アイデアを丁寧に伝える

書店ネタで入選したアイデアコンテストと、仕事における丁寧さ、そのあたりと、さらに「対話」的な本が面白かったのでしゃべってみました。

簡単にいえば、何かしらアイデアがあるとき、丁寧に伝えるのは大事だなあという再確認です。何かヒントになれば幸いです。

丁寧さとは具体性が伴う

しゃべってみて気づいた余韻から書いてみます。

アイデアがあってそれを伝える時、相手がいます。相手がいない自分で1人でまとめてとかは苦行ですけど、まあ相手がいることを想定します。

その時、相手と自分は異なりますから、100%考えたアイデアがそのまま伝わることは稀です。感覚的に2,3割伝わればいいのではないかというところです。実際はもっと高いとは思いますが。

ここで、丁寧にしてみようというのが一つの提案ですし、僕の実践でもあります。

ポッドキャストでも話していますが、「丁寧さは具体性が伴う」みたいなことをちらっとだけ言っています。つまり、アイデアをくっつける何かや相手のイメージが何か湧くフックやトリガーがないとやはり「何も想起できない」では伝わらないので極論ですが「アイデア」自体の内容までいかないのですね。

だからこそ、本であれば表紙に工夫をするとかですよね。タイトルが大事なのはそういう想起をサポートするからです。一方で煽りや釣りみたいなもので、高めたり盛るのも散見されます。これは奨励はしませんが、なくならない行為でしょう。一方で最終的に着地点は「盛っただけのコンテンツで地力がない」と判断されたらもうそれで終わりでしょう、というだけですね。何事も適度かもしれません。

さて、具体性が伴うとどうなるかというと、相手により伝わりやすくなります。これが「丁寧にやろう」ということです。丁寧にやればなんでもいいとか、丁寧にやらないとだめみたいなことでなく、僕は丁寧にやっていますよというところでした。

留意点としては、僕が丁寧を意識していない点もあります。言葉的には矛盾していますが、何かをしている最中に「丁寧に丁寧に」という意識はありません。ただ、相手のことを考えたり、これで伝わるかな?という問いかけが一瞬でもあれば「丁寧に」結果的になるというだけです。丁寧であれば長文でも、見づらくてもいいとかってことではないです。このあたりのケースは自分で考えて適宜トライアンドエラーしかないですね。正解もないです。丁寧にやれば当選するとかそういうことでもないですよ(笑)

一方で資質として自分の強みが丁寧さや対話、コミュニケーションを重視している(軽視する人はいないとは思えど、そこでしょというときにそこじゃないこともよくあるので)ので、そのレベルでいえばアイデアコミュニケーションだ!みたいなことを言っていた時期もありますから、再確認というか、つながったなあという感じでやや感慨深いですね(笑)

何かをやるときの仲間は信頼を大事に

これもどこかで見かけたネタですが、起業でもいいですし、何かやろうってときありますよね。その時、アイデア大事でしょとか、お金がとか色々あるんでしょう。スキルとか、実現性とか、言葉の違いや重視する項目があるのは踏まえた上でです。

1人でやることは限られません。だから、一緒にやる人、または関わる人、お客さんもですよ、を込みで「信頼」できるかくらいじゃないかなと。つまり、信頼が生まれる、ある環境であればそれをつないでいくだけでいい。非常にシンプルです。根っこが信頼ということです。

これをお金だとか、アイデアだとか、目先の分かりやすい短期的に走る場合はまあ言うまでもないというところです。つまり、うまくいかないということですね。仮に短期的にうまくいってもその先、つまり「常に崩壊」が待ち受けています。なぜなら、信頼できないので、任せたりもできないですし、お互いを監視するみたいな感じです。これはストレスで何か病気になりそうですが(笑)

こういう言葉やフレーズは信じられない人も多いのだと思います。宗教や信条みたいになるんですが、結局証明として、僕が豊かになるとか(経済的にも)ってことになるんですね。一方で経済的豊かさも限りがあって、そもそも僕が経済的豊かさがあったところで何が出来るかという点で疑問です。要するに、ある意見や考えが証明とセットであるのもしんどいし、とはいえ全くのデマでも信頼もされないしとまあこのあたりを行き交うだけといえばそれだけの話です。

人は見たいものしか見ないとも言えます。僕もその一人です。ただ、本当にそうかと抗ってみたり、頭をひねってみたりと、もがいていくことで違う視点が得られたりします。昔分からなかったことが分かることもあったりします。

仲間を大事にみたいなことを言われれてもあっさり裏切るなんてあるかもしれません。このあたりも実は丁寧と全く同様のことがいえて、焦ったりすれば短期的に今必要な人だけを求めていくことになります。あなたは自分の利益になりますが、相手はなるのでしょうか、というところです。利益だけで人は動かないですが、信頼できそうかどうか、ここにはやはり「丁寧」さがなければ、今後この先、未来永劫!そのままなのだと想像できるわけですね。

今回はこのあたりでー。

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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