リサーチのためのアイデアもあっていい

ちょっとしたアイデアメモです。

リサーチのためのアイデア

リサーチって何か調べることなんですが、実はこの調べるためのアイデアが必要だったりします。え、どういうことって思った人は鋭いです(笑)

例えば全てのことが「Google検索」で入れて出て来ればいいのですが、実際の調べる時にはそれで充足することはほぼありません。

むしろ、キーワードを出すという意味で、「ある知見や観点を知っている」人が入れるキーワードと、知らない人が表面的に入れるキーワードは別物です。しかもこのキーワードは別というだけの意味でなく、固定概念やフレームワークという意味では世界が別です。

つまり、A世界にいる人はB世界にはアクセスできないくらいの断絶があります。これは氷でいえば、水面下の氷を把握していないと、想像できないと、見える部分の水面上だけで判断してしまうんですね。

これは怖いですが普通にありえると。

だから1つだけ言えるのは「Google検索」して調べ終わりましたなんてことはまず言えないなと。その自覚とか体験しているならばそうならないですから。逆にそれだけで完結するのであればそれはそういうものとしか言えないと。

ここらへんのリサーチ的な話を図書館司書さんがめっちゃ細かく書いてある本がありまして、これは良書なのでこのあたり気になれば読んでみてください。

最初のリサーチアイデア

もちろんGoogle検索をするなとかではなく、それだけではないですよね?というところを押さえます。

そして、リサーチする方法というかアイデアは色々あるわけで、ただアイデアの性質として試してなんぼであってそれで「答えが出る保証」があるわけではないです、という前提です。

例えば少し考えてみましょう。

フリーランス向けサービスをやりたい、どうすればいいか?

開発とかプログラミングみたいなことでなく、新規事業やビジネスとして、価値を提供するから、そのターゲットがどれくらいいるか。

ここでターゲットはフリーランスとして、僕みたいな人がどれくらいいるかを知りたいとします。

実はフリーランスや自営業者の統計データは普通にあります。それを知っていればスムーズにデータが出せます。

はい。これで解決ならいいのですが、実際はフリーランスでも様々な職種があるので、どんな仕事をする人向けか、年齢層などのいわゆる静的な属性があると。それで切ってもいいですが、実際はフリーランスの人が考える悩みとか課題とか、今の特定の課題を持っているかが知りたいと。

ここで問題です。そういうデータや調べ方があると思いますか?

はい。これは正解とかがあるかどうかでなく、ある程度近づけるとか、または精度を上げられるとか、可能性、正確には蓋然性として確率を上げられるかどうかという意味で、範囲があるという意味では上げていけばいいという姿勢です。

よって、自らここで考える必要があります。ここで「リサーチアイデア」が出てくるんですね。

これが正しいわけではないですが、

  • 周りのフリーランスにまずは聴いてみる(いなければ外部サービスを使うなり考える)
  • フリーランスとそもそもいっているが、ターゲットを働き方で絞る意味合いは何だったか?などコンセプトや仮説はしっかり確認しておくこと
  • データや数字を得られることは得たほうがいい。一方で、肌感や主観の感覚も大事にすること。
  • 自営業者の解像度が低ければ顧客解像度が低いのでそもそも検証や実験レベルで躓いてしまうこと

などが考えられます。

さらにリサーチして「今回のターゲットはXXX万人くらいいるぞ!」と興奮しても、その根拠や確からしさが求められます。またそういう数字で皮算用をしてもいいのですがしたところで、確率が上がるわけではないんですね。であれば、顧客解像度を上げるとか、確からしさを上げるためのことをしたほうがいいわけです。

また、悪手としては「リサーチとしてそういうデータが出てくるものがあるはずだ」と求めてしまうことです。何かしら「未知」を想定して、何か手法があるという「アブダクション」的なやり方は全然良いんです。ただ、それって「無理じゃない?」をいくら考えても分からないのと、また進めても分からないなら、全て分からないとするか、少し分かったもので土台を固めるかの違いかなと。

このあたりの粒度や感覚を雑にしているのでなく、めちゃくちゃ大事です。ですが、このあたりはとても細かいのでざっくりやると結構破綻するなというのが僕の感覚です。

長くなりましたが、最初にこういうことを調べていくといいんじゃないの?って方向性やアイデアが少しでも具体的に見えること。そういうことをここでは「最初のリサーチアイデア」と言っています。

発想法を学びたい人どれくらいいるか?

これは僕が考えているサービスです。実際に学びたい人というよりも、苦手を克服したい(逆上がりみたいなものですかね)とか、今後のために学びたいという自己投資感覚がある人を想定しています。

そういうデータってまああるっちゃあるのだけど、それが使えるかは別だと。なぜなら、該当する顧客に出会いそこでフィードバックを得てということをしないと、これらって前進しようがないんですよね。

つまり、リサーチのアイデアとしてはここでは、アンケート調査結果とかを見て推計したり、これくらいの人がいそうだとかは出来ると。でも、それも確からしさの上ではかなり危ういわけです。

しかも再現性という意味では計算をしていったものが、ところどころ弱ければ結局破綻します。

不確実性が高いことをやるところでは、確実な計算みたいなものが相性が悪いんですよね。それだけです。

データもない、アイデアもない。どうすれば?

確からしいデータというものがあるのは宗教ではないので、近しいデータはあるとかそれくらいでとどめて置くのがいいと思います。精神衛生上(笑)

またアイデアもですが、同様に万能の解決する何かってなくて、大体そう思った瞬間に「騙されている」かもしれませんから。疑ってもいいんですよ。

その一定の批判や「ちょっとまてよ」というところでもみつつ、その上でデータを取り扱う。その上でアイデアで出来ないかというところを考えるのが僕の仕事でもあります。

また、これは端的にいって「データとか数字とかもない」し「こうすればいいってアイデアも見えてない」というわりと詰まった状況ですよね。

非常に分かるのですが、僕が魔法を使うわけでもなくやるのは、これらを改善できるか、違う「連想」や視点で突破できるかどうかだけなんです。

つまり、他にこういうデータや事例があったから、類推していけるのではないかと考えてみるとか。アイデアとしてはフレームワークを外すことで広げられないかと考えてみる。

今までのアイデアや検討は無駄ではなくて、そこで何が起きているかを考えてみる。

非常に地味です(笑)

このような状況で、進んでいくというか、もやっとしているところを、綺麗にナビゲートできるかはおいておいて、やるのが僕の仕事なんですよね。ってことをふと思っています。

リサーチにもアイデアが必要

結局リサーチする場合もアイデアが求められます。

お客さんと話をしていて再確認できたのですが、

「新規サービスをやりたいがその顧客数をどうカウントするか?」っていう問いかけは、実は分からないんですね。実際は全く分からないのでなく、正確には分からない。なので、水増ししたり適当にやっていいわけではないと(笑)

例えばその顧客って誰か、本当にそういう人がいるのか、または何をしている人ならその人の心理や行動をカバーしているか(近しいか)、みたいな心理を考えたり、その人が行きそうな場所を考えたり。これはまさに「顧客解像度」を高める行為でしかないです。リサーチをすること自体で高まることもありますからね。

他にも「新規事業に対するそのニーズを確かめたい」というのもあるわけですよ。これも分かるのですが、はい、これくらいですなんてデータが出せるわけないんですよね(笑)なので、分かる範囲はこれでこうなっていくという考察になるわけです。またはその根拠、確からしさを固めていって土台を作る感じですね。というかそれくらいしかできないという感覚ですね。求めすぎてはいけないという感じもあります。

リサーチするというのは、実はリサーチするところでは、電通リサーチ本がありましたが、仮説は最初に何でもいいから出すという話がありました。そこを批判するわけではないですが、「そこで出て来ないなら?」というところで、やはりインプットしたり体験したり考えるしかないんですよね。これってアイデア出しと全く同じ行為だなと思って思わず笑ってしまいました。調べ方の教科書が面白かったが、仮説がどう出せるかという重箱の隅を突いてみるでそのあたりは書いています。リサーチ自体のやり方とかはかなり参考になるので良書ですよ!

実際には、その最初の仮説、最初のリサーチ、最初のアイデアみたいなところで止まるのではないかな?と。そう僕は考えているんですね。

おわりに

オチとかはないのですが、僕はそういうリサーチをする時に、どうリサーチすればいいだろうか?みたいなものも、アイデアレベルとして、または実行してどうやるとデータが得られそうかを考える事ができます。

ある種ビジネスリファレンスというか、図書館司書のリファレンスですよね、このビジネス版と言っていいですかね。これも結局全て応えられるとは思わないですが、リサーチアイデアのアイデア出しってなかなか渋くニッチなところで面白いかなと思っているところです。

とくに特定のメニューがあるわけではないですが、リサーチしたいけどどうやってリサーチすればいいか?(手法以前の大まかなアイデアですね)で悩んでいる方はぜひご相談ください。有償になりますが、何かヒントを提示できるかもしれません。

記事を書いた人

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
ビジネスアイデアメディア「シゴクリ」運営者。まずアイデアを出すアイデアセッターであり、生まれてくるアイデアをビジネス化出来ないかを考え続け、手を動かすゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談やビジネス企画の実績多数あり。毎日生まれるアイデアから世のために貢献していくスタイルです。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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