シェア自転車普及が更に広まるとどんなアイデアが生まれるか?
ラジオで話していますが、少しトピックを立てつつ書いてみます。
元々の着想記事はこちらのチャリチャリの拡大の記事でした。
福岡「チャリチャリ」1分6円で黒字化めど 利用月50万回では事業として黒字化の目処がついたのは素敵なことだなあというところから考えてみました。
目次
結論
これがいけるってことはないんですが、手堅く行くならメンテナンス事業者などの需要が増えるってことですよね。自転車のリサイクルから充電とか、シェア自転車の移動とか。とはいえ、これはある程度事業者で充足している仕事ならそこからは広がりづらいので、エリアが広がるかどうかが注目となりそうです。
ラジオダイジェスト
今回のラジオをざっくりいえば、シェア自転車が普及すると何が起こるかについてビジネスアイデアを考える回です。
まず、自転車のメンテナンスや充電バッテリーの取り替えなどの事業が増えると思われます。次に、決済や自転車グッズの開発、レインコートや駐輪場などもニーズがありそうです。
地方や都市の土地の要因も影響をもたらしているとして、街作りや都市開発的視点で見ると面白いと考えられます。
最後に、Uber Eatsなどのデリバリーサービスにも影響を与える可能性があるため、今後注目したいテーマと捉えています。
メンテナンス事業者の仕事は増える
これはプラス要因です。よって、影響が小さいかもしれませんが、それらの事業者の株価が上がるとかはありそうですね。充電バッテリーもそうですし、自転車メーカーとかもですね。自転車を移動するトラックとかが増えるとかもあるかもしれません。
決済回りの動きはないかも
多くのシェア自転車はカード決済でクレジットカードが使えない人は結構使いづらいです。よって、未成年とはいえ、今は18歳でカード持てる時代なので即影響がないものの今後こういった若年層への対応もありそうですね。
調べたものも共有しておくと、
- チャリチャリはカード必須https://support.charichari.bike/hc/ja/articles/4411967724441-クレジットカードを持っていません-サービスの利用はできますか
- ドコモシェアバイクもカード必須 https://docomo-cycle.jp/registration
- ハローサイクリングはキャリア決済とか使えて面白い https://www.hellocycling.jp/faq/
とかです。他にも事業者はありますが大手どころではこれくらいでしょうか。
ここで、ハローサイクリングはキャリア決済も使えるから優位といいたいですが、使えるエリアが限られれば意味がないので、そこまで優位とはいえないのかなというところですね。
自転車グッズなどが売れる
2023年4月1日から自転車ヘルメットは努力義務となったようです。その影響もありそうですが、これはシェア自転車とは関連はそこまでないと考えています。
とはいえ自転車にのってヘルメットをかぶるほうが安全になるのでそれを否定するものではないです。
シェア自転車事業者側が貸し出す=購入するという法人需要が生まれるかは分からないですが、今後注目ですね。
おしゃれな折りたたみできるヘルメットは多少値が張っても買うのはありかなとかちょっと考えています。
雨の日グッズは課題感あり
レインコート一択しかないのが実情ですが、傘をさすなどは危険走行という認識です。梅雨時期は1.5ヶ月くらいは走りづらいですから、そういう時に使えたり、悪天候でも多少いけると良さそうです。
ですが、あきらかにレインコートを着てまで自転車に乗る、とくにシェア自転車となるとなかなか想定しづらいですよね。観光地とかならありえるかもしれませんが。
ここで視点を広げれば雨の日グッズ自体はまだまだ未開拓で出来ることはあるかもしれませんが、ウェアだけ見ているとアイデアは広がらないのでもうちょっと視点を変えたほうが良さそうですね。
自治体系事業者とは棲み分け
名古屋市ならでらチャリなどがあります。時間100円で安いですが、この価格は自治体などとの連携や自治体主導だからですね。
チャリチャリなど民間とは棲み分けがある印象です。その上で、自治体系などはポート数は少ないし主要のものしかないため、利益よりもまちづくり観点が強そうですね。
このあたりで色々なプレイヤーがいい感じで棲み分けられるとお互いに取って良さそうですね。
UberEATSなどのデリバリ事業者にはプラス
実際に宅配しているEATER側の話です。シェア自転車を活用している人をよく見かけるのでそういう人にとっては広がるのはプラスかもしれませんが、ライバルが増えるかもしれないですし、ちょっとこのあたりはなんとも言えませんね(笑)
おわりに
ざっと見ていくと、これというスカッとしたアイデアはないのですが、グッズ然り事業者然りというところで、ちらほらアイデアの種はありえるかもというところでした。
あなたも何か自転車系のアイデアを考えるならヒントとしてもらえれば嬉しいです。
筆者プロフィール
- 「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介、仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューやお問い合わせはお気軽にどうぞ。
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