領域や分野を分けない

領域や分野を分けない

一言で言ってますが、分けて考えないってことです。もちろんある特定のテーマで調べるとかを否定するのでなく、そういう専門性でこれは自分の興味だからなんていわない。その謎ってなんすか?ならそれを気になって調べればいい。別に科学者でなくても、重力を疑ってもいいわけですよね?色々つっこんでいくといいという話です。

なので、面白い箱にいろいろおもちゃ箱的に詰め込んでそこを撹拌するほうがいいというか、領域を隔てず色々とアイデアは出せるんですね。

ワークしよう!

ワーク1

あなたの興味を2つ以上あげてください。

自分の興味範囲を2つでなく、もっと沢山一杯あげてください。色々なものに興味があるのにあえてそれだけとラベリングしたり、概念化しなくてもいいってことですね。

ワーク2

興味を組み合わせてアイデアを出してみてください。

アイデアは組み合わせです。自走する?ような興味が複数あればそれを組み合わせるだけでアイデアは出ます。例えば柿とかフルーツとか好きで食べものに関心があると。そういう人がイラストレーターだったら、柿を描いてみたら?となります。そういうほっこりした素材はニーズがあるので受けるかもしれませんっていうようにアイデアは出ませんか?

意外にイラストレーターの人はそういう食べ物を描いてはいけないとか、または自分が好きなものを描くって視点が抜け落ちてたりするわけです。自分が好きなものを描くことと、それが仕事になるのは別ですけど、描いたもので反応を探ってどうかは別にやれるわけです。あと仕事として興味がないものを描き続けるのが正しいとかは別でそういう興味とニーズがマッチする企業なり依頼者を探せばいいと。そういう課題の切り分けも大事ですよね。

解説

たくさんのものを見て考えるは基本ですが、基本というか応用でもあって、結局そこから見ているからこそ分かる価値がある。基準がある。考える材料があるということです。感じたことはいかようにも使えるので、フィルターをしっかりして情報を遮断するのでなく、ウェルカムであったほうがいいと。そうしてもほとんどフィルタリングされるのですから。もちろん特異な例として入りすぎて混乱するなら調整しないといけないですよね(笑)

一例として挙げたのは、自分に興味があることだけをする、というと狭くなりやすいです。もちろん自分が色々な興味があれば、即ち色々なことをすると同義ですからそうはなりづらい。でも色々なことに興味ある人のほうが少ないかなと思うので、またそういう認識がある人はおすすめしないです。だから、誘われてそこまで興味なかったけどなーのほうがポテンシャルがあります。え、それあるんだ、やるんだみたいな(笑)

自分で決めちゃってそれもいいですけど、なんかふわっとしたり曖昧だなと思ったら別に絞らずにいくのもありかなと。ここらへんは見極めはかなり人によるのでこうすればいいとは言えないのですが、僕は色々とごっちゃにしたほうが広がるかなと思うので、そこは気質や考え方で色々調整してくださいね(笑)

振り返ってみて

この領域を分けないのはやはり大事だなと感じました。

僕がアイデアの専門家だから、アイデアについてしかやらないとなると、まあ狭いことこの上ないです(笑)気質として僕はすぐ飽きてしまうので、そうならないようにする意味で、色々やったほうがいいんですね。飽きないならアイデアのことだけできると思います。またその工夫もできるかもしれません。

そういう自分でもやはりアイデアやビジネスは残るというか、やはり楽しいので今もそういう仕事を続けています。またもっといえば、というか、色々仕事をしたので結果的にそうなるのですが、考え方としてアイデアを考える余地があってそのアウトプットが出せるならばなんでもいいとすら思っています。それがビジネスにおける、リサーチや事業企画とかってだけです。別にこれを元々やりたいとかはないんですね。そうなっていったのがポイントです。

前の1000のマジックでいえばアイデアノックをしまくったり、人の相談に乗りまくったり、ロゴを作りまくったり、文章を書きまくったり、プログラミングしまくったりとか、企画考えまくったり(笑)ということを「しまくる」ことは、おもちゃ箱=僕の脳にそれを詰め込んだって感じですね。そうすると、何が起きるか。なんか面白そうなのが出てきそうじゃないですか?(笑)

そうやって視点を作るぞ!でなく、視点は結果であって、その前は整理されるとかまとまるまでは「カオス」です。混沌でしかないので、渾沌からしか視点にはならない。視点を持ってみて得るのはインプットですね。だから、最初からこの視点があるわけではないのがポイントかもしれません。他に経験があってこうだろうなと思えれば予測できるのでカオス感は低いはずです。ただ全くやったことがないピアノ演奏者が陸上に挑戦だとなんか抽象化→具体化までのスピードが遅くて(筋肉の動かし方とかもあるかもですし)大変でしょう。けれど、共通できるところはあるでしょうし、その視点を得るとまあ面白い組み合わせになるわけですよ、きっと。

だからあえていえば「あえて」分けないのがいいので、どれをやっていいかわからないという迷子ではないです(笑)この違いはまあ紙一重ですし、自分も分かってないですが、あえて分類していいことがあるかどうかですね。脳は高性能なので勝手に分類できるはず、というかしてくれます。自分の脳を信じてどんどん入れてみるといいかもです。入れすぎているなら寝て整理しましょう(笑)

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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