居酒屋にあったほうがいいサービスアイデア5

今回は居酒屋にあったほうがいいサービスについて考えてみました。

居酒屋にあったほうがいいサービスアイデア5

1.充電、コンセントがあって客側に提供している

これについてはもはや言うまでもないというところですが、新設するのは大変でも既にあるものを使ってもいい、または延長コンセントであるとか、充電ケーブルがあるとかで全然印象が異なってきます。

これらがシェアオフィスとかコワーキングスペース等にあるのは当たり前で、今ではカフェチェーンでもそういう充電カウンター席が普通に見られるようになっています。

そういう外でもやってきたら差別化にはなりえませんが、語りながらパソコンやタブレットやスマホを見て色々と言えるとなると長居もするし、売上げアップ以上に良いサービス印象を与えてくれるかもしれません。

なお、客側から「コンセント使っていいですか」は、なんとなく言いやすいよりも言いづらいわけで、とあるハンバーガーチェーンでは無断に使っていた客が注意を受けていました。言えば使わせてくれるかは分かりませんが、無断では駄目でしょうね。

そういう心理や使いたいユーザーもいるので「提供意図」を見せるだけでも好印象というところですね。

2.見やすいメニューがあること

写真がないとか、絵がないとどういうものか分からないのですが、結構そこを手抜いてメニューに対して一定のコストをかけないという事業者も多いところです。

写真がないから駄目とか、絵がないから駄目とかそういうことはないのですが、あればそれだけ「シズル感」が増すので、というよりも、来てもらったお客さんはメニューくらいしか店を知る手がかりがないんですが、そこを手抜くとまずいのではないかと思っています。

写真や絵を常に変えるコストはない(広告宣伝費なのか分かりませんが)にしても、売り出したい一品とか力をいれたいものはよく別メニューとして季節の品とか、店長のおすすめとか、色々ありますよね。あれはグッドです。売り場の品が変わるのと同様、居酒屋などの外食でも変わる楽しみがあれば飽きることは少ないですから。

ちなみにあるカフェでは、個人経営だと思われますが、メニューがしっかりしていて、お金かけてるなあというのと、デザインは一部微妙なものの、写真も絵もあるし、ちゃんとしているというところが伝わってきました。つまり、味以上にお客さん視点があるのだなと思わせてくれます。

当然お客さんに「あんたたちそっから適当に選べばいいの」なんてのは客商売ではないですが(笑)、メニューが物語るというところでそれはどうなの、またはもっとよく出来るよねということはよく合ったりします。

例えば、タブレット数台おいて、メニュー写真を撮って(例えば刺し身の豪華盛り)、それをスタッフに最初のオーダー聞きのときに持って活かせる。そうすればタブレットなので落とすとかもありますが、メニュー自体を変えなくてもタブレットで説明が可能です。またマニュアル化しておいて、3点は説明するとか、お客さんによっては「おすすめは?」「さっぱりしたもの」とかある程度のリクエストによって変わるようにして、タブレットを使って説明すれば、非情に丁寧だなと思います。

タブレットも防水用とか色々と工夫がいりますが、これによって一定の売上があがるとか、紙メニューや新人スタッフでも成果を出せるなら即採用って感じですね。もちろんやってみないと分からないところではあります。

3.お手拭きがあること(トイレとか大事)

最近飲食店でもお手拭きがないところがあります。衛生的にどうかっていう以前に、手を拭いたり、口元を拭けないのはちょっと困ります。手持ちのティッシュやハンカチを使えっていうほど安い店ならいいのでしょうが(お客も承知)、一定の料金を出してるのにお手拭きがないとちょっとショックです。

さすがに居酒屋だと多くはお手拭きがありますが、トイレだと大分変わります。トイレだとおそらく男性客はハンカチなどを持っていかないかそもそも持ってないケースもあり、ドライタオルや紙タオルなどがないとトイレがべちゃべちゃです。そしてあまり想像したくないですが手を洗わずに出てくるということも想定されます。

ですので、手を洗っても拭けるものがあること、はめちゃくちゃ大事で、女性にとってはちゃんとトイレがキレイで安心ということでマイナスにはならないことになります。

これも店のランクかもしれません。単価が高めであれば爪楊枝とか、色々と身だしなみアイテムも設置されていますが、単価が低めであれば店員も忙しく(飲み放題とか色々な対応があるため)、トイレが汚くても放置されることが多いでしょう。とはいえ居酒屋のトイレはアルコール提供のため、多くの人が何度も利用するわけでして、逆にそこらへんは居酒屋経営では普通なのかもしれませんが、トイレ掃除頻度が高いのだろうと(他外食よりも)思っています。

またお手拭きも布というかよくあるお手拭きのほうがクリーニングでコストがかかるのでしょうが、使い捨てのペラいものより僕は好きですね。

4.鍵付きの靴箱や傘立て

脱いで上がるスタイルは好きです。くつろぎが期待できるからですね。一方で、靴箱があっても店内が狭いとかだとあまり脱ぐ意味がないというか、窮屈な席数や部屋の間取りは微妙ですね。その場合ただ脱いだだけという感じがするのと、あとは靴が紛失しないくらいでしょうか。

とはいえ宴会場とかは多くは座敷で、和室。だからこそ靴をぬぐのが普通なのでしょう。

靴箱自体もそうですが傘などもちゃんと鍵があると嬉しいです。このあたりはコストがかかるのと、スペースを取りますし、あと靴箱の札とか鍵も普通に紛失することもあるのでなんともですね。それはそうと、お店のコンセプトと重なってくるので靴箱があるからどうってことにはなりませんが、あるとやっぱうれしいですね。

5.名札コミュニケーション

あるお店では客層が若いのか、そういうコミュニケーションを求めているのか、スタッフがキャッチコピーを名札につけていました。これは面白いので、お客さんとコミュニケーションがあるのが良いのであればGOです。もっともスタッフがそこで鍛えられるのとそこそこ話せるスタッフでないと辛そうですが。

コストもかからず出来ることで、かつ印象も残るため、何度か来ているとスタッフも覚えられることでしょう。そこからリピートしやすい関係になるといいですね。

おわりに

あったほうがいいんじゃないかということで、仮になくても居酒屋はやっていけるとは思います。一方でどこにコストをかけるかにもなります。例えば今新しく出来る店はコストが安いせいか、レジはタブレット型で別途レジプリンターがあってそういう仕組みがメジャーな気がします。

またテーブル席とか卓席管理というのも、タブレットであって、ホワイトボードにマグネットで空席かどうかっていうのもアナログですが、もちろんそれが悪いわけでなく、自店で回るものとか、合うものを継続して使うほうが結果的に良さそうです。

魚がこだわりならあちこちに魚を食べて欲しいアピールをすべきでしょうし、一方でそれをしすぎるとお客さんに鬱陶しいと思われるところもあるわけで、その加減自体はやってみないと分からないところですが、やらないと絶対に分からないというところでもあります。

ぜひ気になるサービスや改善したいサービスとしてヒントになれば幸いです。

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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