アイデアを盗む話

とっておきのビジネスアイデアを盗まれないためにはやや古い記事ですが面白かったです。具体的にアイデアを盗まれないためのTipsがあったりします。とはいえ、完全な防御はないという結論です。

アイデア自体を盗むというので面白かった点を書いておきます。

アイデアに価値はない

アイデアに価値があるかどうかは議論されがちですが、僕のスタンスは全くないわけではないし、求めている人に売れば価値となるし、ヒントになれば価値。一方で行動を全くできないなら価値は限りなくゼロになるしというところです。自分のアイデアで自分が行動するとかは分かりやすいですが、人のアイデアで自分が行動できるとか、自分のアイデアで人が行動するとか、色々とパラメータが変わるのも解釈が異なりそうですね。

それはいいのですが、上記事にあるstealmyidea.comという提案は面白いなあと(笑)確かにアイデア自体は集まったり出てくるものの、それでやるかどうかは別で多くの人は「いいね」はするがやらないでしょうし、「いいね」が集まったアイデア投稿者でさえどこまでやれるかというところですよね。

いかにアイデアだけでは価値がないか、またはあるかを検証しても良さそうです。上記事にもあるように、特許は例外として、それ以外ではアイデアの心配をしすぎる=これはアイデアに過剰に価値を置くのと似ているかもしれないですね。

シェアするフェーズは企画が固まる前まで

上記事真ん中くらいで、アイデア段階から実現までのタイムラインというのがあり非常に面白いです。

アイデア段階から実現までのタイムライン
思考→紙→リサーチ→共有→プラン→資金調達→実行

https://www.lifehacker.jp/2016/03/160301idea_stealing.htmlより

著者が書かれているように、アイデアを出してもいいのは初期段階というところです。僕も思考して紙にメモ、Webにメモというのはあり、さらに調べてどうかというのは基本としてあります。そこまでいかないものも多いです。メモしてそのままとか、アイデアだと思ったけどそうではないとか、どんどん消えていきます。リサーチしてもなんか違うなというのもありますし、意外なアイデアになるのもあります。

共有自体は面白かったと友人に話すとか、ブログ記事にするとか、Twitterでつぶやくとかもありますが、ここまでくるとかなり少ないです。

さらに、プランとは、僕の解釈では企画です。ビジネスならビジネスプランになりますし、非営利なら非営利活動、イベントならイベント企画ですよね。ここでは投資家、スタートアップの話が主なので、資金調達等はスルーして、実行するかどうかになっていきます。

例えばある読書会を企画したとして、これを誰に言うかどうか。盗まれるという意味では「読書会」自体の企画は独自性を出すことが難しいでしょう。しかし不可能ではないので、上記事にもあるようにやってみてどうかをフィードバックを受けてさらにやるかどうか。実際に仮説検証みたいな話ですけど、自分がやりたい読書会なのか、人が満足する新しい読書会にするのか、方向性やコンセプトで全く違ってくるからです。

とはいえ、ここで企画としてプランを公表、公開するとは、ほぼ企画として動ける人か、参加者向けとなります。企画自体の中身は運営パートナー等に示す話でしょう。参加者は告知等で知ることになるだけですから。

仮にこの読書会がビジネス性があり真似可能だとすると、やはり注意が必要です。とはいえ、上記事にもあるように「ハッスルして、競合に打ち克つ」というのがポイントで、起案者のほうがより考えて柔軟にアウトプットできるということですね。

アイデア自体を具現化する勘所というわけではないのですが、やはりアイデアのフィードバックがないと閉塞感や自己満足が強くなりやすいです。一方でなんでも出せばいいかというとそういうわけでもないと。そのバランスや正解はないでしょう。出せば出しすぎかもしれないし、出さないなら出さなすぎと常に言われる可能性があるからです。

色々な人がいるので、最適解は常に変わりますが、初期段階のアイデアであれば雑談に交えたり、軽い話としてやっていくことが相手も気が楽かもしれないですよね。

今まで盗まれたアイデアはあるのだろうか?

ところで、僕がアイデアを出してきて盗まれたアイデアがあるかというと、まあ思い当たる節がありません。仮に調べられる方法があればです。一方で全く知らない人同士で、自分が先着に考えたアイデアだから自分にアイデアの権利があるみたいな主張を見たことがあります。ただ、アイデアの権利って例えば著作権は著作物としてはあるのですが、「概念」は特許レベルでないと守られないはずです。という意味では、難癖をつける構図となっちゃいますよね。

盗むとか奪うとか、強い言葉ですし、あまり使うことはないというか使わないようにしています。パクるとかもそうですね。

アイデアの抽象化をパクるという人はいないのは、その抽象化と表現=行動において、思考、考えがあるからですね。それがないと、パクる=真似といって批判されますね。その思考や考えの有無は、自分が決めるのでなく、人が決めますから、なんとも難しいのですがまあそうですよね。表現物をみてどう感じるかを規制できないからこそ創造でもあるし、面白いからですね。

無限にアイデアが集まる場があるとしてもそこに価値はない

上のstealmyidea.comみたいなサイトを創るとします。でもそこには価値はほぼないでしょう。

価値を創るには、そのアイデアを実現化する仕組みがあるかどうか、そのアイデアから刺激を得て創作に活かせるなどになるかです。あとは、本当に使えるアイデアとして編集されたりまとめられているかどうかです。

これらがないなら、有象無象というか、玉石混交の石だけになるとか、ここに人の手、編集などの価値が出てくるのだと思います。

アイデアと行動をセットで捉えるようなサービスがあればこれは難しいです。なぜなら、あるアイデアAをやりたい人Bがいたとしても、持続可能性が疑わしいからです。アイデアでつながるのでなく、その人となり、つまりどういう人かが問われると。もちろん、面白いサービスを出したから信頼できて仕事を依頼するとかもありますが、「アイデア」だけでどうってことはないんですね。アイデアが面白いからもっと出してよ、ただし文章で分かりやすく、アウトプットを明確に作ってとかになると、途端にきつくなる人も多そうです。

となると、確か村田氏「起業アイデア3.0」あたりで書かれてはずですが、アイデアを沢山出すとか、アイデアに拘ることでなくて、アイデアを実現していくような見立てやしっかりとプランを考える、つまり行動に価値が出てくる流れになるんですね。

アイデア自体がわりとあって、見つかっていて、あとはどうするか。行動して形にしていくだけってことなんですけど、そこに気づいていてもやれない人もいますし、そこは細かく見ていってもケースバイケースでパターン化も難しそうです。とはいえ、何をやったらいいか分からないとかはわりと聞きますし、どういう状態がそもそもビジネスや仕事をつくっているかが見えないというのもあります。これは哲学というところよりも、実践と練習に近い感じがしますね。

アイデアはなんでも持ってきてそれを高い行動力で落とし込んで実現するみたいなところは、スタートアップスタジオが近い存在だと考えていますが、スタートアップにしてしまうとまたズレる気がするのでそのあたりはあまり声高に言われてないですが、色々なところがやっていそうな感覚があります。実際はどうかは分からないんですけどね。

アイデアを出したら実行して検証する

僕の結論では、アイデアも大事ですし、行動も大事です。両方セットでやっていきましょうということです。もちろん100のアイデアをあって全部試すことはできないかつらいならどれでもいいからやると。10行動してフィードバックがあってさらにやりたいならやると。そうやって、繰り返して次はどうかとなります。また次のアイデアを考えてさらにということをやっていくと見えるものがあるのではないかという話です。

自己啓発っぽくやってみないと分からないのでやろうということでもあるのですが、実際に見える価値や気付きは僕が分かるのでなく、やった人、つまりあなたが分かるとか見えるので、そこを丁寧に拾っていくのが大事なんですね。要は「見えてくる」とはいえるが、その見える具体的なものは「あなた」と「僕」では違うので、あなたが見た得たものを大事にしようということですね。

検証した結果、行動した結果、とりとめもないというかそこまでやる気がないというのが僕は多くあります(笑)ノリでやっても消えることもあるし、実は運?があって連鎖して続くのもあります。意外な興味が発掘されたりが面白いわけですし、そこは自分が面白いところに素直になってやったほうがいいでしょう。

スタートアップだときつそうですが、フリーランスや自分起業となると、大きな売上でなくコツコツと積み上げる方が楽ですし、コントロールもできるわけです。これはフリーランスのススメではなくて、アイデアから企画として実行していく際、自分でどこまでコントロールしていくかです。その要素が強ければよりさばけるし、そうでないなら人からの圧も大きくストレスも感じやすいかもしれません。が、それも人によって違うはずなので、見極めが大事ですね。

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