加熱式たばこIQOS(アイコス)は新しさで集客する

電子タバコとして人気であるアイコス。煙が出ないことから、受動喫煙も抑えられるため、煙草を吸わない人にも煙たがられないことでしょう。

このアイコスを集客に活用する。そんなネタがアイコスの公式サイトで紹介されていたのを見つけました。

※初出稿:2017年5月13日のため、最新でないことはご承知ください。gloストアネタは最新ネタです(笑)

ネタ元

あなたの店舗をIQOS SPOTにしませんか?というアイコス公式サイトに書かれているのですが、店舗を掲載して紹介することで「アイコスユーザ」に認知を上げていくという方法です。

飲食店、居酒屋、カフェ、色々な形態のお店があるわけですが、アイコスユーザーが手軽に使えることで近くの店にいったり、試してみたりすることになりそうです。

サイトに書かれているメリットは3つあります。

1つは新規ターゲットの拡大

既存客でなくアイコスから入ってくるそんなお客さんを捕まえられます。タバコが吸えるから入店するという経験は喫煙者ならありえると思います。スタバはタバコが吸えないから行かないという逆の心理ですね。

アイコスを入り口にして、そこでお店のサービスや雰囲気や料理などを体験してもらうということです。

2つ目にお客様へのサービス

快適にタバコを吸えるということですが、要は煙がでないから灰皿とかそういうのを使う手間がない。まあアイコスだからというか、電子タバコならそうなのですが、特徴ですね。

実際にこれはお客察向けでもあり、店側のメリットでもあります。灰皿を重ねて配置したり、洗ったり、それらの灰を処理する。また火災などがあまりなくても火種がなくなるので安心ですね。

3つ目は先進性のアピール

これは、アイコスという商品や電子タバコがまだ新しいから言えるメリットですね。もちろんそれを取り入れるということは、お店や企業がチャレンジして取り入れるという姿勢も示せるということになります。

実際設置した方のブログ

iQOS(アイコス) スポットに登録してみたよ。では、飲食店の方が登録したメモが書かれています。実際に登録される方は参考にしてみてはどうでしょうか。IQOSsphereというアイコスオーナー向けのコミュニティに登録されるようです。会員のみなので、アイコスユーザー限定でスポットが見られるので効果はありそうですね。

灰皿は不要ですが、ヒートスティックというものを捨てる箱は提供されるようですね。

告知ツールも卓上ポップなども提供されるため、自分で用意しなくてもいいので便利です。それらを設置して集客に役立てましょう。

”新しさ”はやはり集客のキッカケになる

今回のネタで感じたのは、僕自身は非喫煙者でアイコスを吸うことはないのですが、それでも電子タバコって何かくらいの興味はありました。そういう新しいスポット、または新しい商品を扱うことで呼び水とするのは王道かなと思います。仮に喫煙者といっても煙が気にならないので結構行ってみたいという感じです。

王道であるが故に手抜いて「そんな電子タバコスポット登録しても効果なさそう」ではなく、「効果があるか分からないけど導入して損はなさそうだから、試してみるか」というチャレンジが大事かなと思いました。

似たような事例で、JTが喫煙スペースを綺麗にしたり、今だと電子タバコなど試飲?できるスペースがあったり、あとはコインパークの空きスペースを活用したテント販促みたいなものも見かけたことがあります。煙草関連であって電子タバコに限る話ではありません。

gloストア栄は靴磨きで売る

ここからは最新情報で、加筆部分です。

最近、名古屋栄でgloストアが出来ました。新規OPENなので集客はどんなことをしているか。たまたまティッシュ配りのお姉さんからもらったティッシュでは、「男の靴磨き」を売りにしていました。

つまり、gloのターゲットは男性ビジネスマンで革靴を所持し磨いて欲しいなどのニーズがある。ということと、それらの人が重なるから「靴磨き」を提供したのでしょう。

早速店頭をちらっと見ると、確かに靴磨きをする職人さんがいます。ただお客さんがそこまでいたようには見えないので、物珍しい感じでこれからなんでしょう。靴磨きがうまくフィットするといいですね。

ちなみにgloストアとgloスポットは別で、ストアはメンテナンスやアクセサリーなどもあるけど、スポットは体験と購入のみに特価しているようです。本店と支店みたいな、本校とサテライト校みたいなそんな感じですね。

ここから得られるのは、ターゲットが何を望んでいるか、何なら「餌」となりえるかですね。ただ靴磨きでは弱いので、キャッシュバックキャンペーンで5,980円のうち3,000円を返すので2,980円で買えるというのも併せてます。ここらへんはさすがですね。ちなみにこのキャッシュバック自体は、CASH POSTというサービスを使っているようです。キャッシュバックは手間がかかるのでこれらの業務を任せられるのは事業者としては楽ですしね。

おわりに

非喫煙者ですけど、集客アイデアとして何を電子タバコ=新しいものが仕掛けるかは気になるわけです。

そんなところで拾ってきたネタです。何かヒントになれば幸いです。

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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