失敗から学ぶ系アイデアが難しいのはなぜか

失敗から学ぶ系のアイデア

少し考えてみました。失敗から学ぶというのは響きはいいのですが、これをWebサービスなどとすると結構難しいんですね。なぜか?

おそらくですが、人は失敗談とか苦労話が好きな人が一定数いて、そういう人がやりたがったりする。または本人が失敗から学ぶ事ができる人で、「そうであれば他の人の失敗からも学べる」と考えるからかなとか。他にもありそうですけど。

例えば、本音が出やすいとかはありそうです。失敗を脚色するのは、
成功を脚色するより少ないからという意味ですが、そこから、失敗から学ぶというコンテンツ作れないだろうか?というアイデアはありそうです。

今までそういった失敗視点でのアプローチは見ていますがうまくいくってなかなかですね。飽きるか、コンテンツが集まらないか、失敗から学ぶという価値が届かないというところです。悲しいですが、「僕の失敗はこうです」といって書いても「へー」で終わるんですよね。もちろんそうではない人もいても、直接対話レベルで感じるか、実際に対話してコミュニケーションして理解を促進するくらいでないと、きつい感じがします。

もっといえば、痛みを伴うことなので、あえて失敗する人は少ないわけですよね。行動する人はいるけれど、行動する人は「失敗したい!」とかってのは狂気なわけで、成功とか、うまくいくようにやるはずですから。だから、人の失敗から学ぶのは、「学べるぞと思っている人が想定するよりハード」なんじゃないかという仮説です。

よって最終的にコンテンツが陳腐化して、価値が伝わらないので学びが薄くなるので、価値になりづらい。ってことですかね。「この失敗いいよ!めちゃ学べるよ!」って面白いですけど、その学びもどういう学びを求めるかによっちゃうんですよね。例えば「振り返りの質を上げたいみたいな人」がいて、その人に「この失敗談いいよ!振り返りにピッタリ!だよ」ってなんかおかしいですよね。振り返りの失敗談ってなんだよって感じですけど、そういうツッコミに耐えられるアイデアやコンテンツや体験がぱっと思いつかずでした。

以上を自分で突っ込んで論破してみたわけですが(笑)どうでしょうか。

とはいえ、みんなの失敗談みたいなサービスはあるし、面白いんですよね。これが悪いとかでなくて。ただ、これもエンタメに走るか(くすっと笑えるとか)、雑学や豆知識ネタになるか(実用系?)、結構着地が難しいんですよね。

よって、最終的には失敗から学ぶインタビュー記事であるとか、動画であるとか、なんかコンテンツの一部くらいにしかなりえなくて、消化がむずい感じですよね。虚構新聞みたいなコンセプチュアルなサービスにはなりえないのが実に惜しいという感じですよね。

もちろん失敗とかを共有することで「あの人もめっちゃ失敗してるんだー」という心理変化から、共感や近づきやすくするとかはありですよね。でも、ピンポンダッシュしまくってた!って迷惑ですし(笑)それを晒すのは恥ずかしいですから、言わないんじゃないかなあと。シンプルにそこが本音かなと思ったりします。

そういえば、本ブログでも失敗を弔うコンテンツやっていましたね。思い出したり(笑)

アイデアが出なくなったら駆け込める駆け込み寺

あるかしらないのですが、ないかしら寺じゃないですけど、アイデアに困ったら駆け込める場所ってあるのかなと。仕事柄アイデアに困るというか、アイデアが出ないことは分かるのですが、それって全く出ないのでなくて、筋が悪いとかどうも違うなって違和感のときとかです。

まあそれはおいておいて、出ない時どうするかというと、

  • インプットを増やす。そもそもインプットがないと出ないので。こういう時は足りてないことが確率的に多い。
  • 誰かと話す。インプットの手段としてもいいし、アウトプットとして壁打ちっぽく整理してもいい。
  • 気分転換する。風呂入るとか、寝るとかももちろん。何か食べる、飲むことでリラックスとか。お腹へってたら食べましょうね。
  • 好きなことをやる。漫画でもYoutubeでもなんでも。リラックスするといいかと。
  • 散歩する。歩くとか、走るとか、刺激を肌に当てるだけでも全然違う。顔洗うとか手を洗うだけでも。トイレ行くのもいいですね。
  • 掃除する。机、部屋、どこか汚れたところ。良い気分転換になります。
  • 筋トレや身体を使う。筋トレは激しくなくても、血流が良くなるので大分切り替わります。ストレッチでもいいですしね。

こだわるなら、コーヒーとか気分を変えたいというアイテムやルーチーンをしておけばあまり悩まずにいけるかもしれないですね。

本はおすすめで、本って読むと対話するので、話をしているような、脳が動いていって考えがまとまったり、いろいろな視点が得られるのでなんとも良いですね。Webやデジタルでも近しいのですが、目の疲れやら色々で、なかなかって感じですね。

あと、手書きで何かかくのもいいですね。メモも打ち込むのでなく、ペンで書くとか全然違いますね。イラストとか絵を描くのも頭の使い所が変わるのでいいですね。

っていうようなアイデアに困ったらってことを書いてみましたけど、アイデアが出せる人がやれば出ますけど、何もアイデアを考えずに出ないだと文字通り出ないのでそこはトレーニングなり勉強してくださいとなりそうです(笑)

発想力がない人について。を見ていてなるほどなーと思ったんですが、実際に情報を素通りして考えず、自分に自信がなかったり、正解を求める人は、発想はつらそうです。そういう性質の人が「アイデアが出ない」のは当然なので、どこかまずは一点に圧力を掛けていくしかないですね。

インプットしまくって気持ち悪くなったら(笑)アウトプットして整理するとか(どっちかだけは辛いですので)、自分に自信がないといってアドバイスをもらいまくるとか(もらっても実践しないとだめなので、なんでもいいんでしょうね)、正解を求める人はそもそもアイデアを出す仕事には向いてないような気もするので、諦めるというか適性を目指すのもありですね。これ馬鹿にするのでなく本当にそう思っています。向いてないことをやるのもバカバカしいというか、社会にとっても損失です。人材の有効活用が出来てないってことですからね。

まあ宣伝ですけど、僕に頼んでもらってもいいですよねというところで。アイデア出しが好きな人ってのがいるってことを思い出してもらえると嬉しいですね(笑)

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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