うまいアイデアはないということ

このなんとかはないシリーズみたいなのをたまに書いていますが(笑)結局美味い話なんてないってことです。あと、仮にそれがあるならって「心理」を活用すると。

今回は詐欺とかそういうことでなく、本質的にそれらがないということを書いてみます。

「儲かるアイデア」を出してくださいは成立しない

まず否定です(笑)

儲かるアイデアを教えてくださいということは、まあ今はないのですが、わりと無料ベース、数百円でアイデア出しをしていた頃にはそういったお客様がいたわけです。お客様と書いているのは皮肉でも嫌味でもなくそのような契約だからですね。まあ今となっては皮肉感は出ますけどね。

それはさておき、自分がそれでいいと思ったものの、「あれ流石にそれはないよね」ということがあるわけです。

その代表選手が「儲かるアイデア」が欲しいって人です。はい、ものすごくストレートで逆に清々しいので、たじろぐ側が逆に変とすら思ってしまいます。

成立しないとは、そのようなアイデアが仮にあれば、あえて言う必要がないです(笑)つまり僕がやればいいわけです。何らかの訳があって出来ない然るべき理由って何かくらいで、まあ思考実験するまでもないと。

つまり、成り立たないアイデア出し依頼となります。

もうちょっと噛み砕いてみると

もうちょっと噛み砕いてみましょう。儲かるってなんですか?ってことです。

基本的には、儲かるって定義は色々ですが、何かしら事業で利益を上げられることってことですよね。しかも100万使ったらリスクもほぼなく200万円くらい売り上げて100万は純利益みたいな(笑)聞いてるだけでバカバカしいですが、そんなことを本気で思う人もいると。

その思考実験や妄想を否定しないのですが、これも先のロジックでありえるならやっているというよくあるパターンですね。

もちろんこれ、スタートアップ然り、中小企業しかり、どんな個人事業然り、「一発これでやってやるぜ!」という逞しい人がいるわけです。少ないですけど。それを否定する気はなくて、その場合、そういう逞しい人は「自分でやるし、リスクも負うし、必死で考える」ので、「アイデアを下さい」なんて事は言わないんですね。

くださいって人は、そういう実行も当然出来てないし、思考も甘く、リスクも取りたくないよって感じです。

正確に言うと、無駄なリスクや無駄なことをやれってことでなく、適度なリスクが常にあるのが事業ですし、ノーリスクのものってまあ別にそのために蓄積があればその人の知見やスキルでしかないだけですから。っていうことってそもそもその人に紐付いたものなので、他人にどうって言うこともないですよね。完全に自分の世界ってことです。

だからこそ、逞しい人でもないってことが明らかです。

これが楽して儲けたいという条件

往々にしてこれらの楽したい人の考え方は、なぜかそれでも(笑)条件を付けてきます。

具体的にはこんな感じです。

  • 初期投資はほぼなしで、初月から売上が上がる
  • しかも安定して労働集約的ではない
  • さらにコストやランニングでの投資もほぼない
  • 在庫を抱えなかったり、リスクがほぼない
  • 専門的な知識がほぼ要らない
  • 未経験、知識なし、考えなくても出来る
  • ニーズがある、売れそうな手応えが見込める

って書いていくと「アフォ」ですかとなりそうですが(笑)まあアフォですよね。

くどいですが、これも「それがあれば既にや・・・」って言わずもがなですよね。

一方で一点だけ配慮するならば、そういう「アイデア」があると思っていて、それを「買える」という感覚は褒めてもいいかもです。ただ、そんなアイデアないんですね。

まともなアイデアはないとすると、詐欺か妙な成果型報酬、怪しい犯罪でしかないかなと思います。

もちろん、そういうアイデアを自分で考えて試しているとか、試していくなら「素敵」なのですが、それを自分で考えず投げるってのが一番甘いのだなと言えそうです。

仮に仮に仮にあったとしても出来るのか

仮にそういうアイデアを買ったとしますよね。まあそうやって買ってもそれは実行できないんですよね。なぜいい切れるか?

自分が身銭を切ってないし(そもそも買取額は低額。1件1000円もしないでしょう。下手すると1アイデア10円とか)、それで出されるアイデアが「金」なんてことはなく、石以下でしょう。石は悪いわけではないですが。

仮にそこで「金」でも、それを買う側が「判断」できるなら、そもそも金額が矛盾しています。価値あるものを低く買い、高値で売るというのは商売としては「良い」ですが、ここでは飲食店で安い肉を仕入れて焼いて食べてもらうと「安い」だけにまずいと。そういう根本の材料仕入れがまずいって感じが近いです。

もちろん、安い肉でも味付けを工夫して食べられる味にしたよ、というのはありですが、そういう「アイデアフル」な話がここでは出来ない世界線ですね。伝わりますでしょうか?

何かやりたいことがあれば動くのみ

何かやりたいことがないですーというのは、とくに対応が難しいですが、別に冷たいのでなく、やる気というか、精神的なことでなく、焦らず何かやっているなら(誰もが何かやっていて、無気力のみでは生きられないですから。もちろん生きるのに必死ってのもありますが)見つかるわけですよね。そこはもう信じていくしかない。

そうでないなら、何かやりたいなら、自分で考えて試すと。もちろん全部自分でやらなきゃゲームではないので、適宜人に頼ればいいと。でも、その時に「アイデア」を求めてもいいのだけど、そういう条件、つまり「儲かるアイデア教えて下さい」ってのはないだろうってことです。

そうでなく、自分でやってここが分からんとか、ここはどうすればいいのかって。プログラミング掲示板でありがちな「分かりません、教えて下さい」が筋悪なのと一緒ですね。

問題はそれで中途半端にアイデアが集まってしまったりするところでしょうか。くどいですがそれは「石的アイデア」でしかないので、「アイデア」と書くと何か良さそうになる、ある種のイメージロンダリングが行われているのも注意深く見るべきというところです。

動いた人や試した人はそれなりの知見や経験がありますから、次の課題や次どうすればいいかって見えるんですね。全く見えない人は「振り返り」とか、思考することをどっか置いてるだけで、全く出来ないというのはほぼないでしょう。

おわりに

うまいアイデアはないということを書いてみました。

アイデアを出す側視点で書いていますが、出してもらう側としても「うまいアイデア教えて」というのも、残念なことはないですよね。

セルフチェックとして「あれ、こんな虫の良いものあるっけ?」と思えたら素晴らしいです。答えはそんなのないです(笑)あるのに、自分だけが「出し抜いて」おこぼれをもらうってことですけど、それは持続性はないですからね。ゆめゆめ疑うことなかれというわけで。

記事を書いた人

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
ビジネスアイデアメディア「シゴクリ」運営者。まずアイデアを出すアイデアセッターであり、生まれてくるアイデアをビジネス化出来ないかを考え続け、手を動かすゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談やビジネス企画の実績多数あり。毎日生まれるアイデアから世のために貢献していくスタイルです。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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