観察ノック9本目:最適な場で魅せると人の心は動く

観察内容

theBridgeからのネタです。ちょっと前ですが。

この話題とてもいいなあと思ったので共有しておきます。要するにインスタグラムで読むを最適に表現することで、新たな読者を獲得するってことなんですよね。

Tiktokは若者だからシニアは使わないみたいな感覚はある種ありなんですけど、実際はもっと奥が深く道具は色々使えるし、見せ方を変えればまだまだ出来るなあと感じたところです。

観察対象は路上にあるものとかって縛りはないので、こういうニュース系のネタもぶっこんできます。マイルールとしては、

観察ノックとは、日常で観察される全ての事象から気になったものをあげる。つまりアナログでもデジタルでも、妄想でも良しというところでその領域は自由。

https://readmaster.net/plan/watch-knock/start-watch-knock/ より

一応確認しました(笑)デジタルなネタでもオッケーということで。まあ観察ってもっと突っ込んでみる感じなので、どちらかといえば路上観察のほうが面白いですかね。仮に本にする時はデジタルネタはあまり取り上げないかもですね。

なぜ面白いか?

最適化以上にユーザーを獲得という結果を出した

日本でいえば自治体の公共図書館がTwitterをやるくらいはあると思いますが、Twitter上でその図書館の蔵書を面白く紹介すると。ここまではありそうです。

さらに、Twitterで掛け合いながらリファレンスしつつ、例えば「ソフィーの世界」みたいな哲学入門でメタ構造のストーリー(話の中に話がある)だとすると、Twitterのやり取りでメタ構造や哲学の面白さを気づいていく仕掛けがあるみたいなことです。

例えば、続きを読む、さらに読むとどんどん物語ReplyにはまっていくみたいなのってたまにTwitterでも見かけますがそれです。要はTwitterユーザーが愛あるつぶやきでリレーしたりそれらが作品紹介ということでつないで表現するみたいなことです。

回りくどくなりましたが、インスタグラム特化でふしぎの国のアリスを紹介したということでクリエイティブはこちら。New York Public Library Insta Novels

アリスが冒険する感じをうまくアニメーションで表現しているのが最高にクールだなあと!

似たことを思いつくけど形にするのはアイデアが求められる

こういうのってアウトプットされるとなんだと思っちゃうんですけど、実際は超大変な気がします。そもそもアリスの世界観を理解しないといけないですし、最適な見せ方ってなんだろうと考える必要があります。しかも読者は本でなく、インスタグラムでということなのでさくさく絵を眺める、インスタ映えではないですけど、画像や切り取りなどに慣れている活字でないところがポイントです。

これ日本でもやったらいいじゃないかと思ったんですよね。誰がどのようにやるかはおいておいて、クリエイティブなことをしたい人は多分いるから、まず好きな小説や本を集める→表現してみる→発表するということをやると。そこで活字でないアウトプットできないかと考える。

写真家なら写真で表現したり、立体の展示を行うアーティストなら立体で世界観を作ってもいい。それってそれぞれのクリエイターやアーティストが個別にやるとそれで終わるんですが、それを公共図書館をリ・アイデアするという感じでやると面白そう。

切り口

  • 自分が好きなコンテンツや情報を別の切り口で表現してみる(文章→図解やインフォグラフィックとすると入り方が全く異なる)
  • 実はある情報は最適な加工をされていないかもしれない。自治体の広報紙は情報を詰め込んでいるせいではないが、読者は1割未満と聞いたりする。その広報紙をもっと普段読まない人に読みやすくすることはでいないのだろうか?
  • SNSに限らず文脈や流れがある。それを把握すると自然な形でしれっと溶け込むことが出来るかもしれない。

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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