福井県警越前署の詐欺対策ダミーカードアイデアが秀逸すぎる件について

なんやこれどゆこと?→「レジに持っていったら被害を防げるカードだ!」「これは上手い。確実に識別できるし、迷ってるならほぼ黒なわけだ」

今回は防犯ネタです。

クレジットカードではないですけどね。

詐欺被害が激しい警察の対策

最初意味が分からなかったのですが、詐欺としてお金を振り込ませる被害があるわけですね。それで、コンビニでカードを買って言われるから、その時に「被害者」候補?である人がコンビニに来ると。

そこで棚にある「カード」を持っていくと、そもそもそれは詐欺なので「それは詐欺なので止めてください」できないですよと。

警察と店の連携ということで非常に賢いですね。水際対策みたいな感じですかね。

これらの詐欺はサポートするという詐欺なのでサポート詐欺というようですね。

福井県越前署が電子マネーダミーカードを作製 詐欺被害防止対策でコンビニに陳列

「トロイの木馬除去カード」コンビニにダミー置いたら効果抜群 福井県警越前署、早速2件の詐欺防ぐ

ITに少し知っている人であれば、僕もですが、トロイの木馬とはウィルスのことですね。まさに歴史のトロイの木馬が由来です。面白いというか、ウィルスは駄目ですが言い得て妙な名前です。

そもそもトロイの木馬を仕掛けてお金を得ようとしているので駄目なわけですが、そういう名目で詐欺が成功してしまっている。脅されているわけですね、被害者が。

素晴らしいアイデアだなと思って感服しました!

ちょっとしたアイデアで出来ることはある

こういうアイデア事例を紹介しているのはやはり少しの言い換えややり方で出来ることがあるんですよね。

これも、警察の方が、コンビニでこういうカードを置いたらいいのでは?って被害者視点で気付きを促すこと・・・を考えたからですよね。

マーケティングではないですが、詐欺師が嫌がること、または被害者が動きの中でやること。そこで無理なく気づかせる。

術中に落ちている人にはマルチ商法じゃないですが、何も聞いてくれないわけですよね。本当に。だからこそ、カードを持って生かせる。それで黒と判断できるわけですよね。被害者が悪いんじゃないですよ、黒ってのは詐欺が確定ってことですよね。

そこで違うんですよと。ダミーカードだからそんなのはないんだけど、話もしやすい。普通にプリペイドカードを買う人とは見分けがつくのもいいわけですよね。

ではこの詐欺被害を防いだ額って別に算出できないのですけど、めちゃくちゃ価値があると。でもお金で買うというものでもない。そこが味噌なんだなといつも思います。

それが僕がアイデアが好きな理由ですね。金額換算できない価値があるからですね。

もちろん、このアイデアにも、ダミーカードを作る費用やそれを置いてもらうために協力してもらうコミュニケーションとか調整とかいるわけですけど。それもものすごくお金がかかるわけではない(税金を投下して防げる意味ではめちゃくちゃ意味があるし、簡単で業務を圧迫するわけでもない)のでいいんですよね。

コンビニ側店員もやることが増えるというよりも、スマートに話せるし社会貢献にもなる。素晴らしいですね。

一つのアイデアを入れることで何かが変わるかも

本連載では何度も言っているんですが、そして言い続けるのですが、ちょっとしたことでいいってことですね。

ちょっとしたこと。それが大きなことを謙虚に言うわけではなくて、本当に小さいことでいい。

その一歩が次につながるし、自信にもなる。それを言い続けていくわけですし、これからも言っていきます。

実際にやれることって、今やれることとか、今日やれること。小さいことでしかないんですよ。だからそこを怠らない。しっかり小さいことをやる。それが大事ですね!

筆者プロフィール

シゴトクリエイター
シゴトクリエイター
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は400超。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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