アイデアを出すことでコミュニケーションするを価値として磨いていく

普段アイデア出しを仕事にしているわけですが、待てよと。アイデア出しってそういう確かにアイデアを出しているけど、「アイデア」を出している「だけ」ではないのかなと。

アイデアだしで自分がだしているものって、アイデアじゃないなと。視点とかもだったけど、考え方とか。だけど、それはアイデアって具体的なものを通してそれも含めてセットで理解してもらうとか。さらにいえば話すとか、関わることで価値があるという気がした。

自分のひらめきメモより

最近ひらめきトラッカーということで、アイデアを思いついたらメモしています。普段もしていますが、ツールで記録しては今だけかもしれないし、しばらくやるかもしれませんし。そのあたりはこちらに書いたので気になる方は見てもらえれば。

以前からアイデアを出すところで、その「アイデアの価値」は疑問を持っていて、当然価値がないということでなく、誰かと同じアイデアということもあるだろうけど、その時どう解釈されるのだろうか。特に自分でも考えた(お客さんが)ならば、価値が低くなるか?というと、期待値次第ですけど、同じなら同じでそれはプラスなんじゃないかと。全く知らない人が多いですからね。(当然同じアイデアは価値がないという厳しい見方の人もいると思いますけどね(笑))

ですので、視点とか考え方とかかなと思っていました。それは間違ってないけど、ここではとくに、さらに突っ込んで関わってやり取りできるというのも価値かなと。

そうやって考え続けている人ってなかなかいないだろうし、いても連絡取れてまともにコミュニケーションができない人もいるかもなので(アイデア界隈というか、コミュニケーションが下手でうまく出来ない人もいるので、それってアイデアを伝えるところがまずいと思ってます。これはこれで問題ですが、あまり突っ込むところではないので一旦スルーで)そのあたりにおいても価値が高まりそうです。要はそこそこのアイデアでもそこそこコミュニケーションできるだけでも価値という意味です。

というわけで、そのあたりのアイデアだしの価値は、アイデアだけではない、ということを少し考えてみます。

具体的なアウトプットがアイデアであり、それを通してコミュニケーションしている

一言でいえば、アイデアを出すという共通行為?や動作、分かるものを通して理解頂くという感じですね。配信者であればゲーム配信ならゲーム配信を通じて自分の話をしたりするわけですがそれに近い。その場合、メッセージだけ出してもちょっと違うというか。それもありですが、面白さに欠けるというか。

なんでだろうかと思ったら、簡単にいえば、「ゲーム」という媒介というか仲介物がなくなるので、ダイレクトに来るんですよね。要は直接的過ぎるというか。それがいい人もいるでしょう。でも多くの人にとっては、ゲームを通して入るから理解されやすいし、入ってくると。多分そういうことなんだろうなって思ったわけです。

ゲーム配信者はゲーム実況などを通して視聴者とコミュニケーションする

いきなり配信者の話をしていますが、YoutuberでもVtuberでもなんでもよくて。ポッドキャスターでも、ラジオDJでも、なんでもいいんですね。お笑い芸人ならお笑いを通してといえる。

そういうある種その人の技、技術、見せられるものがあるというか、芸でもいい、なんでもいい。そういうのが手段になっていると。そういう意味で、ここでゲームはメディア(コミュニケーション手段)だなともいえるわけです。間接的なように思えますが、適した手段なのだろうと。つまり、視聴者はゲームを見たいし、ゲームに興味がある、というところで、配信者を見る。または配信者もゲームがあるからそこを通じて視聴者を選別しているともいえる。多分どちらにも適切な距離感が生まれるのだろうと。

そのメディアを取ってしまうと、配信者→視聴者となるんですね。直接的だから良さそうですがこれは、何も守るものがないというかボクシングでノーガード戦法に近い気がしてきます。つまり怖いわけですね。不安というのがある。

直接配信者のメッセージを受け取るには直接的過ぎる

例えとしてはこんなところで、つまり僕にとってのアイデアはこのコミュニケーション手段ではないか、つまり、ゲームと一緒ではないかということです。上の例えであれば。

つまり、僕→アイデア→お客さんなわけですね。

自分→アイデア→お客さんという関係図

図にすると、こうなります。アイデアを通して僕はお客さんとコミュニケーションをしているといえる。逆にお客さんはアイデアを通して僕とコミュニケーションをしたいと言っているわけですね。それ以上でも以下でもない。

だから、ここで「アイデア」を取る、と以下になりますが、これは?そうですよね。これだと直接的過ぎるわけで、ちょっと引いちゃうと。そこまでがっつりできないと。やりたい人はそれでいいけど、なかなかそこまでいきなりできない。まあそうですよね。分かります(笑)

僕→お客さんでは直接的過ぎる

関係性と言ってもいいでしょう。関係性があって近い関係なら、別に直接でもいい。そういう人向けなら直接のメッセージでもいい。でもそれだけではないですからね。

アイデアと言っていますが、これがブログでも、SNSでも、またはそのブログにおけるテーマでも、SNSのテーマでもなんでもいい。

これで色々説明できるのは、例えば作家さんが本はおもしろいけど、その人のトーク自体はそこまでではない(失礼!)というのがあるとします。でも、それってそもそも求めているものが違うんですよね。しゃべりが面白くないから作家になったわけではないけど、作品を通して伝えるのが作家であって、しゃべりを求められても困るわけですよ。本人がやりたいかどうかもありますけど、作家って作品を作ってとは思うので。

よって僕の理解として、またはシゴクリ、シゴトづくりとしても、直接あなたが何か伝えるよりも、何かを通したほうがいいのではないかと。そういうネタです。僕の話をしつつ人に伝えた風にしています(笑)

簡単に書いていますがここに気づくのにめちゃくちゃ時間がかかっています。

実際に自分の場合でも、新規というか新しい人と出会うのって、その人にいきなりなにか興味を持つよりも、その人のやっていることや考えみたいなのが見えて、そこに興味を持つ。それって、アイデアではないかもですが、考えや視点があってだからです。僕の場合はそこを見るので、そこがないとあまり興味を持たないってだけですね。ユニークなことをやる人はユニークな視点や考えがあるのでそれだけで好きというか興味を持ちやすいというか。

もう1つ。直接伝えれば良いというような感覚もあったりしますが、実は自分を伝えるにはそういう武器というか、自分をしっかり保護?しているであろうものを通してやると。それが最も分かりやすくかつ無理がない。分かりづらいものをやってもしょうがないのは、コミュニケーションコストがかかるからですね。もっとシンプルでいいというときに、僕はすっとアイデアでいいしアイデアが良いなと思いました。

実際にアイデアといっても、やることが色々あるわけですが、僕からすれば人から違って見えても「アイデア」があってそれを形にしているだけですね。それ以上でも以下でもない。

であれば、僕にとってアイデアというのをしっかりと意識して敷くことで、そこを通してコミュニケーションをしたほうが良いよね、という気づきでした。

同じアイデアを持っている人が隣にいても比較する意味がない

アイデアだしの話をしてみます。例えばお客さんからして依頼をした場合に、僕と同じようなアイデアがあったらどうするか。それがお客さん自身が持っているアイデアと重なったりでもいいですが、他の人が同じアイデアを持っていたらどうなるか。

ここでの比較って意味がないと思ったんですね。直観的には。なぜか?

それは先の図で説明できるのですが、ここで「アイデア」はアイデアと言う具体的なやることやそれこそ起業するアイデアやビジネスアイデアという具体的なものがあるとします。例えばなんでもいいのですが、バナナジュース屋さんをやるみたいなものとします。それが他と被ったりしている場合で考えてみます。

起業アイデア「バナナジュース屋をやる」が
他の人と重なった場合

このケースでは、バナナジュース屋をやるアイデアが被ったとします。他の人が誰かはおいておいて、お客さん自身でもいいし重なったアイデアがあったと。この時、バナナジュース屋をやるというアイデアは陳腐化しそうです。アイデアがユニークであればという意味で評価できる時ですが、実際にそうでしょう。

ただ、このアイデア自体の比較って僕は意味がないなと思った、ということを書きました。その通りでなぜかというと、それはコミュニケーション手段だからですね。バナナジュース屋という起業アイデアは当然あるべきだし考えてなにかアイデアを提示しないといけない。しかし、それ以上にコミュニケーション手段としての「アイデア」があるのではないかというのが仮説であり、おそらくこの仮説でいいのではないかという感覚です。

アイデアをコミュニケーションとしているかの違い

ちょっと分かりづらいですが、僕のやり方は上です。下が他の人の「アイデア」です。この場合、バナナジュース屋というものがアイデアとした時に、他の人は「アイデア」だけを出して、「その人」と「お客さん」とコミュニケーションを取るというが薄いイメージです。図の表現が分かりづらいですが、矢印が貫通しているかどうかみたいなので出してみました。

ここで同じアイデア!としても、何が違うかというと、僕と他の人は人が違いますよね。これは同じ人はいないのでそこで説明できる。属人的といえばそれまでですが、アイデアを出して「視点」「考え方」となると、もはや「アイデア」というのはここでいうバナナジュースというのは表層的な一部でしかないとなるわけです。だからなんでもいいわけではないんですが、ここまでこればアイデアはなんでもいいというか。つまり、コミュニケーションの1つに取り込めてしまえばアイデア自体はきっかけやフック、挨拶似すぎないと。

くどいですが、だからアイデア自体がそこそこ面白くないとか、全くどこかのコピーとかそういうのなら駄目ですよね。そこは一応留意するというか、言っておかないと適当にやているみたいでは癪ですから(笑)

これでアイデア自体が被ってもあまり意味がないわけです。意味がないとは、アイデアの被り、重なりはどうでもいいと。そりゃそうなると印象は薄くなるのですが、コンペとかってまさにアイデアだけですからね。それだけだからなかなかともいえる。一方でお客さんと直接やり取りなら相談ということですが世界観を出せるのが魅力なわけですよね。

つまり、アイデアの被りは恐れなくていい。自分で違いが出るのだからとなります。ではさらに、他の人がアイデアでコミュニケーションするというところをやっていたら?ですが、確かにそれもありえます。同じように考える人もいるでしょうね。

それはぶっちゃけていえばかなり自信があって、僕は僕の持ち味があるし良さがある。弱点もある。そういうのってお客さんから見たら分かるはずですし、そこをもって依頼が来る気がします。甘えのように思えますが、そこってコミュニケーションの話なのでその持ち味がずれたままだと関係性って構築できないし、それだけで終わるのでどちらにせよ長い付きあいではないのだろうなあというので着地します。

そして、プロセスもあります。過程ですね。僕の場合はどう出したかも説明できますし、アイデアのトレーサビリティができる。それが出来ない人もいるでしょうし、閃いたから閃いたのだと。そういう人もいるんですよね。それはアイデアに対する勉強や理解度が低いのでもっと勉強されたほうがいいという感じがします。まあこれは老婆心でおせっかいでもありますね。

ここで確認できたのは、アイデア自体は他の人と被ってもあまり気にしなくて良いし、むしろそれによって、コミュニケーションとしてアイデアを提示している自分と比較すると際立つということですね。

アイデアを出してコミュニケーションする

最近富みに場作りだとか話をしています。3月現在でやりたいこと書いているので良ければどうぞ。

コミュニケーションをしたいというのは今だからでなく、結局どこでもそうなんですよね。一人になりたいってこともなくはないですが、そこはおいておいて(笑)

なんというか、自分の中で多分やれることってアイデアを出すことくらいなんだなとシンプルになってきていると。それはある程度やったからもあるのですが、難しいことってできないよなという感覚です。他に僕がやれることはあるかもしれませんが、一旦そこでやってみると。

そうやって引き算すると、残るのってなんだろうか?アイデアくらいしかないなと。それで可能性やポテンシャルというか、色々なことを着火したり、元気づけたり、話を膨らませたり、整理したり、って存在が他に沢山いたらいいのですがなかなかいないのではないか。

それこそ新しいことをやろうとか、難しそうだけどやってみようといえる人というか。そういう人がいないし、増えてないような気がしたんですね。どんどん保守的になっていくというか。チャレンジしたり試したりがいないというか。もちろんそういう人はいるのだけど、めちゃくちゃ少なくて。だからそれもっといったらいいんじゃないかと。そういう感覚があるんですね。

つまり、「引き算していったら」、自分のやりたいことやできることって「アイデア出す」くらいになっていったと。そのうえで、アイデアって出すだけで、アイデアそのもので終わるかというと、コミュニケーションすると。自分も相手もお互いそれで知ることができる。アイデアの考え方でも視点って色々な粒度が出来ますから。表層的なものでもいいし、深いものもでいい。これはもういくらでもやり取りできます。僕はですけどね。

じゃあそういうコミュニケーション自体であったり、そのものを通してもっと人と知るとか、社会と知る。僕は知りたいしやっていきたいです。社会のニーズやお客さんがどうかは未知ですがまあ全くないわけではないだろうと。そもそも、新しいことをやりたい人はいるんですよ。あといても僕とチャネルが開かないというか、存在を知ってもらえないならしんどいと(笑)だから、具体的なものを提示しないと、「俺俺!」といっても駄目で先に出した「直接的すぎる」ので、アイデアを出すと。

そうやってアイデアを出してそこで気づいてもらって次につなげる。フックやきっかけとしてのアイデアなんですね。それがイベントでもなんでもいい。そうやって自分を知ってもらうことなくしては話が始まらないなと。話はその知ってもらった後でいいと。そんなことを痛感したし、そうしないとなというところでした。

だから、シゴクリスペースでイベントをしたり、websim.aiで体験会をやるとかもやると。それってそういう企画アイデアを実行しているだけとか、イベントとかって見えるかもですが、僕としてはアイデアというものをでしかなく、または僕の中ではアイデアの一部でしかないんですね。こだわりというのもそこになくて。そこで色々な人と接してそこで社会に対しておもしろいとか、その人が当然ワクワクしたりとかが嬉しいのですね。僕もそれを楽しみたいしやっていきたい。

支援者に徹するとかもないんですね。別に僕もやるしやっていこうと。そういう役割を求められるならやることもあるけども、そこはフラットに最適な動きをしていくのがいいかなと。

まさにこれが「アイデアを出してコミュニケーションする」といえるし、アイデアだけを売っているわけではない、コミュニケーションをしていくこともサービスの一貫であると。そう言語化できそうです。

これによって、僕の中で、アイデアだしというのが芸みたいなもので、日常動作であり、そこから次に繋げるにはというところで明確になった気がします。多分ですけど。そうすることで、僕と良い感じで関わってもらって良い感じの社会(ご機嫌社会)をつくるし、そういうご機嫌になれるということを作っていくと。

他にも、AIのアイデアがという比較も意味がないわけですね。人と一緒です。他の人のアイデアが被ってもそれで?となるわけです。アイデアとしてでてくるものだけしかみないならそれで終わりですけど、コンペされて比較されてとかってもうその時点で終わりじゃないですかと。コンペ=比較視点で見ているのでそれでもう終わりってことです。こちらは比較する意図がないので、比較したい人とそれが意味がないと思っている人であれば全く土俵が異なるわけです。

僕と話したり対話したりの価値はあるはずで、それってアイデアを通して考えることであったり、お客さんの視野を広げたりとか、手前味噌ですがそれができているしできているから今があると。そうでないととっくにアイデア出しなんてやってないし、もういいやって辞めているんだと思うからですね。

だからこそ、アイデアがおもしろいし、1mmでも進むその感覚やポテンシャルがある。そこを愛すというか、愛おしいとすら思う。何かをやることに関してそこまで普段は熱くそこまで言わないのですが、でも実際に考えていくと何かをやることって尊いんですね。そこで諦めたりはあっても、やることをやはり止めてはいけないわけだなと。

というわけで、アイデア出しの仕事術というか、アイデア出しにおけるコミュニケーション価値の話でした。

だからこそ、アイデア出しやアイデアを武器というか道具手段として、コミュニケーションしていってより一層おもしろくしていきたいし、お客さんにも満足頂きたいし、また関わる人がそれこそ幸せになるということを「アイデア」をまず通して、「アイデアファースト」でいきたいなと改めて感じました。

まとめ

今回の話を、論点としてまとめておきます。自分のメモとしてもあるので。

  • アイデアという道具や手段を通してコミュニケーションをしている。アイデアを取ると直接的過ぎるので適切な間接的な手段が良い(配信者の例)
  • アイデアが他とかぶる場合も比較していないので不安にならなくていい。または同じアイデアであればより一層、出す人が見られる(AIアイデアでも一緒)
  • アイデアを通してコミュニケーションできる人は限られると思っている。多くはアイデアを出してそのアイデアでどうかで競いがちだから(コンペなどはその最たるもの。コンペは否定しないけども比較された土俵ではアイデアコミュニケーションは価値となりづらいだろう)
  • アイデアをまず出して分かりやすく示す。それがイベントでも場でもなんでもいい。アイデアがあることで興味をもってもらうことをもっとやっていく

というくらいでまとまりそうです。

散らかっているという印象は僕の中ではなかったのですが多分他の人から見ると色々やっているのだろうと見られるなあと。それはそれでいいのですが、引き算していって何が残るか?というと、アイデアくらいしか僕は残らないしそれくらいだなあと。自己肯定感が低いとかはなくて、それだけでも素晴らしいと思っています(笑)

そしてその上でさらにおすそ分け的であり余剰的にアイデアはあるし、伝えられると。もっとできるわけですね。アイデアしか出さないわけではないですが、アイデアをまずフックにしてそこからもっとやれるしやってもいい。だからさらにアイデアをフックにしてコミュニケーションにもっていく。それをもっと磨くこともできるし、今までもやってきているのですがもっとやれるだろうと。これが僕なりのアイデアコミュニケーションだし、得意技でもあるのでもっとやればいいという再確認でもありました。

そんなやつと仕事をしたいとか相談したいとかあればぜひシゴクリスペースやお問い合わせやXなどお気軽にどうぞです。

筆者プロフィール

シゴトクリエイター
シゴトクリエイター
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は400超。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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