風呂でメモするとアイデアが出るかの検証
アイデアはリラックスした場所で出やすいと言われています。
例えば、散歩中とか移動中だったり、トイレやお風呂などの場所ですね。キッチンとか、そういうところでもいいし、場所に紐づくというよりも「脳がリラックス」しているのがポイントとか思います。
そういう場所で、一つがお風呂だと思うので、じゃあ風呂でメモすればアイデアが出やすいか、というところを検証してみました。
結論
結論としては、風呂にいけばアイデアが出るのではなく(笑)、それなりに考えたらアイデアが出るということでした。
N=1=自分だけのデータですが、まあごく当然といえる結論です。
つまり、色々テーマについて考えたり、煮詰まったなあとか、なんか頭を整理したいとか、パンパンに思考だけで膨れ上がった脳なら効果があると言えそうです。逆に、何も考えずに風呂だけ入ってもアイデアが出るわけではないってことだけ伝われば幸いです。
検証したこと
風呂場でメモするということをやってみたかったので、導入したアイテムがこちらの耐水メモです。使用感としては濡れても全然いけます。ただ鉛筆を使うとさすがに濡れているところで若干のノリの悪さはありますが、きちんとメモできるのはさすがですね・・・。
やったこととしては、このメモを持ち込んでアイデアが出るか、耐水メモの使用感を検証しつつというところでした。
1回目
- アイデアが出たかは不明だが、三上を上手く使うのは必須なので、この風呂メモも活かすことを気づく。あとアイデアはインプットと思考をちゃんとしてないと出ないので、風呂はいずれにせよ入る方が良い
- VRゾンビは怖過ぎで、やらないんだけど、やると色々疲れて支障出るのではないか説を少し思い返したこと
- 本検証ネタをやっていって、どうかをアウトプットする。実践大事。1冊40シートで500円するが、1回1ページ使って裏表もあるけど、10円ちょっと、実際はそんなメモらないので、もっと使える、それらを考えるととても安いのでもっとやってもいいのではという仮説からやってみる。
- アイデアが出ればそれだけで既にもとが取れる。1日1枚でも1ヶ月は余裕。
- あとメモってないが、夜明けの図書館読んでたので、7巻読んだら振り返りかなというのも少し思いつつ。
このあたりのメモが生成されました。これは当然普段考えていること、その時思考しているものに寄りがちなので、それらのバイアスはしょうがないですね。なので、この1回だけやっても分かるのですが、普段考えていることが、リラックス状態で刺激されて高まったり、深まったり、または連鎖して横展開されてつながったりするという感じですね。
2回目
- あまりやりすぎるとのぼせるのでほどほどに
- おそらく良いのは、頭で考えるのではメモリがいっぱいになってしまって、保持が大変で、2,3が限界。
- 書いておけばさらに他のことを考えることが出来るので、メモは外部ストレージに移せるので有効。その余った脳内メモリをフルに使うと、さらに様々なアイデアを出せる。
- 当然くどいが、インプットや引き出しとの連結ができなければ厳しいところ。
メモに夢中になっていると風呂でのぼせる可能性もあるので注意というところに気づきました。
あと、アイデアメモということで、出てくる気づきは多分2,3が平均かなというところです。それほど風呂に思考を持っていけないというか、色々考えてないと長湯をしない限り無理でしょう。風呂自体は15-20分程度でした。
ここでも当たり前ですが、何も考えてないなら、何も出てこないので、良い風呂だったなあ(笑)で終わります。2,3のネタが出てくるには、それなりに考えて「あ-これやってないとか」「やってみたら面白そう」とかが出てくる感じですね。
N回目
何回かやっていったのですが、ざっとまとめた感じです。
- メモ自体は5日間くらいで、持ち込んでメモしては一枚は埋めることができた。両面。
- 毎回必ずメモがあふれるわけではないが、タスクややること整理がやはり出来る感じがする
- 5日だと実質1枚12.5円だったので、30日=1ヶ月で6枚程度とすると、75円程度となあって異様に安い。もっとアウトプット出来る気がするが、多分これはアイデアが出る出ないの差があるのだろうから、ペースは人それぞれだと思う。
- もっと色々インプットして脳をガンガン刺激を与えておけばもっとやれそうな感じがする。
- とりあえず良さげなので、2枚目もチャレンジしていくか。
と書いていますが、耐水メモ自体はメモ帳とすると高いかもしれませんが、そこまで消化できないので全然安い投資です。一方で、風呂場で思い浮かんで忘れてしまった、または思い浮かんだものをいつもロストしているというわけでもない(2,3個なら覚えられるので)ここでいう効果をどこまで期待するかでしょう。
実際にメモを持ち込めばまあメモるので忘れないのが最も良いですね。
現在どうか
習慣化まで持っていけずが現実でした。具体的には毎回メモを持ち込んでも何も出ないこともあるので、要するにどこまで「頭を使い込んだか」の風呂前の準備状態で決まるということです。そうしていなければ、空メモで風呂上がりとなります。まあそれを厭わないなら毎回持ち込んで出てきたらメモればいいということになります。
以上から、風呂場でアイデアが出やすくなるのは事実と言えるのですが、準備が肝なので、「風呂」に無条件でアイデアが出るわけではないという結論となりました。
そのあたりの粒度は、
- 何かないかなー?みたいな感じで何も考えない→生まれない
- 結構考えて問いかけレベルで残っている、脳に刺激されて、結構考えて詰まったなあ→多分出る。脳が整理されるので。
という感じです。
メモを持ち込むという動作では、メモを浴槽においておいて、鉛筆もおいておけばいいですが、鉛筆を持ったまま浴槽に入っているとある種メモしなきゃというモードになる(書き手の意志や習慣次第ですが)ので、あまりリラックス状態になりがたいです。
よって、浮かんだら、すぐメモに鉛筆を持って書き込むであって、鉛筆を持ちながらはオススメできません。この違いは微妙と思われますが、おそらく「何か書くものを持つ時は何か書く」ということが刷り込まれているためこのような感覚になるでしょう。
近い例でいえば、白紙のメモに、ペンをもってウンウン唸っている状態です。これは最もクリエイティブじゃないともいえるので(笑)これはおすすめできないですね。
と、考えると、風呂場でメモしてアイデアを出すのは全然良いわけですが、それもある程度考えて詰まった時にやるといいと。そういう時は「何か詰まってるな」というときこそ、まさに耐水メモと鉛筆を持ち込めばアイデアが出ると。
そういう風にやればアイデアは風呂場で出るぞというところでした。
他にも検証した方があれば教えて下さい(笑)
筆者プロフィール
- 「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介、仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューやお問い合わせはお気軽にどうぞ。
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