100本記事を眺めていきアイデアを出すやり方

僕が普段やっているアイデア出しのやり方を、とくにインプットのやり方ですね。書いてみたいと思います。そういえばこのネタ書いてなかったかなと思ったので。

目次
全体の流れ
全体の流れを示します。
- feedlyやGoogleニュースから記事タイトルを100本程度チェックする
- 気になったニュースを詳細をタブで開いて見ていく。その時メモしていく。
- 最後に面白かったものなどを見て調べたいより考えたいのを膨らませる
以上を日々やっている感じです。
種も仕掛けもないのですが、これを日々やっていて、scrapboxでは現在6801pages(1ページは1メモという感覚、当然量のばらつきはありますよ)となっています。
2019年頃からやっているので、概ね6年位になりそうですね。気になる人はこちらの記事なども見てもらえればいいかもしれません。よって、6年でいえば1日3ページくらいのメモです。そう見ると大した数じゃないですよね(笑)土日は基本的にやっていませんが。
1.記事を100本程度タイトルをチェックする
記事は100本程度としましたが、ばらつきはあります。
feedly
feedlyで50本程度は上がってくるので、Googleニュースとかでタイトルを見ていきます。どちらでも、ニュースタイトルを見るので、概要はそこではあまり見ません。タイトルでわからないのは省かれるということですね。

feedlyはRSSツールですので説明は省きますが、記事などチェックしたいところをRSSで登録しておけば新着記事を得られます。
上では、13とあるのが未読数ですね。大体1日1回程度しかチェックしてないです。
ポイントはタイトルなのでタイトルを見ているよってことです。
Googleニュース
Googleニュースはカスタマイズされているわけですが、これも以下に示します。

Googleニュース自体は好きなようにカスタマイズしています。ゴシップや芸能ネタなどかなり切っています。稀に入ってきますが快適です(笑)
基本的に「おすすめ」のみをチェックしています。こちらも1日1回程度ですね。おすすめってそんなに更新されないので。
こちらでもタイトルを見ていきます。ただメディア媒体がどこかも見ていて、そういうネタかというのもメディアによって印象が変わるところですね。これはしょうがないですね。
上では、東洋経済で、著者名も囲っています。最近はどういう著者か筆者かも分かることもあるので、気に入っている人ならより見たい、でないなら見ないということもわりとしています。あとメディアであまり面白いのがないなら、スルーするとかもあります。
ビジネス、経済、他趣味、ローカルなど雑多です。こちらもタイトルだけで50くらいはありそうです。日々違いますけど目安です。
以上で概ね1日100記事をタイトルを眺めていることになります。
ここで大事なのは、タイトルを見ていって、おもしろい、気になる、なにそれ?というのを目星をつけます。
具体的にはブラウザの新しいタブでChromeだと「CTRL」キーを押しながらマウス左クリックで新しいタブで開きます。これが10-20記事あるくらいですね。当然ばらつきはあります。

2.タブで開いた面白いと思う記事を10本程度読みながらメモする
1で見つけた面白い記事を開いていきます。
ここでは普通に開いた記事を読みます。そしてメモする感じです。
読みとメモとは、ディスプレイの左側でブラウザ、右側にメモ画面を開いておいて、書いていく感じです。
記事の読み方
多分読み方としては、
- タイトルで面白い思ったポイントはどこか
- それはどのようなものだったか
- 期待している内容が書かれているか
- 意外な点はどこか
といった形で読み解く感じです。
たまにある有料記事などは会員なら見ますがでないなら飛ばします。これはしょうがないですね。
タイトルが釣りで全然ということもありえますし、それはメディアだけでなくメディアのカテゴリとか筆者によることもあるのでそこは気をつけながらです。
これはfeedlyとかGoogleニュース関係なくどちらでも同じです。
scrapboxにメモをしていく
ここからはざっくりですが、
- 見て面白いならscrapboxでメモしておく
- URLと面白いポイント
- 必要であれば引用する
というところです。引用は主ではないので、一部思い出せるか、または記事全体のここがいいというところですかね。それに対してインラインでコメントする感じでメモしています。
どちらかというと、メモが大事で、書くということですね。
この記事がこれは面白かったんだ、ここが良かった。学びになった。そういえば思い出したことがあるなどをざっと書き出します。
例えばですが、食品スーパーのバローのainomaという名称が気になったので調べたんですが(正確にはネット記事ではないですが、雰囲気としてどうぞ)

こんな感じです。まだ下にあったりしますし、記事ネタ自体が面白いならメモが多くなるし、そこまででないならメモはさらっとです。
メモが多いということは気付きが多いということですよね。それが出来る記事は良いという考え方をしています。
ここで「書かなくてもリンクだけでいいのでは?」なんて思う人がいるかもしれませんが、それは良くないかなと。
まず書かないと定着しない、記憶になりづらい、あと覚えなくていいんですよ。ただ、書くことで思い出したり広がったりすることがあるので、メモしています。後で引っ張り出したい時にも書かれているなら引き出せる確率が上がるわけですよね。検索とかで。
そしてどちらかというと、書かれていることを写す意図はほぼなくて、自分が何に対して何を感じたかを大事にしています。
これは慣れればできるのですが、慣れてないと結構しんどいかもしれません。最初は少しずつでいいのでやっていくといいかもしれません。
あと、scrapboxでないと駄目とかでなく、evernoteでもnotionでも好きなものでいいと思います。デジタルにこだわりはないのですが、多分デジタルは強いです。手書きでもいいですけど、管理が大変なので。
10本程度メモして何か印象に残るのは数本程度
記事を読んでメモする。それだけなのですが、結局「ふーん」で終わることも多いので、これは面白いなといってメモしたりする、かつさらに調べたいものって数本程度です。
しかも調べるといっても、ものすごく調べたいのか、どうなっているんだろうか?程度のものもあるし、そこで調べられるかもありますよね。
よって、印象に残るのは数本かなというところです。全くない=0本ということはないのですが、1本程度はあると。ただネタが100本程度ないと残りづらいのは確かです。
そういう場合はどうするか?他の本とか、自分で調べにいったり、それこそscrapboxでメモしたままとか、考えていたことを再開するとかそういうことをしたりします。
いずれにせよ、自発的に何か頭の中で出てくるものよりも、外からの刺激を使って頭を動かす感じが強いです。
3.面白いネタをさらに膨らませたりする
ここからは2で面白かったものがあればですが、そこまでいくことは毎日あるわけでもないです。ただ、興味があるとか、紐づけるネタとか、アンテナがあればあるほど面白くなるので、そこを磨いてくのが大事だと思います。
興味も日々変わりますからね。
ただ、僕の場合は、シゴトづくり、ビジネスアイデア、世の中の出来事、人の考え方、コミュニケーション、言葉などが面白いと思うことが多いのでそこからネタにしていることが多いです。
スポーツネタとか、芸能ネタなどはほぼないかなと思います。それは興味なので、そこは受け入れていけばいいかなと思います。無理して見たくないものを見なくてもいいということですね。時にはありですが、日々やらなくていいかなと思います。
感覚的になりますが、面白くて掘り下げる場合は、
- 記事が一定量の文字数や切り口や視点がある
- 引用箇所が1個でなく、2-3個以上複数ある。同時にそこにコメントもするので
- 面白いと思って友人やコミュニティでおすすめする
- 知らなかったこと、分からなかったこと、面白かったことなどが言語化できている、またはそこを更に調べたいと思う
など2で書いたメモがそうなっていることが多いはずです。
これは結果論ですけどね。
あと、おすすめしたいは結構ポイントでして、自分がやっているビジネスニュースカフェとかはこの毎日のやり方で面白いなというネタを出しています。有料ですけどおすすめなのでぜひ遊びに来てもらえると嬉しいです。最近のダイジェスト記事貼っておきますのでチェックしてみてください。
あと、ビジネスアイデアとして考えて提案する仕事としてもこういった行為から生まれてきます。お客さんが欲しいものを引っ掛ける感じですね。
おわりに
簡単ですが僕の日々のインプット術を書いてみました。こう書いてみると大したことがない気がしますがそうやって蓄積していくと、驚くべきことにアイデアが出ないということはほぼなく、何か出ます。出るようになります。
当然それがすぐ役立つアイデアになるかは別ですが、少なくとも発散することで困ることは減るはずです。そして、収束は別なのでまた収束していけばいいわけですね。
ちなみに、他のインプットは友人との会話、本などで特殊なインプットがあるわけではないと思います。
あとは自分が運営するコミュニティや所属するコミュニティなどがあったり、リアルでの活動や趣味やイベントや様々体験ですよね、そういうのがインプットになってきます。
勘違い頂きたくないのは、ネットニュースのみから生成しているわけではないということと、あとそれだけだとふわふわしていて現実感がないものになるからですね。
自分のやり方も聞いて欲しいとか、こういうやり方はどうだろうかとか、やってみてうまくいかないなどあればお気軽にご相談ください。本件に関する範囲であれば気軽にお話出来ると思います。
アイデアを一人でも出せるようになると僕も嬉しいです!
筆者プロフィール

- 「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は400超。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介、仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューやお問い合わせはお気軽にどうぞ。
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