Webサービスを作る時の実際の企画書を見ながら、今までの運用と学んだことを振り返る

シゴトクリエイターの大橋です。

webサービス集めましたというサービスを運営してきて、大分安定してきたなという感覚を持ったのでシゴトづくりの事例として振り返ってみたいと思います。

結論としてこれで大きく稼げるという事例ではないのですが、自分が好きであるまたは興味があり面白いことで、コストを掛けずにある程度やれるよねということが分かる(これは自分が実際にやってみて分かるということ)だけでもものすごい価値だと思います。

多分ですが小さな人間あろうというと誤解をされがちですが、とはいえ全ての人が起業だーとかそういうわけでもない。僕の考えでは、起業的な何かとかどうしても譲れない何かがあればそれを、なければ自分の特性をハックしてこれやれると人生楽しいポイントを刺激するというのが大事だと思っています。

そういう意味では有名や目立つこと以外で、どうやっているのか。そのプロセスが見えることって無いのでもしかしたら参考になるのかなと思いました。

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Webサービス集めましたとは

一言でいえば、Webサービスを宣伝できるサイトのことです。これを2016年7月頃企画して作成しました。

珍しくというか、Webサービスの精度や企画を高めるために、「企画書」を作っていました。とはいえ、パワーポイント3枚の簡単なものです。

企画書は作ったほうがいいかというと、これは自分で作るので誰かに納品するわけではないのですが、例えば誰かに外注したいとか仲間と作るなら何かしら共有したい資料があると便利ではありますね。

自分で作る場合はブレないためにあるといいですね。なくてだめということではありません。今回は狙って作る、企画したイメージの再現精度というか実現精度みたいなものを検証するイメージで作っておきました。

サービスの企画書

簡単ですが、企画項目としては、当時のものは以下のようになっていました。これが全てとか正しいとかは全くなくて概ねこれを見て企画できたり、動ければいいという程度です。

1ページ目:タイトル、概要、メリット、計画

2ページ目:投稿方法、競合サイト

3ページ目:サイト作成計画、撤退ライン、狙い

というようになっています。

順に見ていきましょう。

タイトル

タイトルは企画書を書いた時点では決まっていませんでした。よって動詞系でいいよねという手抜きで「Webサービス集めました」となりました。もちろん、Webサービスやアプリの宣伝サイトという記述はしてありますが、名前はないけどこういうのは後回しで進むべきでしょう。

企画書にはこんなメモ風に。お客さんに出すとかそういうものではないのでラフです(笑)雰囲気を感じてもらえれば。

Webサービスやアプリの宣伝サイト 名前なんかない?

(Webサービス集めました企画書より)

概要

サービスの概要を書きます。企画書には以下のように書かれていました。

個人や法人問わず、作ったサービスやWeb、または広めたいものを掲載できる。 登録は不要で、誰でも気軽に出来る。

(Webサービス集めました企画書より)

となっています。ポイントなのは、個人法人問わずというところ静的な属性は不要。「広めたいもの」という漠然とした言い回しが残っているのは確か作る時に、Webサービスだけで人が来るものかどうか?そんな人いるのか?と思ったからですね。だから絞れずにアプリとか他の一般サイトも入れてしまうみたいな気持ちがなかったわけではありません。

この絞り込むべきかどうかはかなり迷います。実際は多くはターゲットとその価値を見るべきであって、絞るかどうかだけではちょっと視野が狭くなりますね。

登録不要もポイントでした。登録してというアクションが自分ならまず使わないと思ったので(使う人は物好きな人くらい)その部分も大事かなと思います。

もちろん概要はもっと長く色々書いてもいいですが、これくらいで何やるかさっと書いてないと「アイデアが固まってない」とも言えます。

メリット

使う人がどう便利か何を解決してくれるか、そんなメリットの部分について書いています。企画書にはこうあります。

ユーザは無料で自分、自社サービスや他薦サービスを広められる。

閲覧者は無料で新しいサービスをチェックできる(プランナーやマーケターっぽいので、 ここは大橋目線のメリット)

運営側は掲載コンテツや広告収益で運用する(月間PV3万で8000円のアドセンス)

(Webサービス集めました企画書より)

ユーザは一般利用者でメインのターゲットです。これらの人は自分で登録せずに投稿するだけでWebサービスが宣伝できると。しかも無料ですというところです。まあ多くのサービスが無料なので無料がどうってことはないのですが、ハードルが高くなることはないかなと言えます。

次に閲覧者といういわばサービスを投稿するのでなく見る側です。これについては、僕のようにサービスを考える企画者や起業をするとか、新規ネタを探している、Webサービスを色々しりたいという情報チェックなどの人を想定しています。同時にここで僕目線と書いていますが、僕も新規サービスをチェックする時に「他メディア」を見ますがそれだけでは二次的なので、自分が運用するメディアで直接来るというのは大きいものです(自分専用新聞が毎日配達されてそれはしかも面白いみたいな感じです。伝わるでしょうか)。

最後はちょっとお金の話ですが、運営する側としてもちろん僕のことですが、やるなら少しは稼いでもらったほうが助かります。というわけで、ボランタリーにやりたいのではなく、広告収益で少しでも稼げないかというところを目指しています。PV3万で8,000円というのは決まっているわけではないですが、PVの2,3割は収益になるであろうという見通しで書いています。

計画

この項目は実際にアクション的なことを書きました。企画と計画は違うのですが、ここでは単にこんなスケジュールですーみたいなことを実現イメージを高めるために書きたかったかなと思います。

企画書には、以下のように書いていました。

1.shareinfoでサイト作成。ユーザ登録不要。(スパムっぽいのが多いなら変更)

2.9月15日までの2ヶ月間でPV3万を目指せるか。その後収益化を始めて、 最低3,000円スタンダードの金額を得る

3.あとはよしなに

(Webサービス集めました企画書より)

これはどういうことかというと、shareinfoというマッチングサービスでプロトタイプを簡単に作ります。当時はまだβ版でありモニター期間という状況がありました。そういう流れもあって、まず作れる環境があったので作ってみようということです。

そして9/15とは上にあるように7月頃着手してからと考えられますが、それくらいの感じで収益化できるか。3,000円のスタンダードとはshareinfoで運用するならスタンダードプランがその金額だったので運用費用はペイ出来ないとやる気はないよというところでした。

振り返りもしておくと、2016年7月13日にshareinfo上でプロトタイプをリリースしています(今はありません)。こちらの誰でもwebサービスを宣伝できる「webサービス集めました」をリリースしました。で、リリースのお知らせがあります。ここから2ヶ月間でどうなるかを見ようとしていたってことですね。

1ページ目が以上です。これをA4横のパワポにばばっと書いていたというイメージです。

2ページ目へ行きましょう。

投稿方法

もうちょっと詳細を書かないとイメージが湧かないのでということで書きました。

サイト名、サイトURL、簡単なコメント100字程度。 あればスクリーンショットやロゴ等。 それを見て基本的には随時掲載。違反っぽいものがあれば、管理者権限で破棄。

面白いサービスなら、アイデアシェアで取り上げる。大橋ブログで取り上げる。 アイデアのネタにさせてもらう雰囲気。

レビューサービスをお金にしてもいいが、効果が保証出来ないので、 やらないほうがいいっしょ。

(Webサービス集めました企画書より)

Webサービスの情報を投稿してもらうわけですから、何がいるか。その情報です。サイト名はいるし、URLは必須だと。あとコメントも欲しいなあと。サービス紹介内容ですね。スクリーンショットとか画像があるほうがいいよなあとか色々基本情報があると思うのでそこをさらっと書きました。

あと随時掲載とありますが、当初はオペレーションとしては、「随時掲載→違反があれば削除or停止」でしたが、プロトタイプの段階でテストしていたらアクセスがなくても「スパム」ぽいものや「意図しないサイト宣伝」があったのでこれはだめだなと思いました。つまり「掲載確認→掲載」ということで投稿者には保留感があるのですが、そういうワンクッション置くのは逆に大事かなとも言えます。

当時はそんなオペレーションを考えていたけど、実際は異なるというのはよくあることですね。

面白いサービスならというのは、投稿されたサービスが面白いなら取り上げるということです。アイデアシェアは自分が運用しているコンペサービスですね。または自分のブログで紹介するとかです。

最後のレビューサービスのくだりは、これはお金を出してアンケートやモニターのように使ってもらう形です。ただこれは限りなくお金で釣ったお客さんなので、良いお客というよりは数十円でも数百円でもそのためだけのレビューや何か意見が集まるだけです。手法自体でなく今回はそぐわないと思うのとコストかける意味がないと思ったのでやらないとしました。

競合サイト

実際にこの企画書において大事なのはこの競合サイトの分析だと思います。ここで調べたことが、例えばWebサービス宣伝をできるサイトまとめ記事(webサービスを宣伝するサービスまとめ(2016年版))を作ったのですがその基礎資料にもなってますし、また本サービスを作る参考にもなっています。こういうのは誰かに作ってもらうとかではなく、自分で調べましょう。もちろん調べて全部分かるとか、正しい数値が得られるということは分かりません。ただ闇雲に行かずある程度作戦を立てたほうが色々と狙いを達成し易いです。

以下企画書に書いたままですが、基本similarywebでの推測です。当然中の人とかインタビューや記事などでもっと確かなデータがあればそちらが優先されるでしょう。

ポイントは正確なデータよりも大まかにどれくらいのニーズがあるかを把握するために調べました。そうしないと魚がいないところで魚釣りをやる羽目になるからです。

http://webmatome.info/

アクセス8000から15,000で一人あたり3PVなので、24000PV以上

http://matemeso.net/ 評価できず

http://creators.eightbit.jp/

6万PV(ただし1月はPV8000などと落差が激しい)

http://startapp.jp/

25,000PV(一人当たりPVが1に近い)

http://websv.info/

9万PV(法人サービス向けっぽい)

http://inajob.dip.jp/tsukutter/

評価できず。フォロワー1230なので効果ないかも

http://www.service-safari.com/ PV28,000。アーリーユーザーが見てる。

(Webサービス集めました企画書より)

ちょっとした競合分析のコツ

Webサービスまとめてみたは、サイトはあるのですが更新が止まっていると考えていいようです。2015/1/7で325サイトとありますが、現時点で表示されているのが1ページ15サイト×22ページなので330程度。よって今であれば2年は更新が止まっていることになります。何かしら理由があるかは分かりませんが、少なくともサイトコンテンツとしては、新しいサービスを探すのには向いてないと言えそうです。おそらく運営会社の方で作ったけど例えば結構開発担当者がいなくなったとか、潰すほどではないけど放置しているという例は結構ありそうです。

コツというほどでもないですが、例えば最初の投稿サービスの日付があればそこから逆算すればある程度どの期間で投稿が集められるかというボリュームも考えられます。これはシンプルですがこういう情報が価値となります。そこまで調べる人はあまりいないというか、面倒だと思うからですね。ただ詳細ページでは投稿日付とかはないのでその推測は難しそうです。

他にはプレスリリースとか、他のブログなどでの紹介を見てそこから推測するということもできますし、このあたりはアイデアを色々ですね。

http://matemeso.net/は今はリダイレクトで別のURLに飛ばされて見えませんね。当時はあったと思うのですが。

ツクログは今も稼働していますし、参考になりました。LINEスタンプも投稿できるのが面白いなというところですね。ツクログのプレスリリースでは、自分でつくったWebサービスをPRできるサービス「ツクログ」をリリースしましたによると、2011年9月リリースとなっています。現在2017年3月ですでの、8年半くらい経っています。2015年頃リニューアルされていますが、現在Webサービスが1692個あるので、単純に8で割れば年平均サービス数が出ます。200ちょっとは投稿されたといえます。つまり3日に2個とか。ざっくりですが。月ベースでいえば1ヶ月に20個くらい投稿されていることになります。これが多いか少ないかということよりも上のデータから導き出せることが大事です。

これによってペースやどれくらいでやればいいかが見えるからですね。今、Web集めは少ないと一桁ですが、10程度は平均集まっているのでそこそこ回っていると判断してもいいと言えるわけですね。

startappは少し毛色が違いますが、多くのWebサービスは集まるだろうと思うので参考にしました。例えばこのサービスは記事を作るのでかなりコンテンツは固いですし、気軽さはあまりないわけですが、実際に使うと質問を投げかけてくるのでおもったより書きやすいという印象は持ちました。

webfolioは法人サービスが強いという印象で、個人でぶっこんだら断られそうという印象でした。実際にWeb集めは掲載ならずだったので同類サービスはだめだったか基準に満たなかったのかなと思います。今も動いています。このサイト運営者情報がないのですが、紹介ページではWebディレクターと書かれているのでプロが情報収集として個人的に作ったものかもしれませんが、PVは多いなあというのが印象です。ここからある程度見る人もちゃんとやれば出てくるのだということも推測できます。

つくったーも関連サービスというところです。Twitter限定ですが告知したい人が一定数いることが確認できます。

サービスサファリは海外サービスも多くアーリーな情報が上がってきてます。ここまでアクティブではないけれどというところを目指そうかなとも思いました。

あと、上の情報から今動いているかどうかも大事です。逆に今動いてないのに「他にないから使っている」ということは、それは潜在ニーズを捉えきれてないといえます。これは感覚もありますが、例えば店頭で品切れをした時、単純に売上ロスともいえますし、売り切ったともいえます。例えば「スライム肉まん」を食べたかった人は「あれば買った」わけですから「取り逃した」といえます(笑)そういう潜在ニーズや取りこぼしはないか。そんな見方も出来るということですね。サービスサファリはその中でもアーリーな印象があるのでそのあたりのポジショニングも大事ですね。

ニッチなポイントが見えると面白い

長くなりましたが、このように見ていくと「なるほど、色々なサイトがあり、似ているけどまた違うサービスだったり、狙いが違うのね」とか「わりとみんな狙いは宣伝できるとか探せるのがないから作るというように似てるんだけど、出来てくるものは異なるのね」とか、発見があります。

そして、上のデータから仮に個人であれなんであれ、Webサービス等を宣伝したい人は一定数いるだろう。そしてPVベースや投稿ベースでそこそこの規模はある、そしてかつこれらを大手や資本があるところがわざわざやれる規模でもない(大きく儲かるわけでなく情報価値やインプットが面白いみたいな)とも言えるわけです。

もっとも稼ぎを狙うなら最後の「あまり稼げない」ところを狙うべきではないのですが、「稼げる」ところは競合も多く誰もがやってきます。ある意味でニッチですが、誰もがやるかというと、冒頭で書いた「興味がある」「面白いといえる」ところでないとやはり「継続」が出来ません。そこがポイントですね。

以上が2ページ目でした。

最後もやや重めですが、3ページ目でラストいきましょう。

サイト作成計画

これは計画の項目にもありましたが、ほぼ同義です。ただどう作るかのスケジュールをもうちょっと噛み砕いたかなというものです。サイトを作るスケジュールと思ってもらえればオッケーです。

7/15~31 サイト作成、基本サービスの投稿(50記事程度一気に投稿したいが)

8月 利用者に投稿してもらい記事数を増やす。一人1個とか集めてざっと数百にするとか。

9月 最低でもPV1万理想は3万。

9/15以降でアドセンスを貼って収益化するなど サービス宣伝コンテンツ以外に、サービスの広め方とかの記事とかをはったり、 企画を盛り込んでいく。

(Webサービス集めました企画書より)

7月中旬から2週間程度で作ったサイトに記事を集めていきます。ここでは当然ですが他人からの投稿を待っても仕方ないので自分から投稿していく必要があります。50程度というのはある程度「Webサービスがあるなあ」くらいの印象を持たせる意味の数値です。

8月に入ったら、利用者に投稿してもらって記事を増やすフェーズにしたいと書いています。自分投稿の自作自演は大変大事ですが、それだけでは駄目なので一人でもまずは投稿してもらうこと、もらえることを目指していきます。これが継続出来ればほぼ自動的にコンテンツが集まることになります。

9月、つまり2ヶ月後にPV1万は欲しいと書いています。当時は投稿記事以外にサービスの広め方とかこうしたらいいとか何か書こうとしていましたね。それは現時点でもやっていません(笑)計画倒れともいえますが、修正したとも言えます。

撤退ライン

わりと大事なのですがこの企画書を書いている時にまだ形にはなっていません。もちろん妄想という意味で頭の中で「こうなっている」とか「イメージとしては出来ている」とかはありますよ。その時点でどういう場合を失敗とするか、そもそもやっただけど実らずと考えるかかなと思います。

そこで撤退するラインを明確にしておくと気持ちが楽になるかなと思いますし、実際に見切りをつける判断が明確になります。

9/15時点で、PVが1万あればアドセンス3000円程度獲得出来るとした場合、 スタンダートプランが契約してトントンなので、それを最低限とする。

逆に3000円程度稼げないなら、サイト破棄するか、気に入っているなら独自ドメインで運用。

ただし投稿機能等をまかなえる他のプログラムやサービスが必要となりそう。

匿名投稿はプロしかできんっす・・・>< これでは厳しいかもしんないっすなあ・・・。

(Webサービス集めました企画書より)

サイト作成計画にあるように、shareinfoで作る場合PV1万を月間で稼ぎかつAdsenseで3,000円得られるならトントンになるので回せると考えました。ここを最低ラインとしました。

ただ、3,000円も稼げないとかPVが芳しくないならサービスをやめるか、shareinfoでなく独自ドメインで運用することで切り替えるというのも考えています。

問題は独自ドメインが駄目でなく、機能として「匿名で投稿できる」機能が実現できるかが分からなかったので、shareinfoのプロプランを使えば出来るがコストがよりかかる(月額1万円程度)ので無理だろうなというところでした。

つまり、簡単にいえばあまり稼げないなら独自運用で逃げられるけど、そもそも機能として作れるか、つまりサービスが作れるかという懸念が強かったですね。

結果的には手応えはあったのと、また撤退はせずにPVは芳しくなかったし3000円も稼げませんでしたので、独自運用で逃げつつ、課題であった投稿機能はプラグインでカバーできたので良かったです。この検証はローカルでガチャガチャ調べてやったので少しだけ時間がかかっていますね。

狙い

企画書としては普通こういった目的や狙いは冒頭に書きますが、ばばっと書いた勢いで最後になりましたね。

半自動化+Adsense等のPV狙い+自分の新しいサービスネタ+広げる拡散サービス という意味で面白いものが作れそう。

(Webサービス集めました企画書より)

半自動化とは人から投稿が来るということですね。Webサービス情報が集まるということです。

Adsenseはそもそもこのブログでは設置前の話で、収益が出るとかも分からない初心者だった頃です。だから、AdsenseでどれくらいPVと連動するかデータが欲しいなというのもありました。

新しいサービスネタとは、もちろん集まった情報のことでそこから使えるネタや情報になるであろうということです。くどいですが自分から探すのとこちらに集まってくる情報はまた違うのでその違いでまた楽しめます。

運用サービスとしては拡散サービスを自分が欲しかったというところから作っています。そういう開発者や作り手のニーズや困ったから始まっているので、これ自体をやりたくないというのは全くなくて、自分もやるし、日々使うし、良かったら使いませんか?という提案のイメージですね。

Web集めの現状振り返り

企画書が大分長くなりましたが、企画書は当時のものです。こういうペラペラのペラ3枚ですが作るだけでも全然違うので何か作ろうとしている人にはおすすめです。もちろんWebサービスだけでなくなんでも企画書はあったほうが後でブレを確認出来ます。

直近の振り返りをしていきましょう。これで当初企画した企画書ベースのイメージと、実際とを比較できるわけです。同時にどういうアウトプットになったかも見えるので結構参考になるのかなと思って書いています。

企画当初のイメージ

  • 月間PVは1万は欲しい。
  • Adsenseは3,000円くらい欲しい
  • Webサービス情報が1,2ヶ月で勝手に集まってくる

2017年2月の運用状態

  • 月間PVは2,000程度
  • Adsenseは約200円程度
  • 2月の投稿数は11程度
  • 現在記事数は160程度

という形です。

想定PVの2割程度しか達成していませんし、収益も想定の6%程度と低い状態です。ただ逆に言えば少しずつ記事が蓄積されていって全体記事コンテンツが増えて来ればまた違うでしょうし、あとコンテンツを投稿サービスだけではないものにしていけばいいということでサービス紹介コンテンツも始めています。

大きなのは、「自動的に投稿が来る」ということです。このWeb集め自体で広告を全くしてないわけですが(リスティング広告は1,000円程度遊びでやった時期あり、またココナラなどで紹介してもらったものはあるが、広告をしたというレベル感ではない)、少しずつ存在感を増してきているともいえると思います。

つまり、現時点では企画当初の達成率は叩き出せてないですし、満足しているわけではないです。ただ、会社の事業であればまず「これで稼げる」ものではないのですぐ打ち切りでしょう。もちろん「ボランタリー」にやるものではないので、もっと稼いでもらわないと困るのですが半自動(承認があるので完全自動ではない)であり、そのサービスも勉強になるし、ネタにもなる。そして運営サービスとして僕自身の新規事業や企画アイデアという意味では良い事例にもなると考えるのであればかなり良いと思っています。

掛かったコスト

WordPressベースですので制作費用自体はかかっていません。投稿機能も無料プラグインでカバーしています。もちろん自分の時間コストは払えていませんがそういうのはとりあえずスルーします。

簡単な宣伝などで使ったお金はありますが、1万円もトータルで行っていません。

レンタルサーバは本ブログのレンタルサーバと共用しているため追加では掛かっていません。ただ独自ドメインとしてドメイン費用が年430円(おそらく2年目はもうちょっとかかるはずとはいえ、1,000円/年くらいですね)がかかります。

ロゴも手抜きで文字入れただけパターンなのでこれもお金かけていません。

得た収益

Adsenseでは累計でWeb集めから1,000円程度です。よって、この時点でドメイン代程度の運営費用は回収できたと言えます。

とはいえこのサービスで投下した時間を回収しようというのは筋が悪いのでどちらかといえば学習したことや得たつながりでまた発展させていくのが良いといえるでしょう。

今まで学べたこと

色々なことを学べたと思います。ざっと箇条書きしてみましょう。

  • 非エンジニア(とはいえ僕はプログラミングは好きですし、プロ経験もあるのでちょっと正確ではありません。が今は非エンジニアです(笑))視点でもわりとサービスっぽいものは作れる。というかサービスってどういうものか、プログラミング要素が強ければいいとかでもないし、そのあたりを考えつつ、形にする学びになった。
  • WordPressという選択肢しかあまりなかった(例えば0から何か作るとか考えただけで大変で嫌になる)ので、その出来ることベースで考えた上では良いアイデアだったかなと思えるし、同時にWordpressでもある程度出来るのねということが分かった。
  • 狙ったとか学んだことを振り返った記事が既にありますがそういうところで学びを定着させたり、ブログのネタにもなっています。運営サービス「Webサービス集めました」を用いたシゴトの作り方実践例はわりとヘビーな記事ですが楽しめると思います。
  • 運用2ヶ月目では100投稿中8割が自分という自作自演状態でしたが、今は全く自分では投稿はしていません。皆さんからの投稿で回っています。これはありがたいことです。2ヶ月目の振り返り記事もあるので良かったらどうぞ。Webサービス集めましたが100記事達成。2ヶ月間の運営を振り返る。
  • WordPressで例えば全記事データを取得するなどの技術ややり方を学ぶことができ、Wordpressの理解が深まった。テーマの選定や運用で出来ること出来ないことなど色々と見えてくるものが多い。
  • 広告はAdsense以外にアプリ向けのものを実は一個貼ってるのですが、そういう広告営業などが2ヶ月目で来るものだと体験できた。実際にWeb見てるしそういう営業をしてくるというのは面白い。ちなみに2社からオファーがあった。
  • 問い合わせ自体は別に指標にはならないが、2ヶ月に1回くらいは情報修正の問い合わせを頂くことがある程度。営業メール等は今までにはない。基本的に修正はできない旨を書いているので(もちろん修正依頼は受付るのですが)みなさん慎重に書かれているかなと思ったり、そういうサービス運用が小さいながらもやると学べる。サポート大事ですからね。
  • サービスの宣伝、つまりWebサービスを宣伝できるサービスなんだけどそのサービスを広げるというメタ的な広報も大事。紹介してもらうために、例えばキヨタツさんのWebサービスを作った後に登録しておきたい宣伝・広告用の無料ツール・サイトまとめに掲載してもらったりした。こういうのは自分が本当に広めたいからという思いがないとやはりこちらから提案する行動すら出来ないと思うのでやはり作るのは大事。
  • 運用面では承認制でない場合、やはり単なる物販サイトとか教室ページみたいな申請もあるのでそれらは承認していない。非承認率みたいなデータも取れるし、そういうのは一次データとして後で活きてくる。類似サイトや類似サービスも作りやすい。
  • 別で運営しているアイデアシェアというコンペサービスも同様な投稿系サービスを目指したがこちらは投稿アイデアという粒度やそのコミュニティを現時点ではうまく作れてはいない。ただ、それと比較した時に、アイデアの粒度、つまり「投稿するのがWebサービス」であり、かつ「宣伝したい」という分かりやすいコンテンツとコンセプトが明確なのが良かったとも言える。曖昧なものだとやはり投稿までいかないしアクションもしない。出してもあまり効果がなさそうならやらない。人はわがままだけど、そういう人をどう動いてもらうか動かせるか。そういうのも勉強になる。
  • 新規サービスが承認されるとTwitterで自動投稿される。この場合のTwitterアカウントも新規で取るのもありだが運用できるわけではないので個人アカウントと紐付けたりした。そのつぶやきばかりでは意味がないだろうと判断し、またアカウント運営も大変なのでそういうところの見極めの勉強にもなる。
  • 何度も言っているが自分が探しに行くとか他メディアで入る情報と異なる点が多い。もちろん、投稿者は他サービスでも宣伝しようとするから完全に違うとは言い切れないが、少なくとも自分が見てないなら確実に出会えなかったサービスが多いのが嬉しい。
  • サービスの宣伝ニーズは強いのでこのパッケージや仕組みを活かして何か出来ないか。そういうアイデアの元になっているかなと思う。

課題

現状わりと機能面や運用面では満足しています。あとはパフォーマンス、つまりアクセス数などですね。基本的にPV1万は欲しいので5倍成長をまずは第一ステップ。おそらくニッチなサービスなので10万行くことはないにしても、最大で3万くらいはいくのではないかと見ています。

その上で課題というか何か挙げるならば、

  • ユーザーがもっと閲覧しやすい仕掛けがあるといい。いいねはやっているがあまり機能してない感じ。
  • アクセスランキングとそのサービス紹介は記事として連載始めたのでこれはいい感じ。
  • サービス宣伝まとめページなど他のブログ記事などで掲載してもらいたいがまだまだそういうところに出会えている数が少ないかなと
  • 少しリニューアルしたり変化を入れたタイミングでプレスリリースするとかはありかも。100程度では小規模だけど、300とか500とか1000とか投稿数があるとやはり全然インパクトが異なる
  • ユーザインタビューとして、宣伝する人はあまり見ないと思うので、プランナーなど活用しているパターンで面白い事例があれば聞いてみたいところ。まだそれはなさそうだし、使いづらいのかなと思っていますが。
  • サービス紹介コンテンツがまだ増えてないのでSEOが弱いと思う。そのあたりを強化していきたい。とはいえ、月1本記事を上げるレベルでしかないので長期的にあがるかを見ていくという感じ。

おわりに

今回は自分が作ったWebサービスでありかつ今も運用しているという「Webサービス集めました」について、当時の企画書を振り返りつつ、そのサービスを作ることで何が得られたか(金銭、学びなど)について書いてみました。

Webサービスを作るという視点だと限られるのですが、シゴトを作るという意味では「何をしたいか、何を解決するか」などの企画視点が大事です。企画書があればいいというよりも、勝手に企画書的なイメージや概念がないと形にするのが難しいと思います。例えば色々視点で突っ込まれた時に終わるという感じです。それがアイデアと企画の概念の違いといってもいいと思います。

企画書があっても実はそれで終わりではもちろんありません。企画書は見えるイメージを形にするにはという設計図でもあるわけです。ただそれを形に出来る技術やノウハウがなければあまり意味がありません。上の企画書も僕が少なくともWordpressを使えるとか、Webサービス投稿サービスを作れそうだというある程度の基礎がないと辛いですし、あまり興味がない人が見ても「それは作りたいくない」となるわけですから。

また作るだけなら多くの趣味でプログラマーが作れるというのがあります。ただそれらが趣味かどうかの違いはわりとガチで運用するところまでいかないと得られるものは少ないなと思います。例えば、作って1週間で飽きるとかってわりとあります。それは作りたかっただけであってそこから運用して何か解決するとか得たいものがあったわけではないとも言えます。だからこそ、作ってからが勝負でありどう運用するか(そもそもそういう時間を取ってでも運用したいのか)が大事なんですね。

何か作るときは企画的に考えて、何をどうしたいか、どういう形(今回はたまたまアイデアがWebサービスという形になっただけ)でやるか、使える費用やリソースは何か、ターゲットは誰か、どう喜んでもらうか、メリットがあるかそんなところですね。

この記事を読んでWebサービスを作りたくなったでもいいし、そんな儲からないのはやりたくないでもいいし(逆に儲かるならニーズのあるボリュームが太いものになります)、シゴトづくりとして想定するやりたいシゴトを作るには実践や企画が大事だなという捉え方もできるかなと思います。

Webサービスを作ろうというのではなく、Webサービスという形で一つのシゴトを作った事例として、そして企画書を適当でもいいので書いてそれを具現化していくプロセスとそして実際の進行形の結果が何かヒントになれば幸いです。

ビジネスって面白い、アイデアの価値ってもっとある。そんなことを自分なりに伝えられないかという思いから、シゴトクリエイターをやっています。一緒に楽しいビジネスを生みだしていきましょう。1記事でも何かヒントになれば嬉しいです。

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DMMにてオンラインサロンをやっています。シゴトづくりや大橋の考え方などを学びつつ、またこのコミュニティでお互いを切磋琢磨しながら学んでいきましょう。
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