大三国志のプロモーションアイデア公募スキルカイトルにチャレンジしてみた。

大三国志というスマホゲームがスキルカイトルという面白い試みをやっています。期間が結構あるのと、三国志は好きなのでゲームネタというよりも、まあアイデアを買い取ってもらえるだろうしというところが面白いのでチャレンジしてみました。

今回は考えたアイデアを出しつつ、買取だったら譲渡ですのでどういうアイデアを売れたのか、または売れなかったか検証していきたいと思います。

スキルカイトルの概要

最高50万円、買取予算総額2,000万円!超大規模三国志戦略RPG『大三国志』のプロモーションアイデア・スキルを募集し、査定・買い取りするキャンペーン「スキルカイトル」を実施。

これが公式サイトの情報です。

要は何か作ったり考えたりしたものをTwitterで応募したら、番組で審査して買い取るというものです。もちろん一次審査通らないと多分番組で検討されないので、全部が買い取られるという企画ではありません。

買取金額は1000円から、50万円まで。50万円狙いたいですがそこまで刺さるのが何かは不明です。また予算は2000万円という相当な金額なので、どんどん応募していくのがベターだと思います。マクドナルドのキャッチコピーって数百万件応募あって数百万の懸賞金だったのでこれを金額では軽く超えてますよね。

アイデアは、イラストとかは僕は駄目ですので、文字やアイデア、Webサービスを活用したり、プログラミングなどでうまくアイデアを形にできないか。そんなことを思っています。

アイデア自体が今のところ見ている感じでは買取された気配がないので、多分アウトプットがないとアイデアだけでは厳しいのかなと思ったりしています。

出したアイデア

では、スキルカイトルに応募したアイデアを順に見ていきましょう。

1.大三国志武将スロット

3個スロットを回して、適当な武将を生成します。ちぐはぐ感があるのはまあご愛嬌ということで、アイデアとしてはこういうスロットをたくさん作ってもらえば大三国志は広がるかなと。三国志の興味や大三国志の世界観を入れると面白いかもですが、ユーザーが勝手に面白がる余白があるほうが盛り上がりそうですね。

キャラクターだけでなく、三国志の戦術や策略や物語を入れるだけでもいいし、プレイヤーが思う「やられた!」とか言葉を入れるのも面白そうです。

このアイデアはスロットメーカーという昔見つけたサービスを活用させてもらっています。

 

2.三国志武将しりとり

しりとりネタを調べると熱心な人が掲示板やブログに書いてコメントしようとしていたりが垣間見えました。実際にしりとりカードがあるまでは調べていませんが、とりあえず、武将でしりとりをしたら面白そう、三国志のネタが書いてあればさらに面白そうです。

こういうのはプロトタイプが大事なので、とりあえず印刷を真面目にすると死ぬと思ったので、画像だけでもと作ったのがこちら。

これをデジタルでやるなら、「君の好きな武将カードを作ろう!」といってそのカードを集めていってしりとりをするとかをTwitter上でやると盛り上がるかもしれません。

上で気づいたのは「あかいなん」だと、しりとり終わりですよね(笑)それをネタにしてとりあえずアウトプットは終了ということで。作りたいならいっぱい作っていける余地があるってことで。

3.キャッチコピー「彼氏を作る合コンのネタにピッタリ」

三国志ゲームは男性メインでしかも小学生くらいからやるか世代が不明ですが、まあ、メインは20-40代くらいの男性だろうと想定されます。

そこで、女性とりわけ、20-30代くらいの女性向けの切り口として、合コンネタで男性と話を合わせるという視点で考えてみました。実際は、出合いの場は色々と想定されて、これが結婚相談所とかだとまた違うし、出会い系サービスとかだとまた違ってきそうです。

ここではアナログな合コン、友達等の流れで出来る場で、男性と話す時に、女性側が「やっておくと男性視点または男性と話が合わせやすい」という合コンありきの切り口です。ここで合コンをそもそもしない女性とか、合コンがあっても男性と話を合わせるまたは盛り上げるネタを仕込むまたは何か仕入れておく視点がない人はターゲット外です。

これらの話題は男性側が合コンもですが主導するイメージがなくはないですが、これらももはや幻想かもしれないと。そうであれば、立場を問わずそれぞれ仕込めば優位またはよりアピール出来るとなります。努力は必ず成果を保証するわけではないですが、やらないよりやったほうがいいというところです。

彼氏と入れたのは一般的にイメージで「合コンのネタに」と入れると読み手が男性か女性かというところで、露出されるメッセージが多くは男性向けだろうと思うのでその場合は男性向けとなりここでは対象外です。そこで「彼氏」と入れることで、「女性」向けにやってみたらということを示します。もちろんセクシャルマイノリティとか色々と考慮すべきですが、ここでは問わずに、ストレートというタイプで考えています。

もちろんこのコピーを女性向けイベントで展開するとか、そういう工夫が問われますが、女性が読むメディア向けにレビュー記事として合コンや出合い力を高める!みたいな女子力アップみたいな媒体に投稿やPRするといいかもですねー。

4.Twitterのタイムラインを活用したプロモーションアイデア

シンプルに、大三国志の文字を「大」「三」「国」「志」と並んだら賞品がもらえるというもの。自分以外のユーザーで並べる必要があるので、仮に自分もオッケーでも、3人または4人ユーザーでかつ大三国志ユーザーとTwitterでつながる必要あり。

もちろんすべてあげなくても抽選等にして予算を縛ればオッケー。

シンプルだけど、Twitterで何をやってると話題になることがあるかも。

5.魏呉蜀度合いチェック

脳内メーカーを用いた、シンプルなツール。魏呉蜀をどれが好きかを自分の名前を入れることで判断するライトな遊び。

魏呉蜀度合いチェック

脳内メーカーって自分で作れるのも再開してみたいでラッキーでしたね。

6.キャッチコピー「戦う領土の大きさはなんと万里の長城5往復分のビッグスケール」

壮大な大きさということで、本作は200万マスとことで書かれています。1マスはまあ構造物を作るとかでそこそこデカイと思うので仮に100mとして、今回は面積でなく長さのみを考えました。大きさを伝えたいだけです。

1マスを100mとすると、200万マスは、2億mとなります。2億mをkmになおすと、20万kmとなります。20万kmの比較でコピーを考えます。

地球の外周は4万kmほどです。地球5周分の長さ!も面白いですね。個人的には中国であるので万里の長城を持ってくるのがいいのではないかと思いました。万里の長城は2万kmほどはあるらしいので、万里の長城10個分!も面白いですね。

10個というと東京ドームみたいな一定の塊であるほうが適切でしょうから、多分、走ってみるみたいなイメージで「往復」のほうがデカさをイメージできそうです。地球外周を走るみたいな。1往復で4万なので、丁度5往復すると、想定する200万マスのデカさとなります。

もっとも万里の長城の長さなんて知らなくても、一般的に中国にあるデカイ壁というのがあるのでスケール感が出るかなというところです。

200万マスはおそらく領土や拡大するエリアが膨大にあるーみたいなことですが、実際のサイズに直すと相当の戦いだなと感じてもらって、そこからスケール感でユーザーにやってもらおうという狙いですね。

7.スキルカイトリ落ちゲー

落ちゲージェネレータを用いて落ちゲーを作成してみました。基本的なアイデアは文字を「大三国志」と並べるものを作りたかったのですが、意外に文字を入れ替えるだけのカスタマイズが出来る落ちゲーメーカーはありませんでした。

落ちゲージェネレータは面白いのですが、タイトルがカタカナでかつ狙ったものが出来ることはほぼないので、無難なところで本応募タイトルに近いものにしました。なお、スキルカイトルと「ル」にしていないのはちょっとまずいかなというところからです。

スキルカイトリ落ちゲー

8.作詞「孔明は君の味方」

諸葛亮孔明をモチーフにした、とはいえこれは仲達側の台詞のような気がしますが、基本的に、孔明の罠=世の中の常識、孔明の罠じゃない=君の生きるリアル、という形のわかりやすい構造にしています。

孔明の罠自体に何かしらメッセージ性や伝えるべき価値があるのでなく、そういう孔明の罠という分かりやすいものを抽出して、「罠」というのは何か。世の中における罠というのはなんだろうか。そして「もしかして今の日常は策士である誰か?の術中に陥ってるのではないか」というところを狙います。まあやりすぎると陰謀論みたいになりますが、遊びはほどほどにってところですね。

Twitterでは短いために、微妙に懐かしいサービスであるTwitterLongerを召喚しています。ありがとう。

孔明は君の味方

9.Twitterで使うネタ画像「200万」

Twitter利用を想定して、友達同士で話す時に大三国志の特徴を聞かれた時に使う画像です。使えるかどうかも分からないところですが(笑)

こういうライトなものが刺さることもありますからね。

10.boketeのお題でプロモーションするアイデア

boketeで突っ込むネタを募集して大三国志の認知を拡げるプロモーションアイデア。既に三国志ネタはいくつかあるものの数は少ないものの、知っている人は多いため強烈に広がるポテンシャルがあるかも。

ボケてキーワード「三国志」

大三国志ゲーム内のキャプチャでもいいし、三国志ネタならなんでもオッケーとして、ボケ画像やツッコミコメントで盛り上げる。

11.記念切手を使って切手層へアピール

記念切手という枠を使って、例えばシニア向けや記念切手を集めている人、または郵便局というチャンルにアプローチ。世界史好きや三国志好きがちょっとやってみるかと思ったりするかも。

クリエイティブは微妙ですが、切手風というところでさくっと文字のみで作ってみたネタ。

郵便局はオリジナル記念切手サービスをやっているので現実的には可能。

12.大三国志あるかなサーチ30

商品検索をしたら面白いと思って作ってみた。楽天商品検索APIは確かに簡単な方なんだろうけど、jsonのデータ取り出しで手こずったり、phpのfor文完全忘れてたり、あとページネーション(ページ遷移)が面倒というか分からなかったので、デフォルト表示の30のみとした(笑)

手抜きだけど、イメージとして楽天いって検索すればいいものをキーワード検索で「大三国志」と入れてるだけ。

多分だけど、アフィリエイトとかも出来るので、三国志とかにしてアフィリエイトID入れてやったほうがサービスとして面白そう。ただ売れるかとかそのあたりは微妙でしょうな(笑)

大三国志あるかなサーチ30

13.記念QRコードを作成して配る

名刺カードでなくてもいいんですが、QRコードを貼り付けてどこでもアクセス出来るようにする。カード、チラシなど。ランキングイベントでユーザーに配布なども面白いけれど、オフ会などをやるイベント主催者に配るなどは効果が出そう。

おわりに

13案ほど出してみました。

オチはないんですが、どうも買い取られるっぽいのは、落書きでもいいので絵であり、動画とかのコンテンツであり、キャッチコピーとかって書かれてた気がしますが微妙っぽいです。

現時点ではとくに手応えはなかったので、期限も9末とわりと長期戦のため、ここでストップとしました。

おそらくですが、絵、イラストなどのアウトプットであればいけるんじゃないかと思います。なんでもやってみることが大事ですね。

現場からは以上です。

追記

なんとスキルカイトルの番組で紹介され、無事3,000円という価格でカイトリ頂きました。ありがとうございます。

大三国志電視台#6 人中の呂布 馬中の赤兎の章 35:35あたりで紹介されています。

 

 

 

キャッチコピーのアイデアと他2つくらい紹介されているかなあというところですが、アイデアを買取頂けるのは確かだということです。予定では9月30日までなので気になる方はぜひTwitterで応募してみてはどうでしょうか。

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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