違和感は多分誰でも分析できそう

先の第一弾他人の違和感から発想できるかどうかを踏まえて第二弾を行いました。以下で共有したいと思います。

30件程度の回答を集めてみた手ごたえです。

改良点

先のプロトタイプ的な問いかけでは厳しいというか、想定していないものも出てきました。実際に欲しい違和感=推奨される違和感って意味ですけど、以下ではないものとなります。

対象外とする条件を増やした

当然これらの対象外のものが「駄目」でなく、おそらくなんですが、アイスブレイクとかちょっとした話題になるものの、そこを追求していってもあまり良いアイデアの種にならないかなというところです。もっといえば、あまりにそこにこだわるならばその方向性を昇華させたり、違う方向性を入れないときついかなということです。例えば、愚痴を言うのを否定しないんですが、愚痴だけでなくどうすれば面白くできるかみたいなことが欲しいってことですね。

対象外としたのは、

  • 季節ネタ、天候がおかしいとか、温暖化の影響でみたいなネタですね。
  • コロナ禍に起因が主なもの。マスクつけてないあとおかしいとか。
  • 持病などでの病気ネタ。腰に違和感とか。
  • 人間関係に関して、とくに職場の人と合わないみたいなもの。

などです。くどいですが、人間ですから、季節もコロナも、持病も人間関係について違和感はあるわけですね。ただ、それは「アイデアの種」として、そこから磨いていく分析していくには辛いことが多いかなあというところでした。

一方で、人間関係で職場のAさんがどーとかいって、それがアイデアにつながるなら大いにありです。でもですね、そこまで深くやれるなら他のネタもあるわけで、ここが紙一重な感じもしました。

違和感は一つの提示とした

本来ワークショップや通常の違和感集めでは数の制限はないです。ただ、ワークショップだと3つ程度とか目安を設けてます。なのですが、この制限については後で考察したいのですが、10程度は欲しいかなというところがあります。

今回の調査に関しては1つでしっかり掘ったほうがいいのでそういう形としました。

140字以上は書くようにして密度を高めた

要するに事象として簡単に書いてしまうと情報がなくて分からない、それでどう感じたのか、何だったのかが見えづらいのがあります。Twitterではないですが140字程度とか、ある程度情報があると見える回答が先回から見えたのでそうしてみました。

どちらかというと情報量の問題ですね。端的に書くことはできるわけですから。

「理由」だと思考になりづらいので「分析」とした

分析っていっても難しく感じますが、一方で「理由」と聞くと当てつけのようにもなったり、あまり思考になりづらいです。なんとなく理由はいえるが、なんとなく分析ってしづらくないですか?というくらいの主観ですけど、それで「分析」をしてくださいという形としました。

こうすることで、その違和感を考える、分析するというモードに出来るかなというところです。

調査結果

やってみた結果ですが、概ね想定する違和感や分析になってきた気がします。

当然ですが全ての人が出来るとかやれるみたいなことでなく、やり方があるんだろうなと。一方であがってきた違和感、その分析からめちゃくちゃおかしいとか、全然駄目とかってこともないので、ある程度の人はやはり出来るだろうなと感じたわけですね。

得られた知見

上記から、ある程度の違和感の方向性はあれど、まあ概ね出来そうだというのが見えてきました。あとは、当初課題として掲げていたどうやって「違和感」を出してから分析するの?ってことですね。

これについては、なぜ?と考えれば出るのかどうか。事象をちゃんと観察しているのか。自分の感情と客観的な形で切り分けているかとか。そういうのがあるかなと。

それを踏まえて第三弾をやってみました。こちらはどう分析したかを書いてもらうものとしました。

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

リサーチとアイデアの出し方講座

大橋のアイデアの出し方やリサーチの仕方などのやり方などを初心者向けに解説したUdemy講座です。本ブログのアイデアやリサーチネタが気になって、どうやってやっているんだろう?と思った方はぜひ。

気になる方はハードルを極限まで下げているのでチェックしてみてください!