ideable(アイデアブル)度を高めると大体うまくいくかも

造語的に概念を生成して考えてみました。こういうのって楽しいですね。
アイデアブルとは?
idea×ebleの造語です。ただ、これだとアイデアが出せるみたいな性質を指しそうですがそれもありです。今回はコミュニティや場において、つまり組織や集団におけるアイデアブルというところです。組織のアイデア力があるという意味に近いのですが、それだとアイデアがある感じでやる感じがないと。
あと、アイデアがあってやるのだけど、回らない。一回で終わる。続かないのもあるので、ebleとしては可能性というところを出したいと。つまり、アイデアを出してやって続けていくことで、アイデアの可能性を感じて動ける状態その様を指す言葉として考えてみました。僕の勝手な考えです。
結論としては、こういうのが活発であるとコミュニティは生き生きする。つまり、楽しいし、面白いし、休めるというか。わくわくするというか。そういうことになっているはずですと。
逆にアイデアブル度が低いとか弱いとかだと、つまらなくなるか、死んでいるというか、生きてないんですね。生きるって人気(ひとけ)があることなんじゃないかなと思っていて、誰かの目があるって大事ですよね。
1.アイデアを出せる
アイデアを出せるとは、シンプルにアイデアを出してもいいとか、アイデアを出しても受け入れられるということを示しています。
アイデアを言っていい雰囲気。といっていいかなと。
そういうのがないところはやですよね。言っても怒られない、聴いてもらえる。当然それをやるとかは別です。このあたりの塩梅もありますけどね。
発散できる場とはそれだけで素晴らしいかなと思います。
2.アイデアをやれる
アイデアを実行できるということです。
1だと言うだけですが、言うだけが悪いわけではないと。
ただ、100個アイデアがあって1個もやらないなら、アイデアを言わなくてもいい。それは別にやりたくないことでは?とも思えますよね。どうですか?
だから、アイデアはまあやっていったほうがいい。やってもいいしやらなくてもいいしというところで、アイデアをやる感じです。
ここでNGは、アイデアを言うのはいいけど、やるのは自分でない場合、誰かに押し付けないってことですね。押し付けるってそれだけで不安になりますから。心理的安全でなくなるのでNGってことです。
アイデアを言った人がやるでもいいし、アイデアを拾って別の人がやるでもいいし、アイデアのオープンソース感というかそういうのがある程度ないとしんどいです。俺のアイデアを奪ったな!みたいなのにってしんどいってことですね。
当然ここで関係性が全くなければできないのである程度関係性もないといけない。相手を知るってことですね。
3.アイデアの可能性を感じられる
アイデアブルの説明としては最後ですが、これが一番大事です。というか、1も2もやって、3がないなら意味がないというか。アイデアブルではないです。
というのは、アイデアを言った、やった。そこで得られるのは言ったことができたしやれたってことです。アイデアがうまくいったかどうかは実はどうでもいい。当然うまくいったほうがいいのだけど、1回でうまくいくことって稀ですよね?やったことがある人なら大体そうなはず。
よって、何度も繰り返すわけなので、2回目以降、つまりやったことがまたやりたいか。またやっていき続けたいか。決めなくてもいいのですが、次もやっていいと思われる、やりたいと感じられる。そういう状態がめちゃくちゃ大事ではないかと。
体験としては学びという感じが強いですかね。学んだから次はもっとうまくやれるとか、次はこういう意識でやってみたい。僕では遊ぶ感覚が強いですけどそれは人次第とも思いつつです。
アイデアの可能性とは、アイデアをやったらこうなるかも、よくなるかもとシンプルに思えることでしょうか。逆に可能性がないとは、アイデアを出してもやっても意味がない、何も変わらない、無駄だ、分からないものはやらないのがいい。そういうマインドセットですかね。
当然コミュニティによりけりなのでしょうが、僕はそういう場をつくりたい。つまり、わくわくする場のほうが楽しいし、関わる人が「今日は何があるかな?」と考えている方が楽しい。そんなことを考えているわけです。
単に僕が作りたい場のための概念でもあるんですが、一方でこういう要素でまずうまくいかない場ってないかなともいえます。
やれることはシンプルに小さなことをやること
では何をやったらいいか。愚直ですが、
- 自分が考えたアイデアがあれば出してみる。出されているのに乗っかる。何もないならまず出してみる。アイデアがあればそれにリアクションする。
- 少しでもアイデアを試してみる。自分のやれる範囲でやってみる。誰かのアイデアを手伝ってみる。大きいアイデアなら分割してやってみる。無理にやらない。
- 小さいアイデアを試して自分の手応えや感覚を共有してみる。少しでも変わったり世界や見え方が変わったら大勝利。見えなくても続けていくと変わるかもなのでそこをやっていく
という感じになると思います。繰り返してやっていくので、小さいことでいいのでやると。
一人ならあまり感じられないかもですが、少しずつ変わってきます。継続は力なりの本質かもです。コミュニティや場だと、それを見た人が「あ、そうやっていいんだ」「そういうやり方でいけるのか」「自分もやってみたい!」みたいな感じになるんですね。
余談:AIは概念は作れない
今回このネタを考えていて、AIはアイデアブルなんて概念作らないし作れないなあと。AIのやることではないんですよね。だから人がやることでしかない。この造語の意味は、僕が整理したり、説明するためであって、それを広めたいとかではないです。
とはいえこういう造語の意味って何かというと「人が造語をつくる」「その概念で説明する」ことでやはり頭を使うんですね。あと、その人ならではの物語が出てくる。逆にいえば僕は誰かの使う、その人の使う言葉で気になるのがあれば聞き返すんですけど、その人の言葉遣いにその人が出てくるからですね。
「希望」という言葉をカジュアルに使う人もいれば重く使う人もいる。全く違う意味で使うかもしれない。であればその人の物語が出てくるし、体験やその人らしさが出てくる。そこがポイントですよね。言葉を意識すると、キーワードを捉えるのが面白いですよね。
概念を生成するためには、人がですよ、結局人が考える、気づく、こうじゃないかと仮説を立てる、アイデアを出す、実行する。そんな感じが必要かなと。
さらにコミュニティや場に対していえば、独自の言葉が出てくるかでしょうか。独自の言葉が出てくるとは、何かしら一人ではなく共通語が生まれたりして関係性が見えたり、何か出てくる。身内やその人達だけで通じるのは関係性を強化します。当然その反面、周りから入りづらくなる。そこはもうバランスの問題なので、使い分けですよね。
一方で独自の言葉が出てこないとは、そのコミュニティで活動や体験がないか、あまり共有されてないってことになるので、危険というか活発ではないのかなとも言えそうです。これも仮説ですがまた考えてみたいところですね。
筆者プロフィール

- 「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は400超。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介、仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューやお問い合わせはお気軽にどうぞ。
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