シゴクリラジオ!しじくんの世界一周話から学びは漢方的な視点を学ぶ

シゴクリラジオのゲストとして友人を招いて話していました。簡単な配信後記として以下メモとなります。ラジオも以下から聴けますので良ければ。
海外の土地、地域で見られる社会は民俗学そのもの
って書いていますが、民俗学自体を僕が学んだとかでないです(笑)
地域に入っていって当然それは眼差しとして「観光客」であるのだけど、それでも、地元スーパーであったり、旅人を通してであったり。
それこそ、「道を歩いているときに感じるもの」として、音や、人がどれくらいいるか、マリファナの臭い(治安が悪いってことです)とか。
広場に人が座っていて食べたり飲んだりしている。演奏者がいて音楽があり踊ったり楽しんだりしている。やたらと(笑)ちなみにこれは気候としてヨーロッパはカラカラと日本ほど湿度がないので快適だろうという話でした。快適だから外にいる。わかりやすい!
落書きがあったりして街のメッセージや何かが伝わってくる。それが全てではないけど。
こういった観察はまさにデジタルでは無理で、それを地で見に行った。ただ旅の目的はそこまで明確でなく、何か面白いものが得られればいい。セレンディピティ(偶然の発見ですかね?)というところでそこだけ期待しつつ。とはいえ設定しすぎない。
それ故に得られたものは、目的的な直線的なリターンというよりも、非直線的な寄り道だけど遊びがあって体験として幅や器を広げてくれるものとなった。
というわけで、素晴らしい旅をされたのだと感じました。
世界一周旅行ならぬ世界一周生活
合計7.5ヶ月の旅の中で、半分くらいは自炊ということで。ドミトリーしかり、自炊したりで得ていく体験は、旅というよりも生活に近いのではないかと思ったんですね。
非日常ではあるけども、そこに日常感を出す。当然現地の人は日常なわけで。こういう交錯するポイントって面白いですよね。
そうやって旅をするところで、自己理解ならぬ、非日常的な場にあるからこそ、自分がどういうことを考えているかが「浮き彫り」になる。そんな言葉もいただきました。確かになあと。
旅の仲間もとてもユニークで面白そうですね。
シゴクリ的なポイントは、漢方的!
最後はしじくんに良いメッセージを頂きました(笑)
端的にいえば「計画する合理的な楽なシステム」もあるしそれは恩恵を得る意味ではいい。けども、遊びや不完全や寄り道もなければやはり面白さがない。
もっといえば、前者のみってAIでいいし、ロボットでいいし、人間がやらなくてもいいと。人間らしさって、その不完全や遊びや違うところ、感情でどうかと思うこと。それを含めて味わうことなんだろうということですね。
システムや仕組みがある中で、それはいいこともあらうけど、全て委ねると自我崩壊ではないけど、生きる意味を見失うかもしれません。生きる意味なんてないかもしれないんですが、シンプルに人間らしいって、その人っぽいのってその人独特の動きや解釈や見解があることじゃないかって思うんですね。
それをしじくんとしては「抗う」(あらがう)とか、もしくはそれによって「可能性が広がる(ビジネスホテルよりドミトリーで相部屋の方が交流はしやすいし、その前提で他の人も来るので広がる)」ということで示してもらいました。当然これは具体の話であって、あなたにとってそういう可能性を広げるものであればいいわけですね。(真逆で、普段ドミトリーなら、ビジネスホテルが可能性を広げることかもしれないですよね)
他にも、Googleマップなど地図アプリは便利だからこそ、人に道を聞くってしづらいとか、理由がなかったりというデジタル化する弊害もある。一方で、スマホが使えない、電池が切れた。どうするかを必死で考えるし、自分でやることが問われる。そういうのも鍛えられますよね。
西洋を批判するわけではないのですが、即効性や対症療法的な意味があるとするとそれはありです。ただじわじわと効いてくる漢方的な視点も、シゴクリだなと。すぐ儲かるなんて話は一切したことが僕はないし、たいていそういうのはうまく行かないんですよと。うまくいくものもあるのか?ですけど、どうなんでしょうね。多分ないです(笑)
なぜかというと、それってシステムだからですね。人の感情や熱が入ったりこれでいいのだと割り切ったり。それは大きな間違いなこともあるのですが、それも受け入れてって、その上でどうかというところまでやっていく感じです。
そして、放っておけば勝手にシステムに巻き込まれるし、合理的に計画的に楽に、効率的になると。でも多分それだけで良いって人はほぼいないはずじゃないかなと。だから、抗って可能性を獲得する。そういう免疫を付ける意味でも、面倒くさいことをしたり、感情が赴くままやってみるとか。遊びですよね。楽しんでみる。楽しさって非効率であるし、そこに何かを見いだせるのが人ですから。それをクリエイティブ、創造っていうんですよねと。
そんなことを色々気付かされる回でした。シゴクリの極意っていいですね。地道でいいのでやっていって、少しずつ育てていきましょう。
しじくん、ご出演ありがとうございました!
筆者プロフィール

- 「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は400超。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介、仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューやお問い合わせはお気軽にどうぞ。
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