レンタルスペースに固定客を集客するアイデア11

質問

Q.レンタルスペースの予約を埋めるためのアイデアをいただきたいです。できれば単発ではなく、毎週何曜の何時というように定期的に借りていただける方で予約を埋めたいです。

回答

1)趣味性の強い囲碁将棋等の教室開催者にアプローチする

囲碁将棋などを普段行っている教室やまたは同好会、サークルなどシニア層にアプローチします。
例えば、

http://jurincafe.jp/

こういった碁会所などのサイトがあります。

ここでは当然運営側のイベントや教室もありますが、お客さんが参加者となって開催しているイベントもあるはずです。そういうイベント主催者にアプローチしていきます。実際に店内掲示板、またはサイトにそういった教室情報があればアプローチできそうです。ただ店内に行ってはコストもかかりますし、webで出来る範囲というところでしょうか。

もう少し友好的にいくならば、
http://www.36go.info/
こういった囲碁スペースサイトに載せていくことでしょうか。これらの掲載条件までは確認していませんが、載せることで認知を単純に上げていきます。

2)イベント検索サイトのスペースを逆検索する

例えばPeatixのようなイベント登録検索サイトがあります。ここに登録されているということはイベントが高確率で行われるということになります。そして会場は色々なスペースがあり、おそらくレンタルスペースに該当するものもあるのかなと想像できます。

検索をどこまで絞るかですが、地域名、人数や日時、ターゲットとする教室などの名前にして、そのイベント主催者に連絡を取っていく営業リストとします。

peatixの検索精度は微妙かもしれませんが、他のイベントサイトで調べていくことで、見込みリストができそうです。

3)スクールなどの学校サイトへのアプローチ

例えば、整体スクールとしてこんなサイトがあります。
http://www.jinbo-co.jp/voice01.html

こういった整体、またはスクールのサイトをリストアップします。独立開業を目指すサイトですね。学校視点であれば、卒業生が試しにチャレンジ出来るスペースがあればいいと思うところは多そうです。または、卒業生が卒業と同時に開業できるかどうかも分かりません。

こういった学校に提案をしてコラボをしてみるか、または卒業生をイベントとして卒業生の声として集客イベントを行うなどが考えられるかもしれません。

料理教室、ヨガ、サロンなどは山ほどあります。また資格という点ではユーキャンの趣味講座などが手堅くまとまっているので、リストを作るという意味では効果的かもしれません。
http://www.u-can.co.jp/course/kouza/syumi.html

4)創業ワークショップなどを共催する

自治体または商工会議所などと連携できるといいですが、少しハードルが高そうです。NPOや企業等で、起業のアイデア出しやワークショップを行う人とコラボして、スペースを使ってイベントを行うというアイデアです。

起業ネタ出しワークショップのご案内
http://www.machibiz.com/cms/info/info20140728/

ご自身でも開業されたときのアイデアを出したり、実践例を出せば迫力が出ます。また、同じように起業されたり、先輩経営者を呼ぶとコンテンツもより魅力的にになると思います。

5)楽器演奏をサイレンサーで行う

サイレンサーという音を抑える装置があるようです。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0042AIF42?psc=1&smid=AV6O2VDLPOD8Z

定価が結構するのとこれが実用できるかはおいておいて、楽器演奏が出来ないのでなく、楽器演奏をサイレンサーであれば出来るという点を強調していくというアイデアです。

最も、スペースを借りる側は音を出したいから借りているのであって、そのあたりが微妙かもしれません。

ただ、楽器はすべて駄目なのか。例えば、デシベルで測定するとか、そのあたりをどこまでこだわるかです。逆に一つでも演奏可能なら、そこを突破口に「XXならここ」という特徴づけも出来るわけですね。

カラオケスタジオで楽器演奏を断るか受け入れるか。そのあたりも何かしらヒントになるかもしれません。例えばジョイサウンドは、楽器演奏で検索ができるようですね。
https://www.joysound.com/web/shop/list?c4=1&searchType=0&count=20&b1=0&startIndex=0

6)ライブ・ビューイングを行う

ライブ・ビューイングとは、ライブを生中継してそれをリモートで見ることです。
http://liveviewing.jp/

ライブ・ビューイングする場所が大きな施設というケースもあるようです。

そこで、スペース的に小さいものの、確実にライブ・ビューイングできる場所として使ってもらうのはありかもしれません。

アイドルや演劇など団体は様々ですが、そういった大きな団体や知名度があるところでなく、面白そうな講座をみんなで見るとか、Youtubeの実況動画を見るとか、そういうシェア的なイベントを行うというところでしょうか。

7)教室HP作成をイベント化する

サイトには、教室として利用される場合はHP作成をするという特典があるとのことでした。そこで、クローズドにやるのでなく、実際に体験HP作成イベントなどとして、イベント化するのはどうでしょうか。

せっかく特典としてあっても、実際に体験イベントとしてないといまいちイメージがしづらいというところです。または完全にこちらで作るのでなく、お客さんと一緒に作るということで巻き込んでいくのもありでしょう。それも一つのイベントとすれば、そこから集客が出来るかもしれません。

8)コワーキング確定申告相談会

今の時期が、丁度確定申告の時期になります。そこで、税理士さんを誰か招いて、フリーランスや個人事業主向けの説明会を開きます。または、一人でやるのは大変だから、コワーキングとして一緒に確定申告作業をやろうというのもあってもいいかもしれません。楽しくお金の作業をするというところですね。

時期的には、1,2月限定でしょうか。3月だと駆け込みになりますからね。

9)ネットラジオなどの収録可能をうたう

ネットラジオのVoicyで配信しているのですが、収録などは自宅以外ではあまり快適な環境がありません。そこでレンタルスペースは安価で借りれると「配信は定期的に行う」ので固定客が付きやすいと思います。ネットラジオサービスだけでなく、youtubeやニコニコ動画などの配信者は多くいるので、そういった人向けにアピールしていくというアイデアです。

例えばこういったスペースがあります。
http://picos.pickle.ne.jp/%E6%A5%BD%E5%99%A8%E3%83%BB%E3%83%9C%E3%82%A4%E3%82%B9%E5%8F%8E%E9%8C%B2

また収録スペースに特化したサイトは余り見かけないので、収録可能ということでレンタルスペース登録するのはありかもしれません。例えば、スペース予約サービスなどに登録されてないのであれば登録します。
https://www.instabase.jp/

10)ストアカの開催場所登録を行う

https://www.street-academy.com/spaces

ストリートアカデミーは教室を行いたい先生、教室を受けたい生徒のマッチングサービスです。そのコンテンツの一つにスペース紹介があり、こういうところでアピールすれば、見込み客である先生がコンタクトしてくれるかもしれません。

11)イベントライターなどにイベントを取り上げてもらい、魅力的に紹介してもらう

将棋ネタですが、こんな形の記事をライターさんに作ってもらうイメージです。
https://www.shogi.or.jp/column/2016/12/post_54.html

例えば、現状スペースで行われているイベントを取り上げます。取材するということですね。イベント主催者=お客様にとっては取り上げてもらうことで客観的に書いてもらえますし、その書いた記事をスペースの活動レポートとすればよりスペースの魅力を伝えられます。

どういうライターさんにお願いするか、どのイベントを取り上げるかもありますが、やはりターゲットとして、固定でリピートしてくれるような教室、つまりもっと来て欲しいような教室イベントの方を取り上げるというのが筋がいいかなと思います。

12)まとめ

定期的に借りる方はイベント主催者、教室サービスを提供する方かなと思います。また、サロンなどの開業をされる方であれば、その胴元?であるスクールなどからアプローチすれば効率が良く、自分のお店が出来るまでやるというようなケースであっても、常に同じスクール生が使ってもらえればいいのかなと思いました。

イベントとしては、ライターに取り上げてもらったり、HP作成体験や作成講座というものが効果的かもしれません。

おそらくレンタルスペースとしては安いので伝えていけば確実に人が来てくれると思いました。

以上一つでも参考になれば幸いです。

 

 

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。