【初めての方向け】違和感発想法でアイデアを出してみよう。

いやー控えめなタイトルですね(笑)

意外にシゴクリであまりちゃんと紹介してない気がしたのでがっつりやっときます!

アイデアが出る保証はないのですが、やる中で何か気付けることが多いと思っています。当然全く使えないということもないです(笑)

違和感発想法とは?

違和感をネタにして、アイデアを考えるやり方、発想法です。

なんで違和感かというと、潜在的な気になる点があったりするのと、自分事になるからですね。

動画で知りたい人はこちらをどうぞ

動画も出しています。スライド風です。

4stepと5stepとあるのですが、好みですね。迷う方は4stepをおすすめしています。違和感から最初出すのか、最初に考えるテーマを出すかだけの違いで違和感を考えることは変わりません!

違和感発想法のやり方

4ステップで紹介します。

1.違和感を出す

2.違和感の理由を考える

3.キーワードにする

4.アイデアを考える

の4つとなります。

違和感発想ツールもありますので使ってみてください。

https://iwakan-idea-tool–readmaster.on.websim.com

1.違和感を出す

違和感を出すとは、普段気になったことや心の中にあったこと、最近気付いたことなどなんでも構いません。違和感以外の言葉でもいいのですが、ちょっと良い言葉がなくてこのまま使っています。「疑問」とかとかもでいいんですけど、感情が動いたものを大事にしています。

わかりやすくするために1つとしています。

登録が面倒くさい作業があるが、実はそれがハードルで、きっちりやると次につながるかもと思った。

ここで理由まで書いてもいいですが、書かなくても後でしっかり考えてもオッケーです。あまり気にせず書いてください。

ポイントはあなた自身が感じたことを書くことです。他の人の話はNGですね。

2.違和感の理由を考える

次は違和感の理由を考えましょう。

・色々書いてくれというと手間がある。とくにキャリアなど自分の棚卸しなどは手間。
・一方である程度すでにまとめておけばいつでも使えるとも思う(ポートフォリオとして記録しておく)
・ハードルとなるのは確かで、面倒だから登録するけどやらない(しっかり記入しない人も多そう)
・良くも悪くも、手間は誰でもあるので、熱量が高い人を見極めるのには使えそう。
・ハードルがめちゃくちゃ高いと逆に諦めてしまうので、登録は簡単、そこから難しいのがいいのか、それとも登録自体が難しいかはケースにによる気がした。
・世の中にはどちらのケースが多いのだろうか?

ばばばっと書いてみましたが、慣れないとこんなに書けないと思います。ただ慣れてなくても、色々思うところとか考えていることが多い人は意外に書けます。

一行ということはないはずなので、そこは多分考えているか、言語化できるか、体験があるか、どこまで「違和感」に対して向き合っているかかなと思います。少ないから駄目ではなく、単にキーワード化したり、広がりが出ないからという意味ですね。

3.キーワードにする

次はキーワード化です。抽象化といっていいでしょう。

理由を端的にまとめてください。

違和感の理由があまりないと、一行程度だとここでつまづきやすいです。ですので、色々思ったことを書いておいて欲しいわけですね。

今回は、3つにしてみました。多少重なっても同じことの言い換えでも全然OKです。3つ無理に出しましょう!

事前棚卸し、誰でも手間、入口ファースト、出口ファースト?

これで3つの視点を得たわけです。すごくないですか?そうでもない?

4.アイデアを考える

最後にこの視点を持って、考えたいテーマを考えてみましょう。テーマはなんでも構いません。

scansnapの使い方というネタを考えたいのでそれを入れてみました。

それに対して、

  • scansnapの面白い活用方法は?×事前棚卸し=アイデア1
  • scansnapの面白い活用方法は?×誰でも手間=アイデア2
  • scansnapの面白い活用方法は?×入口ファースト、出口ファースト?=アイデア3

となるわけです。

つまり、テーマに対して視点が決まってくるのでそこから考えられるというわけです。その視点もご自身が作ったものだから、考えやすい「はず」です。ここで評価が分かれそうですが。

こんな感じでアイデアを出しました。

事前棚卸しと誰でも手間はわりと使えそうなので早速ネタに仕込んで見たいと思います。最後の入口ファーストはそのままでは難しいですが、どれくらいスキャンし続けられるかの紙の長さを競うイベント企画があってもいいかもしれませんね。

そういうアイデアがでてきたのでこれは良いのでは?という評価をしておきます(笑)

ありがちなこと

ここでは初心者や初学者の方でありがちなことを書いておきます。

1.キーワードが出てこない

違和感が少ないなら一杯出してみてください。3つ程度。上では1つですが慣れてないと難しいはずです。

または理由が一行で短めなどであれば難しいはずです。

感情に向き合って、またはその前後でどうだったか。何を感じたのか?何も感じてないのか?そのあたりは向き合ってでてくるかどうかです。

体験や経験、考える習慣などもここに出てくる、当然文字にしたり、書く習慣なども如実に出るかと思います。

2.アイデアが出ない

キーワード化した視点を持ってしてアイデアを考えるとき、考えづらいことがあると思います。一方で違和感発想の妙というところでは、思いもかけない視点や考えてないところを突く点もあります。

基本的に、テーマに対して視点で考えるのは、アイデア出しの王道中の王道ということで一旦理解してみてください。当然、頭の中では「キーワード」「視点」をヒントにして、頭の中で思い出されること、書いて気付いたことなどがでてくるはずです。そこがポイントです。

すぐ使えるアイデアを出そうとして「この時点」でさえ「収束」(良いアイデアがないかと考えながらやってしまう)のはNGです。まず言葉は悪いのですが「馬鹿」になって、この与えられたワードで考えきるのがポイントです。

3.時間がかかってしまう

普段考えていてすっとできる人であれば、10-15分でいけるはずです。ですがこの人は慣れているので、いきなり初学者の人ができるスピードではありません(当然これは短い一行で終わらせるということではなく、きっちり考えてやりつくしてこの時間ということです)。

概ね初学者の方でしっかりやると、30-40分程度かかる印象です。これはもうしょうがないというか、時間はこれくらいかかるのが「普通」とお考えください。

速くアイデアが出るほうが良いのですが、一方で別にアイデアは30分考えて良いアイデアを1個出すとか、そういうものではありません。むしろ、1日かかってもでないのが、5秒ででるみたいな世界です。

つまり、時間はトレーニングという意味では気にせず、また毎回このツールを立ち上げてやるということを推奨するものではないです。

目指すべきは、ツールを使わずとも、違和感→こんなアイデアになりそう、ということが言えたりできることですね。

それは難しいので、最初はトレーニング、教育として、分かりやすいように分割しているとお考えください。

楽しんでやりましょう!

義務的にイヤイヤやると駄目なので、楽しいテーマとかにしてください。自分が考えたいことなどですね。

あと、違和感も自分がなんだろうと思っていることにしてください。当然調べなくてもオッケーです。ただこの発想法では調べなくてもいいだけど、気になったことは調べる方がストックも増えるのでおすすめです。

楽しいとか、面白いなとか思ってもらえればどんどんやれるはずなので、面白いポイントを探す形で楽しんでもらえると嬉しいです!

Discordで違和感発想法を試したり遊んだりやっていきたいという場を作っています。たまに招待リンクが切れてしまうのですが、載せておきます。やってみたい人はぜひご参加くださいー。

筆者プロフィール

シゴトクリエイター
シゴトクリエイター
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア採択実績数は474件。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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