地方の小さいコンビニ生き残りアイデア

地方の小さいコンビニがどう生き残ればいいか。お客が激減する中どう打って出ればいいか。そんなアイデアを考えてみました。とはいえ、劇的に改善して魔法のように解決できるアイデアはありません。このネタもある本での問いかけがあり、セルフアイデア出しとなります。

地方のコンビニを立て直すためのアイデア

1.惣菜メニューを増やす

ロス率を考えるとこういった手間のかかるものは単価が高くなりますが、ロスると怖くて出来ないというのがあります。そう考えるとパン屋ってすごいなあと思ったりします。だからこそ冷凍パンって持つのでいいアイデアですよね。そういうサービスもあることを最近知りました。rebakeのロスパンですね。

ロスしないというフードロス改善的な意味でも、最適な惣菜メニュー量やリクエストに応じて出していく仕掛けができると良さそうです。

むしろ、ロスしてもフォローがあることで行けると考えるのもありかもしれないですね。

2.中食対応

いくつかの商品を買うと手軽に料理できてというところで中食を狙います。少しでも手を入れると全然印象が変わるので、そこを丁寧に突いていくという視点です。

既にレトルトから加工商品、おかず、惣菜等はありますがまだ拾えてないところがないか考えてみるといいかもしれません。

3.ショールーミング対応

見るだけで買わない人がコンビニにいるかはおいておいて、逆に見てもそこで買わなくてもよくて、あとでECなり通販で買うというところを推すのはありかもしれません。オムニチャンネルとか色々言われましたがどこまでできるかというところで、コストとリターンが合わないのでそこを運用と地元密着でカバーするのはありかもしれません。

4.手作りおにぎり

おにぎりを手作りで一個ずつというのは手間がかかりますが、それはとても大きな価値かもしれません。ただ米消費が減っているという話も聞いたのでそこらへんなんでしょうね。

名古屋限定ですが多司というおにぎり屋さんは大きいサイズで有名ですが、運営企業がそもそもお米商品の製造から販売までやっている会社だったとは全く知らずでした。直営店舗は強いですね。

5.町の御用聞きをする

困っていることはないか、常連さんでもいいですし、聞いていくことでその解決を図ります。そこから新しいサービスが生まれるかもしれません。

ここでコンビニだからとかといっていては何もできないので、どんどん仕掛けていきましょう。例えば電球の取り替えとかは家電屋さんの仕事を奪うかもしれません。一方で家電屋さんにその情報を渡して、感謝してもらって取り付けてもらった常連さんに更にリピートしてもらうのもありかもしれません。このあたりは考え方ですよね。

6.時間指定の配達

ネットスーパー然り、配達然りですが、配達を時間帯指定でやれるようにします。とはいえ実現度が低いので、そこをどうケアするかですね。

7.まとめ買いや予約買いができる

あるお店を使う時に予約が出来たらいいのにと思って聞いてみたら予約が出来たことがあります。一方で予約するからには信頼があるので、無断キャンセルなんてもってのほかとなります。

電気店ではコスモスベリーズという今ではヤマダ電機100%子会社のボランタリーチェーンという仕組みがありますが、何か参考になるかもしれません。

8.他店舗と共栄

地域のお店と共栄を図ります。例えばクリーニング店、飲食店、理美容室、電気屋など様々な店と連携していくことで、迫力を出していきます。ある種商店街かもしれませんね。

以上が、生き残るアイデアにしては正直きついのですが、本屋の生き残りではないですが正直店を選ぶのはお客さんであり、そこで店が育つ、客も育つ、社会も育つというところがあれば人は必ず来ます。そこがあとはどこまで回せるかというところですよね。

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。