ひらめき買い取りアプリSENSEプロジェクトは一旦終了

ひらめき買い取りアプリSENSEで遊ぶ企画ですが、11/22のアイデア投稿が承認されていないということで、執筆時点で一ヶ月はさすがに運営が回ってないと判断し、一旦終了ということにします。

今までの試み

今までの記事としては、

こんな振り返りをしてみました。

実際にリリースが7月10日前後だったので、執筆時点で12/20とすると5ヶ月程度となります。11/22とすると、4ヶ月となりますが、今後どうなるか不明です。

暫定的な結論

やはりアイデア買い取りは難しいということのエビデンスとなりそうです。約1,000円の残高がありますが、実際支払い可能は3,000円なので取り出せません。

このような状態になると、運営側の対応が求められるわけですが、ユーザ数の関係からしれっと消える可能性もあります。ただその時は10円であってもお金を払うとなる場合は信頼関係の問題になりますね。

そういえば、昔アイデアサービスで支払うといった時は手間ですがちゃんと支払っていました。当たり前ですがそういうところはちゃんとやれるだけで全く違うんですよね。

※運営側が支払わないって決まったわけでもないので、誤解なきよう

付加価値をつけられる人はわずか

実際にこのビジネスアイデアを買い取り、それを成果型でもいいから形にしていける人がどれだけいるか。個人的な推測ですが、1万人に一人くらい、いやもっと少ない印象です。日本人口で労働人口から5000-6000万人くらいだとしたら、5,000人とか。超レアですね(笑)

成果型といったのは、wemake然り(当初は商品開発サービスだった気がします)、商品開発型のサービスでもアイデア数の1割いや1%くらいが本採用で開発に進む印象です。100投稿アイデアがあって1個採用されるかどうかです。しかも、作るとなると量産だったり、市場調査として受けをチェックしたりでまあやることがあるんですよね。そこで通ってかつ量産までいって、当然「利益が出る」と判断されるのはそこから1%くらいかもしれません。

つまり、100アイデアを100回やってどうかくらいの感覚です。もっとも確率を上げるには解像度の高い=経験値のある業界や分野にしつつ、実績や実現性が高いパートナーや動ける部隊と組むことで、なんとかあげても、まあ1万人ユーザが登録してもそこから数人くらいしか開発として形になる経験を積めないでしょう。だからこそチームであったり、人でカバーするという印象です。

逆にいえば、アイデア買い取りにおいては不満買取センター然り、沢山のデータを網羅的に分析するとか仕組みがいることになりそうです。数でのアプローチは僕も無理なので、どうにか少ないアイデアでやれないかと思ったりしますが、なかなかでしょう。SENSEにおいても、多分ユーザ数×買い取りアイデアというところでそれをビジネス化するまでの期間まで投資となるし、その期間が長くなればユーザには支払う債務が増えるわけで難しくなるというところです。

何かを買い取るとは原資が大量にあったりすればいいわけですが、大量にあってもそこから価値を増やせなければ事業となりえないわけです。

フィードバックはやはり必須か

blaboは成功したアイデアサービスと言えると思いますが、blaboであればフィードバックが多いため、商品や賞金狙いでなくコミュニケーションやコミュニティが価値になり、企業の商品開発に関われる(誰でも)というのが価値になっているのかなと感じます。

とはいえ、フィードバックがなければ内発的動機づけは簡単に枯れるわけで、その金額がお金=しかも少額なので、これで続く人は稀です。僕はレアです。

むしろ少額であろうがお金にしてしまうため、アイデア出しという内発的動機づけを壊す恐れもあります。こういうサービスでアイデア出しデビューをした人はアイデアの難しさを感じてしまったり、アイデア出しの価値がないと思ったりするかもしれません。それはかなり残念なことです。

そういう意味ではどんな小さなことであれフィードバックは欲しいところでした。Snapmartなどのサービスであれば定期的なコンペがあり、たまにこういうニーズがあるから写真撮ってねというようなブログ経由で運営側のメッセージがあったりした気がします。こういうのって結局、アーリーアダプターが使うはずでそこで印象を獲得しなければ結構そこから伸ばすのは難しいというところですね。

フィードバックはお金はかからないが、時間がかかるため正直手間です。ただ熱狂であるとか、良い雰囲気ってそういう先にある、つまり信頼形成や心理的安全の先にあると思うのでそこは最低限出来る仕掛けや仕組みをするか、それまでは少数で試すとか、実験的にやることでなんとかするということが必要かもしれませんね。

最近見かけたインバウンドツアーの失敗事例を徹底解説!ありがちな3つの事例と対処方法【ベンチャーから大手まで】の記事では、いかにコミュニティを形成する人材がレアか、または貴重かということを感じました。フィードバックやメンバーとのコミュニケーション、心理的安全、熱狂や学習などってこれからもっともっと身近になっていってそうでないと色々回らなくなるのかなという予感がしています。

Webサービスやインターネットだから、気軽に出来るのは確かですが、情報と誰でも出来ることによって、逆に相対的にオフラインやリアルの価値が出てきているのはなんとなく分かるかもという人は増えてきたかもしれません。まさにフィードバックがそれということは明らかでしょう。

逆にフィードバックすればいいというのも、それがいかに大変かも分かるので、なんとも言えないところなんですよね。

企画は終了。別ベクトルへ

というわけで、一旦この取組は終了とします。再開してかつまた気が向いたらやるかもしれません。

時間は有限ですから、同様レベルのサービスであればちょっときつそうだなあと。運営側に突っ込んで提案するというのもありですが、それもそれでこちらも面白いとか相手にとってメリットにならないと持続できないですし、悩ましいところですね。それもチアアップ的な姿勢で乗り切れるかもしれませんが、短期的になるでしょう。

持続的にかつ応援していくには、しっかりとビジネス視点としてお金を獲得し、学びとしては社会やクリエイティブな面白さを得つつ、良い形で関われるものを焦らず探して、探すだけでなく生み出していく。そういうムーブはまだまだできそうです。懲りずにいきますよ!

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