トミカは納車待ちで世界をつくる

トミカが品切れ、棚を見たら…在庫切れではなく「納車まち」なんです

今回は棚の見せ方、小売やマーチャンダイジング的なネタです。

トミカは納車待ちという表示

まさに世界観ですよね。詳細は元記事をどうぞ。

車を扱うから、それって実際は納車されるので、そういう意味で「納車待っててね」と。大人からすると、「おもちゃ」だから、「おもちゃ在庫がないだけ」となりますが、そうではないと。

世界観は店舗から作られる

こういう言葉をもって世界観が作られるし、統一感が生まれる。ブランドといってもいい。商品の世界観自体は・・・まさにこういう店頭で作られると。

「マーケティングとは “戦いの道具”ではなく“戦いをなくす道具” である」

こちらの記事を思い出しました。木下さんによれば、ネットは商品を売る、ブランドは店舗として実店舗がある。世界観を作れるんですね。ネットでそれって難しいですよね。例えば、珈琲豆があるとして商品を売ることはできても、その珈琲豆のブランドイメージをつくるのが難しい(商品自体の価値は伝えられるけど、ブランド全体の世界観が作れないということです、またはめちゃくちゃ難しい)。

店頭にいけばいい。例えば、アンティークという店があります。チョコとか、パンとか、若い女性向けのイメージが強いです。このお店は例えば、不思議の国のアリスではないけど、小説やファンタジーや世界観がなんかある(ように見える)。少なくとも、パンに物語や商品に色々と説明を入れてくる。という世界観がある(くどいですがようにみえる)わけですね。

でも、これをネットで作れるかというと多分厳しいと。僕もそう考えています。

とはいえ、トミカ全体でやっているわけでもないので、読みすぎですが、一応元記事だと、世界観を感じてもらうというところなわけですね。子どもたちにとっては大切な商品や「車」ですからね。それを待ってもらうというのを楽しんでもらうという感覚が「子ども」視点で素晴らしい(顧客は子どもですから)なあというのがポイントでした。

世界を壊さない、生み出す言葉を

言葉って大事ですよね。表現とかも。

僕も「アイデア」という言葉を使っていますが、アイデアだけでは足りないというか。例えば例えとして「成長させる」という、まさにサボテンや観葉植物を育てる。丁寧に愛して上げる、水をあげる、こんにちはわと挨拶する。大切にするとはそういうことです。

そういう「慈しみ」(いくつしみ)などがなければやはり育たない。アイデアは愛だ!なんていっても伝わらないですがそういう意図があります(笑)

であれば、乱暴な言葉も使わないし使う意味がない。アイデアって大事だし楽しいし、ほっこりする。そういう世界観を作りつつ大いに遊んでいきたいですね!

転じて、あなたもビジネスやシゴトづくりにおいて、世界観を壊さないとか、その世界にあった言葉や表現を使うのをおすすめします。造語とかたまに紹介していますが、あなたなりの造語もそれを表します。造語だらけでは困りますが、わからないとということですが、その造語こそまさに世界観かもしれませんね。

筆者プロフィール

シゴトクリエイター
シゴトクリエイター
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は400超。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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