曖昧なパスは嫌いじゃないの?

フリーランスとしてやっていると、こだわりが強い!みたいな印象を与えているかもしれません。こだわりは・・・強いと思います。ですが、コミュニケーションにおいて自分のスタイルを強要することはまずありません。

そして曖昧なご依頼、またはメッセージやご相談は大歓迎です。冷やかしだとちょっと辛いですが、とはいえご連絡頂いたり相談頂いてナンボですので、まずそういう相談があってどうかというところです。それは私もそうですが、依頼を考えたことがあるお客様からアクション頂けないとこちらもどうしようもないというところです。

ちなみに、曖昧なものを明確にしていくことは企画の一つだと思います。コンセプトや大まかなイメージがあってそれをどう具現化して形にしていくかもほぼ同じようなことだからです。それを妄想で終わらせずにどう形にするか。そこがシゴトクリエイターの腕の見せどころです。

むしろ、曖昧なものを明確にしてお客様の考えやアイデアを整理することやそこから新たなアイデアや企画となり、喜んでもらえることが嬉しいです。それは通称「壁打ち」と言ったりしますが、これは価値があることだと思います(本当の壁でなく、ちゃんと適したパスをする壁ですね)。

曖昧→明確になっても依頼とならない場合でもいいの?

もちろんです。ただそれ自体は企画にするとか、アイデアを出すとかそういう報酬を頂くわけではないので、こちらも突っ込んだ提案が出来ません。それはご理解ください。

例えば、曖昧なパスを投げてある程度明確にしてもらって有り難いけど、大橋さんに投げる形ではなくなってしまった。というのはあるかもしれません。それはそういうものとして明らめるというか、またの機会でご利用頂ければというところです。

こちらとしても、無理に受けて納得いかないことをしたくありませんし、お互いに不幸となることは避けたいからです。

明確になってからの依頼もいいの?

もちろんです。有り難いです。

実際にこのアイデアを出して欲しい、それをこのように使いたいというご依頼もあります。ただ、その場合においても、どういうアウトプットや本当にそれでいいのか、というツッコミはもちろんします。

一方で、ある程度明確になっているものがある方はご自身でもある程度考えられるので、出来る方も多そうです。出来る方なのに、あえて大橋を使って頂くというのも嬉しいですし、ご一緒出来るのも楽しいです。

そこまで明確であれば、単に依頼の受け答えやヒアリング、ツッコミのコストがほぼ消えるのでスムーズにお仕事させてもらえる印象です。

依頼のどこから報酬が発生するの?

基本的にアウトプットするアイデアや企画を考え始める、着手する段階で報酬を頂きます。相談時点はもちろん無料です。ただ相談時点の課題や整理が明らかにコストがかかるとか、こちらの事情で対応しづらい点などがあるときは例外ですが、基本的に相談対応は無料ですのでご安心ください。

その上で、ご依頼や課題が明確になってきて、これに対して企画を考えます。またはアイデアを出します。またはアドバイスしますというところで契約となり、報酬が発生します。

ですので、シンプルに問い合わせや相談はもちろん無料です。そこでコミュニケーションの上、どうかというところになりますので、ご安心ください。

まとめ

簡単にまとめると、

曖昧なご依頼でもまとまっていなくてもいいので、ばばっとパスしてもらえれば、意外にさささっと明確にできるかもしれませんよ

という話です。もちろん、時間は有限こちらも生きていますので、瞬時に自動的に何かは無理です(笑)

ただ、曖昧な形を恐縮される方もいらっしゃいますし、まとまってない段階で頼んでも申し訳ないと思う方もいるのかなと思いまして、こうして改めて書いてみました。

曖昧大歓迎ですよ!ということで、またご依頼の参考に頂ければ幸いです。

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。