「まずは小さくはじめてみる 変わらない日常から抜け出す0→1実践ガイド」が面白い

ちょっと前に読んだのですが、良かったです。

とにかく何か始める時にどうぞ

今何かやれていたりする人は正直そこまで要らないかなと。ただ、これから始めたいとか何かやろうって人はこのOSというか、イメージがあるといいかなと。

イメージというのは、少しビビりながらやってみる。すると得られるものがあるんですね。なんでもいい。うまくいかなかっただけというのはないってことです。

仲間や共感でもいい。そういうのが得られる。

そしてまたそれでやると。そうやって少しずつ大きくなっていくということを、著者の事例を共に紹介してくれてます。

面白かったところ

一つだけ引用するならというところではここ。

「自分の夢を実現したい」「新たに何かをはじめたい」

そう思う多くの方が、最初に〈大きな一歩〉を踏み出そうとします。

叶えたい理想の姿まで、一足飛びにたどり着きたいと考えます。

そして、その一歩の大きさにたじろぎ、夢をあきらめ、行動をためらってしまう。

もし心当たりがあるのなら、考え方を少し変えてみてください。

最初に踏み出すべきは、〈小さな一歩〉です。できて当たり前の簡単なことからはじめてみるのです。

まずは小さくはじめてみる 変わらない日常から抜け出す0→1実践ガイド 位置64、太字筆者注

よく何かやらなきゃ、はじめようというひとは、すごいことをやろうとするんですよね。その人が考えるすごいことです。今できないことをやろうとする。

でも、出来てこれ当たり前だよなということは、実は当たり前でなくて。多くはやってないことなので、やれないんですよ。例えばブログ記事を書く。当たり前に書いている人を見てできるだろうと思う。SNS投稿でも、SNSインスタ写真投稿でもいい。やってみてください。

実はそれが結構難しかったりするわけですね。当然、何か記事は書けるけど、その記事は全然イケてないとか、写真も全然駄目とか。脳内で「やれる」「できる」と、実際にやれることって結構差があるのは説明されなくても分かっている人は多いはずです。

だからこそ、最初の一歩は「え、こんなのでいいの」というくらいハードルを低くしてやると。するとズレがあるんですよ。そこからスタートでいいし、別にスタートはどんなものでもいいと。

そのように僕は解釈しました。

逆にこの一歩のズレとか、分かるとやれる差があるということを踏まえている人で、動いている人は多分色々な事ができています。逆にできないとか、なんだか違うなを繰り返して充足できない人はここに課題があるかもしれませんね。

構想メモ大事

著者は構想メモと言っているのですが、企画メモでもなんでもいい。書いて置くのが大事ですね。これは再確認。出来ている人は普通にやっているけど、やれてない人はやってなくて「ずっと同じところをぐるぐる」しているかもしれないので、もし心当たりあれば書いてみるといいかと。

一歩動くのがめちゃ大事

一歩って、0からだと1ですし、1になって1でも2ですけど、0から一歩はめちゃくちゃ価値がある。数字だと1ですけどね。少しでもいいからやるということが一貫して主張されていて気持ちいいくらい。

ぐるぐる循環

最初の0から一歩動いて形にする。なんでもいい。そしてまた経験を得て無理せずにだけど、再度形になっていく。この循環がいい。

実績というと実績お化け(笑)みたいな虚像を感じるけど、実績はやった結果なので、無理してやるんじゃなくて、実績が自分を表すというくらいでいいのでは?過去のことだし。

やるからには大きなことをやる。分かるのだけど、見栄として誰かのために、良く思われたいからでは多分動けないはず。ハリボテで終わるので。

人はやっていることに興味を示す

人は考え自体よりも、やっていることに興味を示す。というのはなるほどと。

考えを出していってそれでどうだというのもあり。だけど、考えは思考実験でしかなくて、思考を否定しないけど、じゃあそれで何をやったか、やれたかと。そこを興味を持つ人が出てくると。

SNSでもこういうことやろうとしている、というと興味深いですねくらいで終わるか、反応がないかもしれない。けど、SNSでこういうことをやりました、だとそれがまさに実績だし、分かりやすい。やったことが大事となるともいえるというか。

ここはもっと考えるとバランスでもある。考えがなくただ漠然とやればいいわけでもない。だから考えた結果やるし、やった結果考えるでバランスを取る。やったことが考えてないっぽいなら多分あまり信頼されないし、考えてやってないならそうなのねやってねーとなるというだけというか(笑)

自分の中ではwebsimの取り組みはまさにやった重視。やっている。考えは後についてくるのでやりつつ見ている。少なくともコミュニケーションが広がっているのはあると思う。それだけでもまず良いと思う。

奇跡は起きない

奇跡を待つのは微妙というか筋悪ということ。大体詐欺という詐欺しかない。自分から動いて攻めていく。仮に奇跡も再現性はないので、粛々とやるのみとなる。

アイデアを外に求めない

自分で見出してやっていくということ。誰かがどこかで良いアイデアが眠っているとか。テキストマイニングみたいなもので、これも難しい。あっても分からないのが普通。

なので、「これいいっぽい」って自分で見つけたならいいけど、解釈は必須。でないなら、誰かのバイアスで「良いっぽいというのを良いっぽい」と思わされている感も強い。

小さいカケラがヒントになる

その小さいものが大きなものになっていく。逆にどんと大きくなるならその人が今までやってきたものがあるからでしかないっすと。

他者や社会に興味を持つ

これは不思議だけど、持たない人は多そう。なんでそうなるとか。断絶の結果?か。当たり前とは思うけど、関わりとか色々なものがあるから、アイデアや工夫が生まれる。自分一人のみで完結するなら何もないよなあと。ここは逆に自分のアドバンテージになるなあと思ったり。

今やれることをやっておく

結局日々の鍛錬でしかないけど、いつかやれるとかで取っておく必要がない。今やれることを考えてやっていけばいい。逆に今やれることをやっておけばかなり充実しているはず!

筆者プロフィール

シゴトクリエイター
シゴトクリエイター
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は400超。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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