食べられないものも食べていい。食べるアイデアの発想を広げてみる。

食べられる陶磁器のかけら? 美術館カフェの「陶片クッキー」が話題
今回は商品ネタです。
要約
陶磁器を食べるという発想から、鑑賞するものと食べるものの組み合わせがユニークなアイデアを生み出すことを紹介。何かを面白くする視点の大切さや、逆に面白くないものを考える発想法にも触れる。最終的に、人の心を動かすのはモノそのものではなく、そこに込められた気持ちやアイデアであることを強調している。
陶器は食べ物ではないけど、食べられたら?
面白い視点ですね。
ロボットでなくて、金属を食べる生き物みたいなSFみたいなのを思い出しました。今回は陶磁器です。食べないですし、食べちゃだめですが、破片をクッキーとして再現。
所在はこちらのcafé KITONARI(大阪市立東洋陶磁美術館ミュージアムカフェ)ということですが、破片が綺麗にクッキーとなっていますね。面白い。
カフェメニュー名も、色々と陶磁器風で面白いですね。これは人気出るんだなあと。
陶磁器などの美術館や博物館ってあってもそこまで僕は行かないのですがこういうフックがあると行ってみたくなりますね。
常識を疑ってみる
面白いものをつくる。そういうアイデアが今回の骨子ではあると思いました。
一方で、面白くないものをつくる。これ逆にどうでしょうか?狙えますか?
例えば、道路。面白くない道路。ストレスがたまる道路(笑)嫌ですよね。迷惑な道路。大喜利みたいですが、そうやって考えてもいい。
何を言っているか分からないe-ラーニング教材とかもいやですよね(笑)
それはともかく、今回陶磁器は食べるものでなく鑑賞するもの。しかし、カフェは食べるところ。そういうところと、陶磁器×カフェとすると思わぬアイデアが出てきたかもしれません。
それこそ鳩クッキーみたいなものは鳩型ですし、鳩は食べないと思いますが、そういう形にする面白さがあると。ユニークな形をするとそれで面白く話題になる。なんでもいいわけではないんでしょうが。
食べられるもので固定すると面白さが減ります。例えば本を食べる。面白いかどうかはおいておいて、そういう無機物を食べられないか?を想定すると面白いかもしれません。
あくまで視点の一つですね。
お客さんのために考えてみる
このお客さんならこんなことを喜んでくれそうだ。こんな提案なら受け入れてくれるかも。これって答えないんですね。終わらないというか。キリもない。
だからこそ、ある程度考えたら思い切って提案してみる。それだけですよね。提案の仕方もありますから、これはクリエイティブということで一旦お茶を濁しておきます。関係性やコミュニケーションの問題もありますから。
ラジオで話したネタもあるので良ければこちらもどうぞ。
その人が喜ぶとか心が動く。それって簡単でなさそうですが、人であるなら少しの気持ちだけでも全然動くと。考えてくれるだけで嬉しいものかなと僕は思います。逆にいえば、考えてないなら全く動かない。
例えばプレゼントってその価格とかモノを見がちですよね。でもその気持ち(相手に贈りたいのだ)があるから価値となる。なんでもいいでしょ、というのはやっぱり弱い。そういうのって大事ですよね。
というわけで、小さな気持ちを乗せて小さいアイデアを試す。そっちのほうがよほど大事で、大きな気持ちと大きなモノ?高いモノなどは一旦おいておいて、まずは小さい気持ちを乗せる。そこがポイントかもしれませんね。
筆者プロフィール

- 「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は400超。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介、仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューやお問い合わせはお気軽にどうぞ。
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