思い切ったコストカットでお客を選ぶのもまた一興なり。サイゼリヤのスマホアプリの動き。

Web系で働く人間から見て『秀逸だな』と感じたサイゼリヤの割り切った仕様はこれ「コストカットは客を選別しないと無理」

今回はITネタです。

サイゼリヤネタですね。

サイゼリヤって安いけど美味いというところでの定番なファミレスかという認識です。で、ITに関してはわりと遅かった気がしますが、例えばわりと最近になって、IT化?デジタル化したのが、モバイルオーダーです。という流れがあっての話題です。

つまり、従来はサイゼリヤは、紙伝票に番号を書いて(これはコロナ禍の対応ですね)しかもボールペンとかだったかな、手書きなんですよね。それを渡して確認すると。番号で書くので誰でもいけると。

これが、スマホアプリ、モバイルオーダーとなったところで、素朴な感じは電卓アプリくらい質素です。使っていて不満はないですが、お金かけてないっす!感があって、それはそれで僕は好感が持てました。

元ネタとしては、画面を横、つまりスマホを横にしたら対応していない(笑)というわけでこれが面白かったわけですね。

一般的にそういったスマホのレスポンシブル対応は「して当然」なのですが、それを「していない」のが割り切りということですね。

という解説をしてみました(笑)

割り切りと全て対応のバランス

多分これはサイゼリヤ側の社長かどなたか忘れましたが、お金つまり小銭も気にしていたはずです。420円とかはなくて、450円とか。小銭を10円玉を極力使わないとか。今把握してないですが、400円と100円単位ならより減りますよね。現金しか使えなかった時はそういう感じでしたが、キャッシュレス対応をしているので今はわかりません。

言いたいのはそうやって割り切ったり、こだわったりがサイゼリヤってかなりあって、だからこそ店内のオペレーションも磨きがかかっていてというわけですね。面白い。

当然割り切ることで対応されない人もでてくるはずですが、不便というかそういうものだからといってやりきるというか。そういうことが大事かもしれません。キリがないのは確かです。

そして作って頑張ったところでニーズがないというか、ごくごくたまにあるだけなら、対応しないか、その場でやるほうがいいわけですよね。

思い切ってカットしてみる

そういう意味では、色々ありすぎれば迷うけど、少ないものでこれしかないならそれを選ぶ。ラーメン屋でも、ラーメンしかなくてそれを選ぶ。他のものを食べたいなら他の店行ってくれと。これはいいなあと思うし、集中したいですよね。

僕もあれもこれもやるというよりも、これだけやっているので違うならいいやと。そうやっていきたいですよね。

これはお客を選ぶことになるのですが、一方でこちらもお客は選ばれているわけで、お客もこっちを選ぶ。これは対等な感じがします。もっとこのあたり対等感が出てくるとお互いストレスがなくなって、円滑になっていくのではないかなと感じつつ。

というわけで、思い切ってサービスをカットしたり、集中してみるのも手です。実はその機能やサービス使われてなかったりならばとくにですよね。

筆者プロフィール

シゴトクリエイター
シゴトクリエイター
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は400超。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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