アイデアマンの5段階欲求仮説

結構前ですが、ほげにしさんの個人開発者の欲求5段階説が面白かったので、読みながら、これアイデアを出す人にも言えないかということで、考えてみました。

特に何か研究や論文があって理屈があるわけでなく、直観ベースなので間違っている点があると思いつつも、何かやりたい人はある程度当てはまるかもしれません。

当てはまったらどうかということも全然なくて、自分のスケールを調整したり、なんかヒントになれば幸いです。上にいるから偉いとか、下にいるから駄目とかでなく、多分単に勉強していく、社会性が獲得されて上にいくんじゃないかってことで、わりと勉強していこうみたいな話と思ってますです。

アイデアマンの5段階ピラミッド

アイデアマンの5段階欲求ピラミッド

こんな感じでざっくりまとめてみました。色々突っ込みどころはあるんですが、ざっと解説してきます。下から這い上がっていく感じをイメージしますが、実は潜在的に上から起きてるかもしれません。分からんです(笑)

5つ欲求があり、それぞれに壁っぽいものがあります。一応下から始めていますが、結論的に下からいくのかなー?前後したり、いきなり問われたり、3つ一気に学ぶとかが自然っぽいという感じなので、一個ずつ上がって上にいこうってモデルじゃないです。適当なので適当でいきましょう!例えばこうなるかもくらいで遊ぶ感じでどうぞ。

1.アイデアを出したい欲求

自分でアイデアがあるのでとにかく出したい、またはアイデアを聞いて欲しい。アイデアがあるんだけどといって人に言いたい状態。

アイデアを誰かに使って欲しいというのでなく、自ら出てくるアイデアをなんとかしたいという形。思いついたアイデアがある、メモがあるというもの。

こじらせると、「あのアイデアは俺も考えていた」という面倒くさい人になりがちで、うまく消化させると、企画の壁を突破して、人に使ってもらえるアイデアになっていく。

エネルギーの総量ではないんですが、ここで「アイデアを出したい」「こうするといいかも」的ななんでもいいので、そういう何かを言いたい出したい伝えたい欲求です。

冷静に考えてアイデアを出したいって欲求として起こりづらいのかなと思ってて、とはいえ何か役立ちたいはあるのでそこから生まれる感じもしています。なんで根源的な欲求とは違うかもですね。

一人よがりの壁

次の欲求は「使って欲求」ですが、その前に壁があったりします。

一人よがりと企画を分かつのは、ほぼメンタルといっていいと思ってます。精神的な意味ですが、気持ちとか姿勢ということです。

自分のアイデアを独占したい、俺のだといいたいのが、人に使ってもらう、人に認められるというのを超えると、自己顕示欲につながって終わる気がします。とはいえ完全な自己顕示欲だけってのもなさそうですけど。

この俺が俺がは否定されるべきではないが、仮にそのメンタルを通す場合は、それなりに「あの人は言うけどやってくれる」というくらいでないときつそう。

凡人であれば、自分にそこまで自信がないので、誰かに役立つ方がいいかなとなると考える。

一人よがりであれば俺が俺がで終わりです。企画は基本的に何かしら他者が介在し、自分だけで解決することもあるのですがそれは自分を他者と見立てたり客観視できているのでほぼ「他者」と捉えています。

発明家で俺のアイデア商品はこれだといって自分で遊んだりはここかもしれません。とはいえ、それを否定しているのでなく、誰かに使ってとなると壁を超えていくイメージがあります。少なくとも無邪気に自分のためにやっていたら、壁を超えてたは「起きなくはない」が、わりと起こらないというネガティブな評価でいたほうが僕は動けるのでそういう捉え方をしています。

ある日突然出来る…ようにはならないです。現実は容赦なく壁があるというだけですね(笑)

2.アイデアを使って欲しい欲求

1の結果、誰かに役立ったほうがいいし、使ってくれた方がいいと考えるようになる。せっかくだから使ってという感覚。この時独りよがりの感覚はほぼないといっていい。あるとそこがボトルネックになって「使ってもらえない」ことになる。

難しいのはどこまで通すか、譲るか、自我を守るかという話だが、実際はアイデアや企画は取り出した時に、起案者の人格攻撃や思想批判をするわけではないので切り離し感は大事だと思う。

仕組み化の壁

次の壁は、仕組み化の壁だ。

使って欲しいと思っても人に「迎合」するという感覚に陥ってしまい、へりくだる感が多少あると出来ないという感じの人もいる。実際に迎合したり、群れて考えないわけではないのだが、そのあたり大きな溝があるかもしれない。

また使ってもらえても、一度でなく継続してアイデアを出して、かつ使ってもらえるとなると、仕組み化が必要となり、思考プロセスが重要となる。再現性が高いかどうかということだ。

この再現性の壁、思考プロセスを磨いてまでもやりたくないのであれば、継続してアウトプットは難しい。

アイデアを出したい、使って欲しいという気持ちがあっても、一回で終わるのであれば壁は突破できない。自分なりの発想法を発明する必要はないが、どう自分がアイデアを出せるのか、または環境がどのようなものがいるかを磨いていく必要がある。

3.継続してやりたい欲求

どうせなら続けるということ。1で自分のアイデアを出し、2で使ってもらって、喜ばれたり評価を受けると価値を感じる。自分またはそのアイデアに対してもっとやれるのではないかと感じはじめる。

そこで思うのは、どうせやるならもっと続けていくという気分になっていく。

これが出来ないと再現性が取れないので、そこまで続かない。仕組み化がメンタルでなく環境的にもできなければ続けられない。

物事を継続するというところで迷いがあると多くは続きづらい。迷う何かがなければそもそも続けることが普通になるからだ。続ける欲求までくると、当然ながら、アイデアを出して、使ってもらうということが出来ているのでわりと楽しい状態になりやすい。

メンタルの壁

再現性が高くアイデアを出せるのであれば、それらが価値があるのでお金の世界がちらほら見えてくる。次は価値欲求の世界だ。

「無料では悪いからー」とか、「今度これやってよ」という報酬付き依頼が見えてきて、お金を稼げると感じ始める。とはいえ、趣味と仕事は違うだの仕事に対する価値観で大きく異なってくる。

趣味の世界と割り切ればお金を得る必要性はなくなる。またメンタルとして、より喜ばれるように、より再現性が高めていくとなると磨いていく必要がある。そういう自己を高めてくことができるかどうかが分かれ目となる。

趣味が駄目で仕事だから良いとかそういうシンプルな話ではない。続けていく上で、価値を提供しお金を得るという「価値」に目覚めると、どちらも論理でバランスを取る世界ではなくなる。例えば趣味性が高い仕事をやるでも、相手を満足させる仕事性が高い趣味をやるでも、人によって折り合いの付け方が異なる。そもそもそのように「対立」として考えない捉え方も可能だ。

ここでのメンタルは強さやレジリエンス的な忍耐ではなくて、自己矛盾であるとか、行為と結果の不一致とか、そういう自身の内省であり、向き合うことになる。これをごまかすのでなく、ある程度向き合って決着が付くとか、なんかスッキリしている状態でないと、例えば「自分のやっていることでお金を頂くことに抵抗がある」となり、壁を突破できない。

お金をもらうのでも、「申し訳ない」でなく、対等の価値を提供しているので当然であるという感覚になれるかは多分メンタルだと思う。理屈ではない。

4.お金にしたい欲求

価値欲求と書いたが、基本的にお金の話とする。お金でない価値はいくらでもあるのは承知の上で、分かりやすくという意味でだ。

再現性からお金が見えてくる、お金にする経験が増えてくると自信が出てくる。趣味がお金になるでも、意識しないものでも誰かにとっては価値となることが分かり始める。メンタルとしては、適切なアウトプットでお金をいただけるという感覚と体験が学習されている状態だ。

お金の多寡ではぶれない(影響をほとんどうけない)ような考え方、例えば長期的に物事を考えてやりとりが出来るという状態といっていい。

例えば、お金になるとその趣味や活動が壊れることもある。アイデアを出して、使ってもらって、再現ができるなら仕事といえるわけだ。

社会意識の壁

お金にすることで、アイデア生産活動に価値が与えられる。価値を感じてないならお金になりづらいからだ。お金になって仕事としてあるのだけど、それだけで満足なら話が終わってしまう。

ここでの壁は特定の他者のためにお金がもらえるとか、仕事になるから、役立つからという感覚だけでなく、広く社会やまだ見ぬ顧客という視点に立てるかどうか。社会のためというとざっくりしているが、目の前のお客だけでない人も顧客になる可能性があるとか、そういう視点が広く出来ると、この壁を突破出来る。

社会の定義が難しいが、周りの人、家族が幸せであればいいもある種の社会だが、その場合に家族としか付き合わないのは少し違和感がある。どう共同体として、他の集団と折り合いをつけていくかはわりと社会意識が試される。

視点を広く持つとか、多様を認めるというのは言葉では簡単だが実際は様々な影響と価値観がある中でニュートラルまたは自分の意見を持つのは大変なことだと思う。そうなると、この壁を突破出来るのは並大抵のことではない。

単に社会貢献活動をすることが、社会貢献欲求があるからとはいえないということだ。

5.社会貢献欲求

仕事としてある程度回り始めると、より多くの人に役立つということが出てくる。短期的に報酬を得る、喜ばれるというのはもちろん大事だがそこで終わらずより多くの人、社会のためにということになる。

アイデア自体をNPO団体に無料で提供するのも分かりやすいが、無報酬でボランティアとしてやるのもありだし、バーターでやり取りするのもいい。もちろん無料でなくても社会のために有料で仕事として広くというのもある。

スキルパッケージになっているので、貢献の仕方も様々なやり方が考えられる状態であり、わりと見える社会イメージが明確であったり、利己は消え利他的な状態になっていく。

ここにあるのは社会の関係性と自身のスケール(尺度)にある。このスケール間隔が磨かれてないと何をしているか分からなくなりやすい。多くの人はそこまで尺度は大きくない。成功者や有名人に影響されてやるのはいいが、それと自分のスケールは別問題だ。

悟りの壁

もはやここは適当だが、社会に対しての関心やそこで生きている、お世話になった人だったり、後世のためにだったり視点は色々あるが、明確には自分だけではない、他人がいること、集団や他者の存在が感じられること。そのような社会生活を通して得られるのは、自分の仕事が自分だけでは到底成り立たないということに気づくことだ。

壁として、この社会貢献性が何か他者を意識してやっているか、それともやっていくことが自然に溶け込んでいるか。悟りの領域に近い。人生の一生ものだと言えれば壁は突破できるが、無理して突破するものでもなく、自然と分かるような体得という感覚が近い。

社会貢献を沢山しまくれば悟りができるわけではない。じっと身を固めて守る時期が必要かもしれない。どう突破していいかは不明だ。

6.超越欲求

5段階を超えた先かもしれないし、そもそもないのかもしれない。

自分を特定の人間という感覚でなく、社会全体のパーツであり同時に一人の個体であるという形になる。自分の欲でアイデアを出すとか、人に頼まれたかたやるという些細なきっかけは無視され、なぜやるか、どういう気持ちなのか、仕事をする時は「それって目の前の仕事と関係ない」ことを語り始める。本質論は抽象論となるので、ここまでくるとなんだかワケワカメが普通かも。

全人類のためにというと怪しいが、自分がアイデアを出すことでフローに入り、特定の集中状態になれば、悟りとして、それらはもはや全人類のためだということになりえる。自分を超えた存在「メタ」自分である場合、アイデアの価値は全人類の社会のためであり、アイデアのアウトプットは共有財産のようなイメージとして扱われるかも。

なってるという人がいたら教えて下さい(笑)

僕はどこにいるか?

かなり適当なので適当に読んでもらえればいいのですが、僕はどこらへんにいるかというと、アイデアとか企画で役立ちたいってのは明確になってきているところです。今更感というのはなくて、徐々に焦らず固めていって違和感があれば修正していくスタイルで、アウトプット重視です。

自分で考えるとあんま適合しづらいこのピラミッド(笑)

書いておいてあれですけどね。自分で考えてみると・・・。なんで書いてみたかっただけというアウトプットにもなりえます。

アイデアを出したいというのはそこまで実はないので出したい欲求って一番下にしましたけど、これってなんかやるぞという小さい小さいエネルギー自体のことかもしれないです。やる気というよりも、自律パワー、なんもしてなくても出てくる力に近いです。という意味では近いOSとかで説明している「なんかやっちゃう」パワーのほうが適切かもしれないです。

使って欲求も後付けで、せっかくならということです。そもそも人に喜んでもらうのはもともと好きです。できれば相手に楽しんでもらいたいって根源的にあります。嫌な人までとかってキャパはないですが(笑)

そういう根源的近いOSがありつつ、愉しませたいってのがあるので、それ続ける方がいいようなあと。あとここで仕事がどーとか出てくるのですが、再現性が高くなるのは当然で、アイデアを出していけば経験が増えてより仕組みが見えてくるんですね。だからこの続ける欲求とか価値欲求らへんはグッチャグチャです。適当でいいです(笑)というか僕は分からないです。

とはいえ、できれば続けるとなるとその時間を使って個人開発とかもですがその開発サービスだけで食うなら結局時間をサービス開発に使っていくのでそのサービスでお金が得られることがポイントになります。そうでないなら他をやりながら開発してどうかとなっていって最終的にこれは欲のレベルとの戦いです。満足をわりと小さいことでもいいのですればやる必要がないですし、それでもヤならやっぱやると。そうすると、価値欲求として自分のサービスの価値を認めてもらって然るべき対価を得るという仕事になっていきます。

アイデア出しもそうで、自分のアイデアは価値があるのだということを提示していく。アイデアに自信があるかどうかはどちらでもよくて(あったほうがいいですが過度な自信よりも謙虚な姿勢な方がニュートラル感がある)相手が満足する価値があるかどうかです。たまたまお金で評価されるという感覚に近いです。

そうなると、続けていくのはお金を得つつとなるので仕事っぽくなるわけですね。

最後は社会貢献みたいな話ですが、貢献って多分自分が誰かに何かを提示するというよりも、社会に役立つ、他者存在を意識する、想像力を高めていく、自分が文字通り「生かされている」というところにありがたく気づく感じです。宗教みたいですけど、まあそんな感じです(笑)

その後の超越欲求はよくわからないです。あるのかも、そもそも自分を超えたメタ的な存在に僕がなりたいとかはなくて、フローや悟り故の一時的な気の迷いならありそうですが、永続的なものって神っていう存在でしょう。そこはそっとしておきます。触らぬ概念です(笑)

自分は社会貢献あたりでウロウロする

と、つらつら書いてきて、僕はどのあたりかというと、一応貢献欲求ベースの最上位でいて、価値を出して仕事を作りということをやっているイメージです。だからといって、独りよがりのアイデアや企画になってしまうこともまあるでしょうし、聞いてよ!このアイデアでいいでしょ!みたいな面倒くさい人になっている可能性もあります(笑)

再現性が疲れて仕組み化できずに、またはアイデアを考えるのが疲れて逃げてるかもしれません(笑)まあないんですけど、ありえなくはないという意味です。

あと、壁を突破できないと上に上がれないかは疑問で、まるっと学ぶとかはあるので、まあ勉強せいって感じが良いと思います(笑)勉強っていっておけば大体間違いない(ひどい

色々なパターンを考えてみる

自分のアイデア×貢献欲求=飛びすぎ

自分のアイデアが活かせられるなら社会貢献性が高ければ何でも良いというのはすごそうですが、ギャップがあります。というかそれは多分色々ごまかしているというか見えてないのだって話です。社会貢献性が高ければ何をしてもいいというか、押し付けになってないでしょうか。ということですね。

最も下の出したい欲求と貢献欲求をつなぐには、4つの壁を超えてる必要があります。が、そのアイデアが独りよがり、持続性がない、メンタル的な不安定もある、社会意識という意味ではフラットに見られてなく、自我がめちゃくちゃ見え隠れする(笑)ならそういう意図ではまあ無理ですよね。

使って欲しいが、続けられない=アマチュア

アマチュアを否定しません。プロだから優れているとかでなく。ここでの定義はアマチュアは単発で思いつきをぶっこむでもいいし、不安定でもとんでもないパワーを出すという存在です。でもそのこだわりは安定的にやるには辛い、パフォーマンスが安定しない、つまりムラがあるってことです。打率3割でなく、打つか打たないかみたいなだけで確率の領域に入ってない。

仕組み化をすることに関心がないケースもありますが、アマチュアであり続けたいならともかく、プロ化したいなら続ける仕組みとして仕組み化の壁を突破したいところです。プロは必ず仕組みを持っています。事業経営なども仕組みが絶対にあります。仮になくても成立している場合、そういう仕組みを問われた時にもろくも崩れ去ります。

自分の価値提供で満足する=プロ職人

これが悪いイメージでなく、そういう職人気質もいいなあというところです。僕はそこまでないのですが、なんか職人ってイメージでは言語化がないので、かなり手こずりそうです。面倒なので言語化やマニュアルや伝え方を変えるとかって最も苦手な感じですよね、多分。

でもこれはそのパフォーマンスがあるから成り立つのです。仕組み化として説明できなくても自分はやれるみたいな感じで回せる。説明義務もないのですが、人を育てる時に超大変です。背中を見ても人は育たないと僕は考えてます。

もっとシンプルでもいい

ネタとして考えてみたくらいで、どのレベルだからこうしたほうがいいってサジェストにはなりづらいと思いました。参考にしてみてといいつつそれはひどいですが、まああなたがどう思ったかでしょう。

とはいえ、アイデア発想自体は学習できるので、どの段階にいるかはわりとあるかもなあと。欲が出すぎるとやはり下の方で、学びがあってスキルがあればより上にいくのかなと。

とはいえ根本的に学べば社会に役立っていく方向にいくというわりと思想があるので、勉強してどんどんやっていこうぜということです。超越欲求はネタなので、あまり気にせず。

あなたも面白い欲求段階があれば教えて下さい(笑)

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