アイデア出しを止めない工夫はどこにあるか?

アイデア出しや発想というところで、アイデア出しって結局学びや学習なのでそういうイメージで捉えてもらうと。そのうえでどこが躓くか?考えてみました。

アイデア出しが止まるのは型がない時では?

かなり仮説ベースですが、学習で型というのがあります。守破離でいえば守ですね。なんでもいいのですが、最初に一定のパターンや基礎というところがある。それが守です。型といってもいい。ここでは区別しません。

そういう型がないとき、大変だし、何をするにも考えなくてはいけない。

例えば、アイデア出しは組み合わせですよね。というのを知っても使えるのは別ですよね。ここで、上の資料では色を使っています。見づらいかもですが、水色=冷たい、マイナス感を出しています。つまり、心は緊張するし、大変な感じがある。型を覚えるまでは、または覚えようとするのは大変だと。

ここで僕は理解できてないのですが、この型をマスターすると、色々と未来が楽しいと。そういう「ロードマップ」があるといけるという人がいる?のかが不明です。僕は「ロードマップ症候群」とまで言っていますが、なぜ批判するかというと、そこまで未来を約束できるものってないからです。ポジティブにいえば「計画」を示すことで、全体像が見えるからその効果を期待するならありです。ですが、そもそも型時点でその未来をどうこう言っている時点でズレています。

端的にいえば「型」レベルで何かを期待しすぎということです。期待してないならもっとラフにできるし、チャレンジしているし、型なんてさっさと得て次へいくわけです。厳しいかもですが、そんなものかなと。

そこで、型って面白くないのはその通りで。人の言われた通りですし、オリジナルなんてなくてその通りですということを一旦植え付ける感じです。思想も思考もない。一旦詰め込む感じすらある。

ただここでこの型が全てでは全然ないし、始まりでしかないです。よって全く全体ではない。そこから色々とできるから型がいいと。型を覚えればなんでもいいわけでもないですが、型がないとまた目線もブレるしというところもありそうです。難しいですけどね。

アイデア出しの型があれば続けられる気がする

ここからは予想です。

加点フェーズとは型を得てその後です。だから守破離でいえば、破が近い。あくまで近いだけでそうかは分からないです。

今まで耐えていた感じがそうでなくなるからですね。ここで色々と面白いとか、楽しいとかが増えてくる。型フェーズでは見えなかったものがでてくるかもしれない。

その後の止まらないフェーズは、文字通り勝手にアイデアが生まれてくる感じです。ここまで来ると、まあセミプロといってもいいのでしょう。専門的になってくる。アイデアの専門家ってなんか分かりづらいですけどね。ここではアイデア出し上級者としておいて、そのやり方が説明できる、その再現性がある程度高いということにしておきましょう。

アイデア出しでなくてもなんでもそう

今回はアイデア出しの話としていますが、基本学びってこうかなと。だから最初ってつまらないというか、型かーって感じなんですよね。その後が面白くなる。

むしろ、型に面白さを求めるのがちょっと違うというところでしょうか。ちなみに、型に面白さを求めることで飽きてしまう、いいやってなる。それは否定しないですが、そうすると型が得られない。型はやはり色々あっていいと。そのうえでって感じがします。

型が得られ続けられないと、つまり型がないままだと学習効率もですが、軸がブレるとか、分からなくなるのかなと。

前も書いた気がしていますが、やはり戻ってこれるところが大事で。僕なら発想法は違和感発想とかもいっていますが、基本はインプットして考えてアウトプットする。3つくらいでいいかなと。このフェーズは5個もあると大変で、把握できない。チャンク数の問題ですね。脳が拒否する。

自分がやりたいことや得意なこともこれかなと思っていて、自分が忍耐や型フェーズならまだこれからです。あとこれも期間はさまざまですが、年数かけて型を得たからそれが使えるとかもまた別です。型は型というか。

フェーズが変わる時に求められるものが違うわけですよね、きっと。

例えば、型フェーズではまず面白さ無視で覚えること、試して定着させること。加点フェーズは定着したものを使って面白がること。探ること。試すは必須ですよね。型を疑ってもいい。型があるのだからできることなんですよね。そして、止まらないフェーズは多分無意識化していてそれが勝手にでてくる。勝手に探し始めるし面白がる感じです。

そうやって捉えていくと、このレベルの成長段階なら提示できるのですが、ロードマップとしてその人の個別的な、または一般的な提示も意味がないと僕は思っています。全体性把握ならいいですが、全体を把握して今ここだよねというのは多分論理的で考えている風でしかなく、本質としてはその計画に安心を覚えるというか・・・。安心のためにやるのはまあいいとしても、それって安心するだけなら、実際にそれを実現する動きででないなら(ああ、安心したなでは意味がない)僕は微妙だなと。

そしてそういう書類というかアウトプットが安心を生み出すと。その罠性があるってことですね。ということがどういうことかは考えてみてください(笑)

止めないのでなく止まらない

これはかなり意味が違います。

アイデア出しが止まる人は、勝手に止まるのでしょう。僕の場合は止まらないのですね。だから、止めている。

物体で考えてください。メダル落としでいえば、メダルが上から降ってくる、落としているのと、メダルがないから上をみて待っている。大分違いますよね。メダルが常に降っているのが止まらないということで、待っているのが止まっている感じです。

アイデアとは、日常にヒントがあり材料があります。会話もニュースもすべて材料です。これはアイデアという抽象的な意味でもですが、具体的に小説家、写真家、編集者、起業家、経営者、営業マン、料理人なんでもいいんですが、なにか生み出す感覚があれば(具体的なモノがいるわけでもない)必要でしょう。

そのアイデアは何かに対する工夫だし、なにか意味があるんですよね。その意味が後から分かることもあるので、出した瞬間にそれが分かるということもないのが面白さ(醍醐味ってことですね)でもあります。

アイデアが止まらないことを良さそうと思えるかもしれません。ただ考えたくない人には苦痛かもしれません。あれもいえるぞ、これもいえるぞ。整理できないぞ、疲れたとなるからです(笑)そんな贅沢な話!と思えるかもですが、実際はそんなもので、結局性格やタイプや向き不向きを侮らない。しっかりとふまえて、自分の適切なやり方や環境づくりがいいのでしょう。

だからそういう意味で誰もがアイデアマンになるべきとは思ってないです。無理とか向かない人がいるから僕が食べられるというか仕事になるのもあるからです。ただだからといって、アイデアを考えるなとも言わないしそんなことも思わないです。心からですよ(笑)

そういう中で少しでもアイデア発想とか何か考えたいという人のヒントは提示できるかもなというところでこういったことを書いているわけですね。ええ、きっと。

おわりに

簡単にまとめてみます。

アイデア出しが止まらないというか、辞めない工夫は何か?止めないでもいいですが。

それは、型を得るところではないか。そのフェーズにおいて問題で、つまらないとか、飽きちゃうとか。でもそれって型に求めるものではないと。

だから、飽きさせない工夫は厳しいのか分かりませんが「あなた次第」です。これは文字通りです。あなたが飽きないヒントは提示はできるが、アドバイスと言う意味ではそれが限界です。その型を得る、繰り返す、考える、試す。定着するまでやるしかない。

ある種気合いになります。気合いだけではないんですけど、一応気合いがいるとは思うと。だから適当にしれっと楽にはないんですよ。なんでもそうじゃないですか?

例えば、AIでいいやっていう人はAIでアイデアを出してもらえばいい。否定しないですし、それで通るならそれでいいよと。でも流石にきついのではないかと。人が考えたらいいわけでもないので。でもそこに何が価値があるか、ヒントがあるか、その人を考えて提案できるか。そういうところが価値になるんじゃないかと。

というわけで、型は一旦定着まで粘る。それ以降ならそこまで止まることはないのかなと。よくある初心者が挫折するところで環境として、楽しんでやる。そこは僕は提供しているので、ビジネスニュースカフェですが、一緒にニュースを見ていく場です。良ければチェックしてみてください。待ってますよ!

筆者プロフィール

シゴトクリエイター
シゴトクリエイター
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は400超。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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