シゴトを作るとは楽しきことの連続なり
シゴトクリエイターの大橋です。
毎年恒例の愛知サマーセミナーを無事終えました。今回はアイデアをシゴトにする3つの考え方ということでお話をしてみました。お話というほど偉そうなことは言えないんですけどね。
資料も作ったところで80分のボリュームを入れる事はできませんが、エッセンスなどを踏まえつつ、振り返りしがてら、シゴトにしていくマインド等を書いていこうと思います。
目次
長期的に考えると好きなことをやったほうが良い
よくある問いで、「好きなことだけやってて稼げるはずがない」というのがあります。ただこの問いは「嫌いなことをやれば稼げる」ということではないわけです。よって、単に嫌なことをやってる人が妬みで好きなことやっていいよねーという人に対する発言に近いです。嫉妬、ジェラシー。人は妬むものですから。
それは人間らしいわけですが、とはいえです。自分の今の状態が良くないと思っていて、いつまでそれが続くんだろう?と延々と考えてしまう人もいるんだろうと思います。あなたはどうでしょうか?
そういう場合「短期的には今のままでいいんだ」といえるのですが、長期的には少しずつ変えていくのがグッドです。そして、可能な限り好きなことや楽しいことをやったほうがいいに決まっています。嫌なことを仕事にするのだという哲学、または家訓などがない限り。
長期的に考えられないならまずこの感覚は受け入れられないんだろうと思います。
シフトチェンジをしたつもりはないが、自分の生き方は自分で決める
かっこいい台詞ですが、美化しすぎも意味がありません。これはかっこよさはなくて、泥臭く、現実がこんなのは自分の生きる道じゃないのだよ。といういわば現実の否定です。
否定だけならそれだけですが、変えていって自分が望む方向にステップを刻むこと。それが行動を変えることです。
想定内でしたが、先ほどの妬み的なものを受けることはありませんが、羨ましがられることもあります。ですがちょっと待って下さい。それなりのリスクを受け入れてるし、社会的信用ってあるんですかね?(笑)というところはほぼありません。
それは自虐ではなく事実です。事実ですが、それが正しいんだろうかというと間違っている。間違っている社会がただあるだけである。こういうふうに物事や出来事や実態を捉えられるかは結構ポイントです。別に人や社会を否定すればいいのではなく、どうなんだ?ということを考えていくことですよね。
その程度の思いや何か思うところがないのだとパワーが出ない。やるべきことや、現実を変える(少なくとも自分が変わる)ことって出来ませんよね。悲しいですが事実だと思います。正論というよりも、事実。
自分が正しいというか、思ったことを貫く
これもカッコイイ台詞ですが泥臭いです。まず正しいという感覚や思ったことが勘違いということがよくあります。そして貫くとは継続であり、どこでも主張していくことです。
人にも初対面の人にも、ブログでも、どこでも。嘘はダメですよ(笑)
一貫性とはそういうことです。それがないと信頼すらしてもらえません。逆に信頼をしてもらえない辛さを分かっていればそんな信頼を裏切ることを連発することもないですから。
結果が出てきたらやっぱりねとなるのかもしれないのですが、結果が出る前からかなり走ったりかなり歩いたりして結果が見える。ということは?そうです。結果って後からしか見えないんです。前から見えることはない。それは詐欺ですね(笑)
それがやりたいなら、アイデアを出し続けろ!
好きなことでもなんでも良いんですが、コレと決めたことをやり切るのは決め打ちというよりも、「それをやりたくてやっぱり諦められない」という儚い思いに近いです。コントロールをして自律して僕はやっているというよりも、好き好きパワーが溢れてしまって止められなくなった。それで今の既存の枠だとむずいぞってことになって今に至るわけですが、はみ出すの大いに結構ですし、そのあたりの許容やキャパがない人ほど、大きな声で騒いでしまうわけです。
そういう自分がやりたいことでも面倒だなという時もあります。そういう意味で、「課題」が出てきたらまたアイデアを出す。もうダメですというのはありえない。何か出す。ストイックというよりも、仕事ってそういう感じがします。ただそれが好きだから「痛み」を感じにくいだけかなと。痛みを感じにくいというだけで痛さはあるんでしょう、きっと。
アイデア出し、企画を立てること、勘違いをすることとイコールだと思うわけですが、それをやりたくない人がやると苦痛でしかありません。やりたい人なら楽しくて仕方がない。
つまったらそこも突破するアイデアを出す必要がある。泣き言は言ってもいい。でも、それを突破できないリスクも、出来る結果への責任も自分次第。これってシビアっていう人もいるんですが、僕からすれば自由だと思うわけです。自由だから楽って感じじゃないですよね。
人、仕事、お金の順で考えろ
これは失敗したとはいえ、起業第一ロケットの教訓というか起業前から設定したルールでした。結果的に僕は人と仕事がしたいのであって、仕事と仕事をしたいわけではない。またお金のために人と仲良くなりたいというのもない。結果的にはそうなっても、やっぱ人と相性悪いならやれないですよね。
これを好き嫌いだよねという解釈もあるんですが、実際に仕事をする人が相性が悪いならパフォーマンスも出ないですし、要らぬことを考えてしまいます。またお金のためといって割り切る仕事ってやっぱすぐ終わります(笑)本当にすぐ終わります。
長期で続くってそういうこと、つまり何かトラブっても、人の関係性でリカバリ出来る。が、そういうことがないんですね。割り切る仕事って。割り切ってるからなんですけど、割り切ってやることを仕事という人もいます。それは辞めたほうが良いと思います。長期的には多分痛くも痒くもないはずなので。
おかげさまで、人には恵まれていると思いますし、理解ある人や尊敬というかフェアな人が多い。逆にそうでない人とは付き合わない。それって差別みたいなことはスルーで大丈夫です。無理して何かするということはその人に合わせることであって、時間を奪われることに近いです。逆に理解があればフェアになりやすいし、フェアになるまで時間がかかるとかがあるかもしれないですけど、やっぱフェアな人はフェアですよ、やっぱり。
大したことないねチェックはたまにやろう
僕のアイデアって大したことないですよね?って言われたら、やっぱりなにくそ!と思う。僕でいえばアイデアとか起業とか企画の話なんですけど、そこは譲りたくないなと思う。これを大した事ないねチェックといってます。
プログラミング大したことないねっていわれても、あまりムッとしないんですね。確かにそうかもしれないと思っちゃう(笑)悟りというよりも、自分が負けたくねー!って思えるかどうかが大事ですねって話です。
好きなことが見つからないっていう人もいますが、どちらかというと「何かダイヤモンド」みたいな「ピカピカ」しているものを探している印象です。基本的にものすごく劣悪とか荒んだ何かでないなら、好きなことって出てくるはずです。それを好きというのが慣れてないとか恥ずかしい、自分の意見を言うのが下手とか苦手とか、そういう蓄積に過ぎないかなと思っています。
そして好きなことで仕事にしなければいけない。というのもちょっと偏ってます。そこまで僕は言いませんし、思っていません。出来る限り好きだと、アイデアを出せるし、ワクワクが普通より高めになって楽しいし、もっと出来ると思うし、いいことが起こりやすいというか運が良くなるみたいな感覚があるからですね。逆にこれを嫌いなことで実現したら「嫌いなことをやったほうがいい」って言いますよ(笑)そういう考えの方もいるんじゃないでしょうか。それはそれでありかなと思います。が、ここは好きな方でいきましょうよって感じです。
シゴトづくりはかく楽しきことなり
なんでシゴトクリエイターとかそういうことを言い出した、または言っているかですが、書き出しておきましょう。
- 新しい人と出会うことが出来る。その人がお客さんになるかもしれない。
- 自分が楽しんでいると相手も喜んでくれる。または自分が相手に貢献することもしやすい。
- 新しいことをやりたいけど出来ないという人もいる。認識や言語化でギャップを抱える人が結構いる。そういう人の手助けをしたい。
- 世の中のことを自分視点で見ることがすなわち価値となりやすい。また相対的に人の価値も認めやすい。自分が正しいとか間違っているというような陳腐な話になりづらい。他のことを知っているから。
- 小さなことでイライラするとかがなくなり、大きなことで考えられる。大局観のような形で生活ができる。とはいえ小さなことも楽しめる。大きなことをもっと楽しめる。
- アウトプット自体を決めずに形にすることで、様々なシゴトの作り方のノウハウや手法自体を会得出来る。学習できる。そしてますます磨かれる。それ自体のプロセスも楽しい。結果も楽しい。
- 全く関係ないということがなくなる。少なくとも関係ないという割り切りが消える。世界は自分に関係している。遠いけど関係しているという感覚になる。これは無関心ではないということに近い。
- 信頼の数だけシゴトになる確率を上げられると考えている。確率の問題。練習は裏切らないみたいな形で、人やシゴトや経験の数は裏切らないと思う。
- お客さんがでなく、色々な人とシゴトができる。特定の誰かとしかシゴトをしないというのは面白みにかける。共に成長するとか結構好き。でも、それはその雰囲気に酔うとか、傷の舐め合いみたいな徒党ではない。チームであり、仲間である。仲間大好きって感じじゃないけど。これは人と一緒に出来ることでまた新しい可能性を産みだすということが楽しい。
と、まあキリがないですが、非常にたくさんの面白いことが起こるし楽しいなあと思ってやってます。
アイデア出し然り、企画づくり然り、起業相談しかり、アイデアコンペ然り、アイデアコンサル然り。それ以外にも水面下で色々とやろうとして種まきプロジェクトなりがあるわけですが、楽しい!全部楽しい!
そして思うんですよね。働きマンじゃないですけど「シゴトってやっぱこうでなくっちゃ」って。「こう」といってるのは、自分が「これいいなあ」「こういう状態だよ、やりたいのは」っていう理想なんですけど、理想は理想でなく形にしていくことなんですよね。それで終わるかというとまた次やりたいことが出てくるのでやると。そんな繰り返しですよね。
おわりに
取り留めもない形になりましたが、これはシゴトクリエイターというシゴトというよりも、自分の生き方とか考え方に近いです。
仕事を否定されると人格を否定されたと思う人もいますが、これって多分言い方とか、分け方とか、仕事=人生とかし過ぎなのも良くないなと。
例えば仕事が1個しかないと思えばそういうポートフォリオが作れない。つまり、3つくらい仕事があれば、1個ミスってもそこまで人格攻撃にはなりづらい。当然3個適当にやったら全部適当になっちゃいますからね(笑)その違いはぜひやってみて体得してくださいというところで。
夏真っ盛りになってきましたが、暑さにバテずにがしがしいきましょう!
筆者プロフィール
- 「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介、仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューやお問い合わせはお気軽にどうぞ。
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