ガラケーの需要はまだまだあるという視点からアイデアを出す

ネタはtogetterからです。

https://togetter.com/li/1813284

こういう視点を大事にする、観察する。他でできないかを考える癖をつける。というのがまあ大事という話です。

思い込みが常にあることを念頭に入れる

まずガラケー自体はもう誰も使ってない=使われない=不要というのがあるとします。実際はそうではないものの、「勝手に」思い込んでいるわけですね。

レコードやカセットテープ、PC98などの古いPCも需要があるようです。同様の視点で色々と観察してみてはどうか。頭が柔らかくなるかなと。

例えば、

  • 工事現場でたまに「ディスプレイに人の形をした誘導員さんがアニメーションをしている」が、リアルの誘導員はなくならない。実際の関係はどうだろうか?やはりリアルの誘導員とアニメーションは非なるものなのだろうか。最も大きな価値は違和感や気付きで、そこにドライバーがすぐ気付けるかなんだろう。それを出せないアニメーションなら価値がなくなる。
  • 冬の時期でスマホを使いたいといった場合手袋をしても使えるものがある。ただこれらの課題は結局簡単なタップはいいけれど、細かい動作はまあしづらいということ。以前買ったことがあるけど使いづらくて結局使わず。指先に穴が空いている手袋は指先は寒いけれど、そっちのほうがまだ良いのでは?ということで、指先穴手袋ニーズがあるのではないかと考えられる
  • 宅配サービスで、ラーメンやパスタなど麺などは伸びそうでニーズはなさそうと思い込みがち。でも実際は伸びづらい麺を開発していて、家などで食べたい人が一定数いるのだなあと解釈し直した。食べたいから麺が伸びなくなる(美味いかどうかは知らないが(笑))ものを作ってやると売れる。店に行って食べたいが面倒というところを突いて、それなりに食べられるならありということなのだろう。

みたいな感じで出てくるわけですね。これをあなたが見つけた視点でやると。観察ノックもこれと同様なので参考にしてみてください。

正解は常にないということ

上の話でいえば、ある種ガラケーニーズがあることが「正解」というように思ってしまう人がいそうですが、そういうことではないです。少なくとも僕はそう思っていません。つまり、唯一の正解があるなんてことではなくて、ガラケーニーズもあるし、そのニーズがないというのもあるし、どちらも事実だったりします。ここでは実はあるんだというのがニュース性や視点として面白いので取り上げるのであって、だから「ガラケーを出せば売れる」という絶対性ではないですよね。

もちろん、ガラケーを出しているということはそのニーズがあるし、それに答えるメーカーや携帯キャリアということでもありますけど(3Gは使えなくなりますが、4Gで使えるガラケーもあるはずですので)そういうことが正解ではないと。単にニーズにあったものを売る、商売やビジネスとしてはそれをやっているということですよね。

なので、思い込みがだめなのでなく、思い込みを疑いつつ、思い込みも再度活用するほうが一石二鳥というか、色々使えます。

つまり、一度ある概念があるのはしょうがないとして、それを疑ってアイデアを出す、さらにまた戻してアイデアを出すって感じです。

例えば、

  • 音楽家などを親に持つなどいわゆるそういう代々家系としてやっている音楽家家族でないと、音楽家になれないことはありそう。本当にそうか?音楽をどのように学んでやっていくだけではないか。一方で音楽一家の学び方も共通するものはあるはず。では、そういった両者(音楽一家とそうでない家族)の共通点があればどちらでも使えるものになるのでは?
  • SNSなどの意見はフォローなどで偏りがちで、またバイアスもかかっているので使えないと思われがち。それは確かにそうだが「偏っている」というところを捉えてそういう過激なものもあると捉えると、逆に広げられる。単にそれに賛同するしないでなく、視野をぐっと広げる練習にも出来る。いかに多様な意見があるかを把握している人の方が見方は妥当になるかと。

というように、ビジネスアイデアとかでもいいのですけど、こういったネタを色々考えるとトレーニングできると思います。

要するに転んでもただでは起きない(笑)みたいな、こすってこすって何でも拾ってアイデアとしていく感じが僕は好きですね。

抽象スキルは常に使える

抽象化スキルみたいなものは、即効性はないです。即効性がないからこそ価値があると僕は考えています。

今回のガラケーの話を抽象化しておくと、少ないリソースで使いまわしが出来ます。色々ラベル化できますが、例えば「意外なもののニーズがある」というのでもいいし「ガラケーは今でもニーズがある」でもいいし、「昔のものは売れる」というのでもいいでしょう。

関連として、思いつくのは「ブームは10年後に来る」みたいなものがあります。たまごっちが未だにあるように、SNSはなくならずより広がってとはいえ結局「消える」感じがしています。連絡手段としてはいいけれど、何かバイアスや余分なものがあって、多分情報伝達みたいなニュース性だけで使えるのでなく人間が使うので余分な心理や思惑が入るんでしょうね、という意味でそれらのリスクが大きいと使いづらいと。

今回の事例を抽象化したらというだけなので、ここでピンとこなくても、観察したものを抽象引き出しに入れておけばいいということです。そして使う時に抽象→具体的にしてみることでアイデアが出てくるってわけですね。

例えば意外なものが売れるというものを閉まっておいたとしましょう。色々生活していて行動していて観察していて、意外なものというのを忘れていても、引き出しに入れていればいつか思い出せます(笑)だから即効性はないのであって、そこはある種の刺激やトリガーがあるかってことです。そういう意味で「昔読んだ本が未だに書店にあるんだな」というのは、ロングセラーなんだろうなという気づきになりますし、コンビニになぜか「ドライフルーツが多い」というのも、違いとして見ていくと面白いわけですね。おそらくドライフルーツは日持ちするし、ある種勉強する学生向けに売れていると予測できます(実際はどうかは仮説として検証してけばいいということで、正解ではないですよ)。

なので、具体事象は抽象化しておいて閉まっておく、そしてタイミングで使う。抽象化したものは、トリガーをうまくつかって刺激して引き出しから出して具体化する。みたいなことを繰り返すと、具体事例の収集時だろうが、抽象的な話だろうがどちらでもヒットします(アイデアの琴線に触れる)。これがコツですね。

記事を書いた人

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
ビジネスアイデアメディア「シゴクリ」運営者。まずアイデアを出すアイデアセッターであり、生まれてくるアイデアをビジネス化出来ないかを考え続け、手を動かすゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談やビジネス企画の実績多数あり。毎日生まれるアイデアから世のために貢献していくスタイルです。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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