仮想職業を実際にやる「アイデア鑑定士」が面白い

仮想職業安定所#02『アイデア鑑定士』の記事が面白く、フィクションとありますが、実際にここに書かれている「査定」みたいに価値を担保できない(金額を出してもそれで売れるかはさすがにいえない)のですけど、面白いなあと。

インスピレーションを受けたので、この切り口でもっと楽しく仕事を作れないかなというネタでもあります。

アイデア買取会社は実存する

実存って哲学的ですが、実際に存在するくらいの意味で使っています(笑)

さて、アイデア買取とは、悪く言うと「アイデアを(叩き)買って、それを可能な限り(高く)売るために、事業化やアイデア加工をして再販する」ことと言えます。カッコはつぶやきだと思ってください(笑)

実際にこのアイデアを思いつく人は多分相当数いるのではないかと思います。つまり、アイデアを仕入れて誰かに売るみたいなことです。僕もそうですね。ただこれはやってみると分かるのですが、仕入れはなんとかなっても、売り先が超難しいです。ビジネス経験は当然入りつつ、生き馬の目を抜くではないですがタイミングで瞬発力が求められる感じもします。

例えば、不満買取センターblaboなどは近いですよね。wemakeなどもそうといえばそうかもしれません。これらの買取金額が妥当かは人による話です。不満はむしろ厄介者だからそれをAIで自動処理しているのはさすがとしか言いようがないです。

仮想職業を作ることがクリエイティブ

たまたま今LearnBetterなんて読んでるんですがそこで出てくる話として、ラーン・クラフティングとか、ジョブ・クラフティングとかって言葉が出てきます。つまり、Learn・Craftingであり、Job・Craftingだと思うのですが、クラフトの意味合いとしては手作りや伝統工芸的なイメージで良さそうです。本書では「学習」もその学習したくなる意味づくりであったり、仕事においても仕事をしたくなる意味づくりというのはめっちゃ大事だよねということが書かれています。例えば何か勉強する前に「得たことで何をしたいか」みたいに聞いておくとその内容はどうあれ学習定着率が上がるみたいなことですね、要するに学習効果が高まるということです。仕事も同様です。つまりIT好きでめちゃくちゃプログラミングしたい人が水泳インストラクターをしていたら、IT化してレッスン予約管理サイトを作るとか、生徒との関係性を構築するようなものをLINEアプリで作るなどでクラフティングするということです。こっちのほうが楽しいわけですね。

この話ってそのまま「仮想職業」でも言えるんではないかということで、仮想職業を作ることで現状の仕事とその仮想仕事のギャップがあるはずです。あ、ここはできそうだなということですね。

例えばアイデア鑑定士でいえば、僕はビジネスアイデア診断ということをやっていますが、「アイデアの査定」部分だけはわりと近いのかなと。一方で価格をつけるわけではないので「鑑定士」ではないとも言えますけどね。

他にも、「選書家」という職業があるとします。これは本を読む以上に本をおすすめすることを仕事するわけですけど、これも仮想職業ではなく、実存します。(いわた書店の一万円選書)仕事って実際に見たり聞いたりしてそういうのがあるんだと認知しないと「ない」と思われるのですが、アイデア診断も実存します(笑)し、世の中ってそういうアイデアで仕事が生まれてくるものだと僕は考えています。

自分の周り半径2mでいいので、観察してそこから仕事を作る

これって一万円起業みたいな本でも同じテイストのことがあったような気がします。月3万円ビジネスとかも近い感じがします。つまり、自分で周りを観察してこれどうかなということで作ってみる。

これがまさに「クラフティング」じゃないかと勝手に想定してます。本書に書かれた正確な定義はここでは置いておいて、気になる方は読んでみてください。

この観察によって作られた仕事はあなたがわりと面白く、好きで、ワクワクして出来るので熱中できるはずです。逆に観察せず、人から言われたテンプレートや決められた仕事をやるのはちょっとストレスになりやすいでしょう。マニュアルや決められたルールは確かに大事なこともありますが、それも大事でありつつ、自分のクラフティングを入れることで、価値や意味を高めるのも大事といえそうです。

あなたならどんな仮想職業を考えますか?色々考えると楽しく、アイデアになっていきそうです。

僕が考えたのは以下のような仮想職業です。

  • メタファー家(あらゆる表現を隠喩で例えてくれる。そこそこ正確。当然相手に伝わる必要があるので事前に相手の知っている情報を教えておくと精度が上がる。現代版詩人かもしれないですね。)
  • ぷち秘書(仕事のスケジュール管理やタスク管理をいい感じで教えてくれる。いい感じとはメールであればメールで一言コメントがあったり、見てますよ感を出してくれる。気の利いたコメントも価値を上げる。サブスク型で雇える。AI+人というイメージ)
  • オンライン設計士(ビデオ会議ツールを始め、ツールをハックして最適なデザインや体験を作る人。Zoomのバーチャル背景名刺であったり、spatialchatの背景デザインであったり、miroの画面設計であったりが既存イメージ。ツールに合わせて最適な価値というのがポイント。アーリーアダプターでかつデザインが得意な人に人気が出そう)

仮想職業だけを集めた本とか図鑑とか、同じ名前やカテゴリでも全く想定する仕事内容が違うとかがあるとより楽しめそうです。

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