ヒーリングやカウンセリングのお客さん単価アップアイデア

.ヒーリングやカウンセリングを生業としています。
そのお客様を増やすにはというお題でお願いいたしたいと思っております。
どうか知恵をおかしくださいませ。。。。
よろしくお願い申し上げます。

単価を増やすというお題ではいかがでしょうか?

A.以下で回答致します。

1)価値を増やす
まずヒーリングやカウンセリングの相場ですが、これは例えば大根の値段のような
市場のニーズと生産者の供給があって決められるかどうかですが、目に見えるのものではないため、
分かりづらい点が多いと思います。

ただサービスであれ、目に見えないのであれ、価値がそこになければ誰も見向きをしません。
単価を増やすには、価値提供を量的に増やす、質的に増やす、またはその組み合わせ等が考えられます。

それによって価値が上がるからこそ価格があげられる、単価が増えるということになると思います。

では、価値とは何かですが、ヒーリングの価値の定義は私には分かりませんが、
ヒーリングしてほしい、精神的な悩みや課題がある、人生における満足度が低い、
どうしたら自分を高められるかなど様々なケースがあると思います。

それを解決したらすなわち価値なのか、そもそも悪くならない程度なら価値なのか、
ここは何をおいて価値とするか、ご自身が提供しているものの強みなどですが、
それを考えぬくことにほかなりません。

2)価格を上げる
1を踏まえた上でもありますが、基本的に単価を増やしたければ価格を上げるということになります。
もちろん価格が上がるとそのままの売上個数が同じかはやってみないと分かりません。

ただ、価格を上げる=価値をあげる=満足度も増えるなどということは、
実際に手を動かして分かる部分が多いと思います。

価格を下げて単価は上がらないので、売上は上がることもあるかもしれませんが、
価格を上げるということは一つの方法というよりも、脳内で分かるではなく、
実際にそれ相応の価値を提供できているかということの試金石になるのではないかと思います。

一方で、価格を上げることでより適切なお客がつく、または価格の適正さでお客さんが嬉しいとか、
逆のメリットも多く存在します。ここでは金銭的な数字、価格だけではない、
他のメリットも考えられるかどうかがポイントになってきそうです。

3)1回あたりの時間を増やす
例えばセッションあたりが90分などであれば、その時間を増やすことで、例えば120分にします。
価格を当然その分増やすということです。

逆に価格はそのままで120分とすると、時間あたり売上は減りますが、
例えばその人がリピートして、1年契約となるなどのほうが嬉しいメリットとするならば
そういうやり方もありだと考えられます。

4)満足度を上げる
1に似ていますが、お客様における満足度や価値が何か。
それを上げることに注力します。

お客さんにとっての価値を訴求された時、お客さんは単なるヒーラーという意識から、
自分のことを考えてくれているヒーラーという形容詞つきの認識が生まれます。

またもっと商売的にいって、
セッション後に最近はじめたサービスとか、やっていることを提案したりもいいでしょう。
ただ商売色が出てくるのでなかなかやりづらい人は多そうです。

5)セット販売にしてみる
例えばヒーリングとカウンセリングは別物なのでしょうがそれをセットにしてみるとか、
プチワークとコンサルやセミナー付きにしてみるとか、グループで来てもいいとか、
そういう組み合わせにして売上を増やすアイデアです。

この場合はたくさんなくてもいいですが、複数の商品があることが前提となるので、
なければ作っていくことになります。

例えば床屋なのでマッサージもいかかがですかーとか、
美容院のほうが自然かもしれませんが、シャンプーご一緒にどうですかーとか、
そういうイメージですね。

6)おまけがつく
5に似ていますが、おまけです。
例えば、延長10分はおまけで無料だとかそういうことです。
それを見込んでもらっても困るわけですが、それによりお客さんが満足するかもしれません。

7)評価をもらう
外的な評価や資格などもそうですが、お客さんの声などが典型的ですが、
それらを集めて見せることで、価値があることを示します。

それによって、価格の値上げ材料としてもいいですし、
なぜ値上げなのかも説明をしっかりとするものとします。

評価自体は既に商売をされている場合はあるわけですからそれらを許可を取って使っていけばいいとなります。

8)ブランディングとしての出版をする
出版等も7と同じでしょうか。誰かや外部の評価やプラットフォームを活用することとなります。

本も書いている先生のほうが、本を書いてない先生よりも魅力的です。
というのは何もご自身を知らないケースの場合ですが。

これらはどちらかというと考え方や見せ方などの話になってくるかなと思います。

9)弟子制にして弟子に稼いでもらう
トリッキーなアイデアですが、誰か弟子をつけたり若い人に従事してもらって、
自身は稼ぐことから離れて違うアイデアで弟子に動いてもらうこととなります。
先生ビジネスのやり方で、先生が稼いでないという指摘も可能ですが、
多くはこれらの順番や理屈などは解釈次第かなと思いますので。

10)時間提供を区切る
例えば、60分5000円だとしたら、45分4000円などの、
適切な時間にするという見せ方です。実質値上げです。

ただ、分あたりの時間が価値なのかどうかがサービスになってきます。
例えば60分あたり安いけど満足が低いのか、90分高いけど満足できるなら、
90分を人は選びます。もちろん体験できたりする前提です。

11)誰かとコラボする
士業の税理士x弁護士事務所のようにどなかたとコラボして、
全く新しいサービスを提供するのもありです。
例えばヒーリングと相性の良いものなどが良いのでしょう。

サービスの幅を広げることでお客さんの単価アップのきっかけとします。

12)特化する
例えばですが、虫歯を矯正歯科が得意な人よりも、
虫歯治療を年間数百件以上やってるプロのほうが「歯科医」でも
後者に頼みたくなります。矯正歯科医は虫歯治療をやってないのでうまくないでしょう。

同じように、ご自身がどういうヒーリングをするのか、得意か、
強みなのか、カウンセリングはどうなのか、それは他との差別化に過ぎません。

上の虫歯のごとくと考えるならば、
どんなお客さんに効果が期待できるかを追求しけていけば、
仕事で悩んだ人ではなく、介護に携わり介護疲れの毎日を抱える女性50代などと
絞り込んだ方が説得力は出てくるしわかりやすくなります。
なお、そうすることでお客さんが減る危惧もありますが、基本的に誰でもOKよりも、
特定の知見とノウハウを貯めていったほうがサービスの質もお客さんの満足度も上がるかなと思います。

13)グッズを作る
セット商品などと同様ですが、書籍でもタオルでも、枕でも何か
グッズを作って売ると、単価はもちろん売り上げられるという前提ですが上がります。

14)ターゲットを変える
ターゲットとして現在のターゲットであるお客さんは誰でしょうか。
それらの人が限界費用というか、出せる限界のお金があるのではないかと思います。
例えば60-90分に5万は出せないなどです。

仮にご自身で5万くらい欲しい、それくらいの単価設定があるとしたら、
おそらくお客さんミスとなります。

お金を持ってないから出来ないという判断です。
そうなると、価値を認めつつ、所得がある層に売ることになります。

なおこの考え方は、より多くの人に安価でもいいから提供したいという考えを
否定するわけではありません。どちらを取るかということになります。

もちろん、そこそこの金額でかつそこそこの満足度みたいなものもありますが、
狙えるかどうかは疑問なところです。多くは中途半端になって終わるのかなと思います。

15)安いと思ってもらえるようにする
価値提供と同じです。
実際に価格より安い、価格以上の価値があると思ってもらえるようにするということです。
当然割引はしないとか、安さなどは一切阻害します。得意様には割引も不要となります。

それ以上の価値を出すことに専念します。

16)まとめ
お客の単価を上げるのは、様々な切り口があります。
まずお客さん自体、またそれらのお金の使える、出せる範囲、満足する価値や提供される形、
実際の提供時間などです。

単価を上げるにはどうしたらいいかではなく、
単価をあげるためにこのようにしている、そしてかつこう考えてやっている。
というところになればそれは進んでいる証拠ではないでしょうか。

逆にそれらをただやるだけでなく何か考えた結果こうなるのではという仮説が
大事になってきます。お客さんが感じる価値とは何か、求めている価値とは何か
それらを考え続けていくこととなりそうです。

ビジネスのご発展をお祈りしつつ、失礼致します。


筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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