40代独身子供なし事務職で出来る起業アイデア

女性カメラ

質問

Q.40代、独身、子供なしの女性です。現在の仕事は事務です。
月給が安く、この先に不安を抱いたのが起業を考えたきっかけです。
起業といっても、これといったスキルがないので悩んでいます。
経験したことがあるのは趣味で和裁、イラストレーターとフォトショップを少しです。

回答

A.以下で回答致します。

1)着物をひとりでつくってしまおう

ワークショップ形式でもいいですし、在宅でやるなら和裁を代行する、
着物をデザインするなどが考えられます。

一人で作るというニーズは色々なジャンルであります。
例えば会社登記や不動産登記を一人でやる、というのはインターネットで情報が集まったり、個人がそれらにチャレンジしているというところからそういうニーズはニッチですが根強くあります。

http://www.xn--6oq404hb8ab86a.cc/
http://www.alfit.jp/

ターゲットはお金はないが時間はある、そして自分で勉強してそれらをやってみたいと考えている。そういう人たちですね。

抵抗があるかもしれませんが、動画で解説したり、実際に顔を出さなくても、手元を映すとかである程度できます。動画も手持ちのスマートフォンがあればそれらを使っていきます。

収益としては広告収入または動画コンテンツが集まってきたら、それらを元に、和裁x着物xデザインをする人向けに販売したり、教えたりするというのがいけると思います。

ペット向けやキティちゃんなどの人形向けの着物服は小さいがカスタマイズ性が大きくもしかしたらニーズはあるかもしれません。ぬいぐるみ旅行の人の話は参考になるかもしれません。
http://unagi-travel.com/

2)イラストレーターx初心者向けレッスン

イラストレーターがない場合は、Inkscape等のフリーソフトで代替します。

プロから教えて欲しいニーズもあると思いますが、学習中であり勉強中の人から身近な(プロだからといって教え方が上手いわけではないので)形で教えて欲しいニーズはあります。

一緒に学んでいきましょうとか、作ったものは勉学用として公開など、自身の実績などとしてストックしていきます。

またデザイナーに頼めないがチラシをつくって欲しいニーズはあるので、そういったチラシ作成を請け負うのもありだと思います。

インターネットを使うのも手ですが、例えば地域のお店や行きつけのお店や土地勘のあるところで困ったことないですか?と聞ける人がいれば聞いてみてニーズを確認します。

ストリートアカデミー等はレッスンのマッチングですが、ちょっとハードルが高いかもしれません。
https://www.street-academy.com/

または、イラストレーターを使うというスキルにあまりこだわらずに、例えばイラストレーターで分からないところがあるという人を集めて、プロに近いイラストレーター、デザイナーを呼んで勉強会などを開催もありかもしれません。

仲介料としての企画料をもらうなどです。またはそこを足場にして学んでいって、プロの技を学んでいくというのもありかもしれません。

ターゲットを初心者などと限定することで、スキルがプロ並になくても、独学というレベルでも十分出来ると思います。

また、カフェ等で簡単なレッスンなどもいいかもしれません。

3)フォトショップx画像切り取り仕事

作業っぽくなりますが、雑誌よりもWeb等でトリミングなどの切り出し作業が手間で外注しているところも多いと思います。
http://www.design-47.com/entry/kirinuki

単価が安いので個人ベースの依頼は少ないと思いますが、起業という意味では一人でなく複数の動ける人を集めて作業をすることで一定の取引をしていくのもありそうです。内職のデジタル版というところでしょうか。内職よりは単価は高いと思います。

フォトショップがなければGIMP等のフリーソフトで代替します。

2と同じで、こちらも教えるというニーズはありそうです。それ以上に時間がかかって面倒であるという人が多いので加工や編集、バナー作成などとして単価をあげていくことがこの仕事のポイントかと思います。

4)月3万円ビジネスをヒントに

月3万円ビジネスという入り方が適しているかもしれません。
詳しくは本を読んでもらうといいと思いますが、雰囲気という意味では探してみると色々とあります。手元の本は、月3万円ビジネス100事例ですが、自分で手を動かしてやっているかどうかで印象は変わりそうです。

http://www.shobunsha.co.jp/?p=3648
http://30000yen.biz/

ポイントとしては、具体的に月3万円を、月あたり2日間で稼ぐという設定と、当然分かち合いという精神というところで「起業」でも色々ある印象になるかもしれません。

例えば和裁のワークショップを1回1500円で5人を2回で、15,000円です。これを土曜日午前午後、日曜日午前午後でやれば、3万円というところです。もちろん、和裁のための材料や道具をどうするかも知恵の見せ所です。例えば知り合いや友人と一緒にやるとか、余っている道具を参加者に持ってきてもらってシェアしていくなどが考えられます。

これは成功法則というよりも、手を動かしていって小さなビジネスを作ること、に慣れてしまったら何でも出来ると思いますのでオススメです。

5)Wordpress等でホームページ作成代行

ITが得意でないと厳しいかもしれませんが、Wordpress自体はインストールは簡単です。その先のテーマや細かい設定が面倒であり、そこでつまづくというか、諦めてしまう人も多いと考えています。

そこで、Wordpressをインストールしたがその後何も手を付けてない人向けという絞り込みをして、それらの人にコンテンツを提供したり、100個(いきなり100個だとしんどいですが、少しずつ勉強していって試す)くらいの試した知恵からアイデアを提供するなど、代行をしていくなどはいいかもしれません。

仮に趣味のサイトでも、月額3000円で10人から請け負えれば3万円の安定した収入となります。

6)事務作業での効率化等ノウハウを本にする

事務仕事をどうやっているかによりけりですが、効率化が求められると思いますので今までのやってきたことをまとめてみます。これらもビジネスマンや知的アウトプットが好きな人でなく、女性向けに、どちらかといえば事務が苦手な人向けとか、ターゲットを絞ります。

効率化、工夫、オフィスソフトのWordやExcel等のテクニックもいいですし、今までの仕事を整理する意味でまとめてみるといいと思います。

本自体は電子書籍がベターですが、企画がきちんとしていれば出版社に提案していけます。電子書籍自体は売るのが大変ですので、他のアイデアと組み合わせるのがいいと思います。

例えば和裁教室の起業の仕方やワークショップのコツなどです。

 

7)小物デザイン、またはハンドメイド販売

着物等のデザインを請負それらを作成する、いわば和裁のプロというところです。和裁スキルが低くても、着物を外国人向けや文様や絵柄を工夫して、オリジナル着物を作れるというと多くの人は興味を持ちそうです。

手ぬぐい等の小さいものからはじめて、着物としてもいいと思います。

ハンドメイド系のグッズは色々な人が売っていて競合が多いですが、和物や着物のデザインとなると数が少なくなりそうですが、ニーズは多そうです。

インターネット等で売る時に直接売るのもいいですが、売りたい人や作りたい人向けのアイテムやデザイン提案というのも仕事になるかと思います。

8)家紋デザインx和裁アップリケ

着物自体にアップリケのようにつけたり、刺繍をするのはちぐはぐかもしれませんが、和裁のアイデアからオリジナルの着物を作ることで自身が着て魅せる、というのもありです。またはモデルや誰かに着てもらって売っていくのもいいと思います。

家紋などのデザインをワンポイントでつけます、というのもありかもしれません。

家紋にこだわらなくても、色々なデザインパターンがあるので、ターゲットを例えば男性の和物が少ないからそれらの人に売ろうと決めたりしていくといいと思います。

9)本の要約、リサーチ

本など読むのが好きであればそれらを読んで要約する仕事も可能です。この場合は例えば本一冊x120%くらいの金額で請け負って、要約+依頼主が欲しいポイントを出すというところであれば満足度は高いでしょう。

本を読む暇がないがチェックはしておきたい人は多く、それらの人向けです。またはそういう情報を提供するリサーチワークとして提供していきます。

また本を読めるのでそこからネタを探したり勉強ということも兼ねられますね。

10)クラウド事務ワーカー

事務的な仕事もクラウドソーシングで必要としている人もいます。例えば、事務員を一社で専属で雇えないが、複数の会社で必要な時に依頼するというものです。例えば月3万円で5社と契約すれば15万ですが、それらの作業量や効率性から、1社でいるよりも効率的にやり、時間を作るのがポイントです。

また視点として自分が出来ることをやっていって世の中のニーズを探ることもいいと思います。

11)まとめ

起業のヒントという意味では日常にそれらは潜んでいます。例えば、自分が不満に思ったことやイライラしたことや世の中はなんでこうならないの?ということは大きなヒントになります。

それは本当にどうでもいいこと、小さなことで構いません。そういうことを意識しているとまた違ったものが見えてくるからです。

例えば、私であれば本の帯は買うときはいいけど読んでいると邪魔なので捨てちゃう。これなんとかならないのということで、本の帯から本を買えるサービスができるかもしれません。

一人で仕事をしているとだらけてしまうので、一緒に仕事をして集中しよう。ノリは受験勉強などを学生が友達とやっているのと似ていますね。これにより友人とイベントで仕事を効率的に減らすことが可能です。

家で取っ手部分がとれたカップが勿体無いのでペン入れに使っている。貧乏くさいといえばそれまでですが、アイデアって違う切り口で使う面も大いにあります。

起業にこだわらず発明であったり、新しいアイデアを作るのもいいと思います。

現実的なプランでは、おそらく定時退社で、土日休みだとすると、時間があるので、まずはお勤めをしながら、副業的にトライをしていかれることだと思います。

最初は誰でも失敗をしますが、失敗自体はいいことであり、そこから学んでいけばいいと思います。例えば和裁のワークショップなんて無理だと思っていても、1つずつやっていけば、仲間が出来たり、新しい人との出会いがあったり、面白いアイデアを思いついたり、という楽しいことがおきてさらにそのビジネスは良くなっていきます。

以上、一つでもヒントになれば幸いです。
詰まったらまたご相談くださいませ!

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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