【PR】通信・ネットワーク系の特許アイデアを分かりやすく解説してくれる「通信特許マニア」から学ぼう

シゴトクリエイターの大橋です。

アイデアに関心がある人は、特許や発明といったことで稼げたらいいなと考えたことがある人は多いと思います。僕の中学生のときの夢は「発明家」でした(笑)

そんな発明家に憧れる人でも、多くの人は例えば特許そのものについて学んでいないという人は多いのではないかと思います。ビジネスでも、アイデアでも、企画でもそうですが、何かをやりたい、やり遂げるには学習が必須です。もちろんガリ勉すればなんでもいいということではありませんし、特許を出したい人が弁理士などプロになれということでもありません。

今回は、特許について、とくに通信・ネットワーク系の特許を分かりやすく解説している通信特許マニアというサイトをご紹介します。特許がとっつきにくい方には朗報かと思います。

シゴトのアイデアを出す場合にも、現在の特許を学ぶと何かヒントになるかもしれません。

通信特許マニアとは

通信特許マニアは、企業で研究開発経験があり、現在特許事務所で仕事をされている技術者の方が運営しています。詳細はプロフィールページからどうぞ。

通信機器メーカでの研究開発というのは僕は全く想像ができませんが、企業で自身の研究内容を特許出願するというところが特許への関心がスタートしているかなと思いました。

通信特許マニアの目的としては、

新しい通信技術の勉強と、特許関連の知識の吸収のために、特許公報を読んでいます。読んだ特許公報の要点や参考になる点をこのサイトに残していきます。

(同プロフィールページより引用)

要するに、特許事務所の仕事で、特許公報を常に見ているため、面白そうだったり、使えそうだったりするものを要点をまとめて残されるということですね。

アイデアマンとして僕自身も、アイデアを出すだけでなく、アウトプットとして読書記録、または自分が今何を考えているかを書いていますが、そういった記録的なものに近い印象です。プログラマなどでいえば、技術メモや備忘録なども近いですね。

プロがやっている仕事のアウトプットということで精度や質が高く、特許の見方や視点を得られる、そして特許の要点やポイントを学べるので、特許について知る以外にも使えそうだと思います。

そもそも仕事や普段やっていることでないとブログは続きませんからね。こういった仕事でのアウトプットは僕はとても好きですね。

また、特許の仕事については、

技術を言葉で表現する仕事をする上で、いろいろな技術を知り、また、それを表現する言葉を知っておくことが必要です。そして、同業者がどのような出願書類を作成しているかを知っておくことも必要です。権利の取り方、出願書類の作成方法も変化しているからです。

(同プロフィールページより引用)

なんでプロが特許公報を見ているかというと、時代の変化や今を知ること、そして「技術を言葉で表現する」というのが特許出願では求められるということなんですね。

実際の技術を知らないのに言葉を用いて説明できないですし、かなり高度なスキルが特許出願には求められているなあと思いました。逆に全ての技術を知る、理解するということも現実的には出来ません。ただ公報を見ることでそこから学ぶことが出来るわけですね。

最初によむ記事まとめから見てみる

さて、たくさんの特許解説記事があるので、どこから読んでいいか分からない人向けには、まずメニューにある最初によむ記事まとめから見ていきましょう。

テーマとしては、話題性がある発明、効果が分かりやすい発明、ビジネスモデル的な発明、アメリカの発明ということで、4つの切り口があります。まずはとっつきやすそうなところから行くのが楽しそうということで、ビジネスモデル的な発明について書かれているものを見ていきましょう。シゴトづくりやビジネスアイデアに関心がある読者なら気になったはずです。ではいってみましょう!

楽天のインターネットゴルフ予約システムの発明

ビジネスモデル的な発明では、予約ペースに基づいてゴルフ場の利益を最大化する予約システムの発明 楽天という記事が紹介されています。僕はゴルフはしないのですが、ゴルフ予約システムってなんだろう?というのが最も気になりました。

ここでの課題は、あまりニーズがないゴルフプランは開催されてないため、ゴルフ場の売上損失になりやすいという話のようです。それを解決にするにはどうしたらいいかという視点ですね。

具体的な例としては、

例えば、食事付きのプランの予約ペースが閾値以上である場合、他の食事なしのプランを食事付きに変更します。

(同記事から引用)

ここでの予約ペースとは単純に予約数と考えてよく、頻繁に予約が入るものはニーズが高いわけです。そのニーズが高い、ここでは食事付きプランが人気なら、ニーズが低い食事なしプランを食事付きにするというものです。

冷静に考えると、ビジネスにおいて例えばスーパーなどの売り場の作り方を考えると、例えば雨が降れば傘を店頭に出して購買を誘います。そういったお客のニーズにあわせてシステムが自動的に、ここでは予約数が一定の数となるという表現ですが、変えていくわけですね。

または懐かしい例でいえば、ファミコンソフトなどが3本パッケージにして中古ソフトとして売っていた時代がありました。1本欲しい中古ソフトがあっても、3本買わなきゃいけない(笑)ということです。これは発明でなくアイデアですが、3本3000円で買えるけど、欲しいのは1本だけ。単価を上げる組み合わせという視点も近いかもしれませんね。売れてないものをどう売るかということになります。

非常に面白い仕組みですし、こういったアイデアを楽天のゴルフシステムでは自動的にやっているということですね。またこの特許は、ビジネスモデル特許という類のものになるようです。

ビジネスのヒントを探ろう

シゴトづくりやビジネスアイデアのヒント、またはビジネスモデルという意味でも、上の楽天ゴルフシステムは非常に面白い仕組みと言えそうです。例えばこれをゴルフ予約システムでなく、例えばボウリング場の予約システムまたはいわゆるレジャー施設等で予約があるものも同じように考えられないかという問いも立てられそうです。

例えばボウリング場であれば、1回あたりのゲーム時間が圧倒的にゴルフより少ないでしょうからこういった予約システムをどこまで入れると回収できるだろうかとか、ボウリング場に来るお客のニーズが高いものと低いものはある程度条件で切り分けられるかなども考えると面白そうです。そもそもボウリング場にこういった予約システムは既存にあるかなども考えてみたいところですね。

他の記事で、発言者の音声を声紋で照合する電話会議システムの通信端末の発明 ソフトバンクモバイルという記事では、電話会議システムの課題として発話者が誰かが分かりづらいという課題の解決になっています。声紋というのを認識出来ること自体面白いですが、確かに複数人いると電話は分かりづらい(とくに声が似ているときついですよね)ので、なるほどなあと思いました。

技術や研究が特許によって守られ、またはビジネスになっていくというのも長い視点や大きな視点、または深い視点で見るととても広がりがあって面白いですね。

おわりに

こちらのサイトを見るまで特許公報自体をいきなり自分で見てみようと思ったことはありませんが、こうやってプロの解説があることで、とっつきやすくなります。もっと詳しく知りたい場合は参照元の公報を見たり、関連リンクから追って学ぶのが良さそうです。興味があるものなら、見てみるという良いクセがつくかもしれません。

何事も先達はあらまほしきことなりですが、ビジネスアイデアのヒントや新たな視点を得られるかなと思いました。サイトのお問い合わせから紹介して欲しい特許などもリクエスト出来るようです。気になる特許をリクエストしてもいいかもしれません。

以上、特許アイデアまとめサイトの通信特許マニアの紹介でした。

筆者プロフィール

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は200超を超える。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

違和感で発想のやり方が学べます

日常生活で感じる違和感を用いて、アイデアを出すやり方が学べます。「違和感発想法」は誰でも気軽に出来るサービスです。

LINE公式アカウント登録で無料で学べます。気になる方はチェックしてみて下さい。