ハロウィンかぼちゃゴミ袋アイデアが秀逸

時期は全く関係ないですが、ハロウィンでゴミが大量に街に出てしまうというところをうまく解決?したアイデアが秀逸だったので紹介します。2016年のネタです。

ここから何が学べるかがポイントですね。

かぼちゃゴミ袋でクリーンなハロウィンを提案

&TOKYOは東京都が仕掛けてるっぽい東京ブランドというものを構築していく活動プロジェクトでしょう。

HALLOWEEN&TOKYO ゴミ0のハロウィンに!

ゴミ拾い袋をかぼちゃに仕立ててそれに楽しくゴミを入れていくと「かぼちゃ」になると。面白いアイデアなのでついついやってしまいそうです。まあかぼちゃが出来てそこにゴミがあること自体は「駄目」なんですけど、そもそもそれを認知し拾っていくことでというところです。

もちろん、本来はこんなことをせずして機能するのがいいけれど、デザインのアイデアでこういったプロジェクトを強力にできるのはグッドだなあと感じました。

デザインが良ければいいは違う

こういう事例もですが、成功した結果が見えるので「じゃあWebサイトもおしゃれなほうがいいよね」みたいなことになるんですが、半分合ってて半分間違っているというか、失敗すると間違っていることになりかねません(笑)

今はあまり見かけないですがFLASHだったり動的な形で「どこにメニューがあるかわからない」のをお客さんに要求するのは酷です。印象としては「メニューがないってことは、クリックさせたくない。実用より見栄えなんすか」みたいなことになるかもしれません。そこまでひどくはなくても、印象が悪くなりますよね。

三角形のタンスが使えるかどうかみたいな話もあります。三角形とはデザインを揶揄した意味です。本来はデザインはそういう奇抜なことでなく、それってモードというかアートっぽいですよね。単に整理された情報が届きやすい、分かりやすいことを指します。

だからかぼちゃの袋を見て「あー」と思う人がいるわけです。「あー」というのは、文字通り「あー」といった瞬間に1秒もかからない形で「なるほど、これにゴミを入れると溜まってかぼちゃが一杯増えて楽しくゴミ拾い出来るかもね。ゴミ拾い楽しめそうだね」という感想を抱くわけです。

つまり、「かぼちゃ」であることが分かる、それが膨らむことも「ゴミを入れると」が想像できる。それが膨らんだことが想像できる。楽しいことが想像できる。それらの掛け算または要素があるから「一瞬で伝わる」設計になっているといっていいでしょう。

ハロウィンだからかぼちゃでなくても、魔女だったりお菓子のビジュアルだとどうなるか?ちょっと分かりづらい。情報伝達が遅くなるかもしれません。もちろん、早ければいいわけでもなく、その伝えたいものにあったスピード設計が大事な気がします。それをやれるのがデザイナーです。しびれますよね。

擦りまくって色々なアイデア出しに利用

このネタが良かったので、色々なアイデアに使わせてもらいました。まあそれだけでも嬉しいというかありがたいですが、このネタを見つけたのもリサーチをしていてたまたま見つけたものです。

擦って擦って使えるものはうまく使って、煮干しとか昆布とか鰹だしじゃないですが、出したら捨てるのでなくやはり佃煮なり食べちゃいたい(笑)簡単に捨てずにしゃぶり尽くす。そういう精神はわりと使える気がしました。

これ使えそうとか面白そうなアイデアはぜひ擦ってどんどん使っていくのが良さそうですね。

あとは、ゴミ袋のデザインに注目されがちですが、実際にしていますが(笑)そもそもゴミ袋のデザインを変えることでこういうことが起きるなどの目にする人がどう感じるか、動くか、その情景はどうなるか。その想像力を企画時点でやれることがポイントでしょう。ここが見せられないと「GO」できないですからね。

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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