アイデア筋トレの始め方

アイデアの発想法というと怒られそうですが、実際に根も葉もないというか、言ってしまえばインプットとアウトプットの繰り返しです。

今回はとくに毎日やることという視点で考えてみます。技術的にどうするかでなく、マインドセット的なイメージを説明してみます(笑)

毎日アイデアを出せば鍛えられる

アイデア筋(きん)みたいなのがあると想定してください。ないと思われたら話が終わるので、あると信じてください(笑)

筋トレは、筋力のトレーニングですよね。同様にアイデアもアイデア筋を鍛えると出るようになります。書いててとても頭が悪そうな説明になっていますが(笑)気にしないでください。

どうするとアイデア筋とか鍛えられるか。同じことを言っていますが、アイデアを出すことです。アイデアをインプットすることでもいいし、究極制限はなくて、なんでもよくなります。

というと、なんでも片っ端からインプットすればいいとなるんですが、それが駄目とは言わないのですが、結局今関心があること、興味があること、または面白いと思ったこと、そういうものからしかそもそもインプット出来ないのでちゃんと丁寧にやるということですね。

でもですね、決定的にインプットからアウトプットは別世界なので、ワールドが別です。面白い話や自己啓発書を読むとかはちょっと違っていて、それでもいいのですが、ここでいう「アイデア」はなにかとなります。

ビジネスアイデアなら、ビジネスアイデアを考えて見る、書いてみる、どうなのかを試してみることが「アイデアを出す」ことになります。つまりアイデアを出すってめちゃくちゃ広い言葉なんですね。狭義では「筋の良いすぐに使える概念をぱっと出す」みたいなこと思っちゃう人もいますが、そんなのはまああまりないです(笑)出している人が言っているので大分正解だと信じてください。

つまり、筋トレのように、20回腹筋したらすぐ腹が割れるわけじゃないですよね。逆になったら怖いですよね。むしろそれを何日も何度もやっていくことで、徐々に身体が出来ていくわけです。ということと全く同様ですので、なんだ地味なことをやるしかないよね、はわりと正解です。それでいきましょう。

アイデア筋がつくと、色々できる

色々とは、視点の移動、抽象と具体の移動、概念操作など様々です。これは書くとか、可視化、言語化とも言っていいのですが、アイデアってその移動そのものなので、言い切ってもいいかなと考えています。

つまり、他の人が見ないであろう視点で「アイデア」が出せるのはそれが出来ているからです。つまり、雲を見た時に「ナイアガラの滝みたいだね」という人はナイアガラの滝を知っているし、「飛行機雲っていうけど、飛行機でなくても出来るよね」みたいなツッコミから、様々な観点で見える事ができます。ということが、そもそも楽しいかどうか、なんですけど、つまらんといったら終わりですね(笑)僕は面白いと思うのでそういうツッコミなりをしたほうがいいと思っていて、これが出来るかどうかは、上のアイデア筋があるからというわけです。

さらに筋トレしていれば疲れにくいみたいに、代謝が上がるように、そういう視点の移動がより出来るので範囲が広がります。簡単にいえば、大きいものを小さい容量で扱えるとか、小さいものの解像度を高くできるという感じです。カメラのレンズみたいなものといってもいいし、コスパみたいな感じでもいいかもしれないです。

実際に大きな金槌しかなければ大きな釘しか打てないですよね。正確に小さい釘も打てるけど、かなりコスパが悪いです。あと怪我もしやすいでしょう。小さい金槌を持つこと、同時に沢山の金槌があれば、最適な道具として使えるわけです。そういうイメージがアイデア筋ということですね。

アイデアの筋(すじ)を捉えやすい

インプット→アウトプット→・・・の繰り返しでアイデアが出てきます。その中で、そもそもインプットの中で、「これはこういうアイデアなんだろう」ということが見えてきます。違うこともありますが、仮説→検証をしているので、スピードが速くなるか、より本質に迫れるか、または複数のアイデアや視点を得られます。

本ブログでは一石三鳥ということを何度も言ってますが、一石N鳥でよく、一回のインプットから何を学べるか、気付けるか。それが一回あたり多ければめちゃくちゃ得られることが多いわけです。

学びの話かと思いきやこれが実はアイデアの本質かもしれません。一つのアイデアからさらに複数のアイデアを出せればアイデアに困ることはまずないからです。

さらに記憶定着ではエピソード化が有効だと僕は考えています。解像度が大きいので、細かいところまで覚えられます。つまり、なんともないと人が思うことも覚えていて、そこからアイデアに発展したりします。人の動き一つとってもめちゃくちゃ色々な動きをしているわけですね。だからこそ観察が大事になります。

ある程度出来れば、日常生活に入れると良い

これはアイデアを出すということが非日常感があるなら厳しいという意味合いです。筋トレも普段やって当たり前になって、やらないと気持ち悪いくらいでないとあまりワークしないはずです。つまり期間を一定程度やらないと駄目ということですね。

そういう意味ではアイデア筋も、一定程度やる必要があるのですが、出来るようになるには同時に日常生活で求められる、考える、何かしら機会を作らないといけません。

僕はこれをコミュニティやある程度の場があればいけると仮説があったのですが、多分これそこまでしたい人はレアだと思っているので、やらないのですが(笑)実際に普段話す人、見るもの、自分が試す趣味での工夫、どうするとこういう場合はいいか?みたいなことが全てアイデアです。企画といってもいいと思います。

これらが日常にあればあるほど打席=試すチャンスが多いので勝手にアイデアが鍛えられるのでアイデアが出やすくなります。逆にそうでないと逆に出づらくなるので、その差を考えるとなかなかの差になりますね。

実際にはアイデア自体を仕事にしてしまうことがいいのですがこれもまあ無理してもしょうがないので、出来る範囲でやればいいでしょう。実際にはアイデア自体が求められることはあまりないかもしれないです。ただ、僕の場合は、プログラミングもアイデアだ、文章や企画もアイデアだ、ビジネスもアイデアだといっているので、というかそう考えているので、アイデアは全てにおいて源泉という感覚でいます。

つまり抽象的にはアイデアがあって仕事が始まるので、アイデアとは切り離せない関係や仕事があるというわけです。むしろアイデアがないなら仕事にならないか、仕事として楽しくないか、それ他の人でもいいし、自分でなくてもいいよねと考えられるわけですね。

アイデアの力を鍛えるって結構ストイックかもしれませんし、地味です。ただこれほど使えるものもないので、やっぱ鍛えておいて損はないし、面白いものだなと改めて感じました。

ポイントは筋トレが出来る人なら同様にアイデアトレもできるということです。そのイメージでじわじわとやっていくことが超大事で、あとはモチベーションとか、仕事の意義とか、人生とは何かとか哲学的なことになっていきますし、そこを手抜くか向き合うかもあなた次第です。

僕はアイデアを手抜きたくなかったし、今もそうなので上のような結合というかサイクルで生きています。これも僕の考え方なので、全く違う人はいるでしょうが、アイデアってやっぱいいなあとか、楽しいなあという人がどんどん磨いていって興味をもってもらえればやっていけばいいんじゃないかという話です。

逆に駄目なのは、無理して辛くてやるとまあ駄目ですね。アイデアってなんかいいなーと思ったあなたは多分その時点で筋が良いのでぜひアイデア力なんてふわっとしたものを磨いてみてください(笑)

始め方といってまああんまり説明になってないんですが、まあマインドセットということで許してくださいね。

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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