アイデア出しをする際にお客さんに聴いてること

実際にアイデアを出す時に、お客さんの相談内容に応じてアウトプットはある程度変わるのですが、一方で聴いていることってなんだろうか?ということを振り返る機会がありました。

特殊なことをしている意識はないですが、少し振り返ってみた点を書いてみます。

あまりいないと思いますが、アイデア出しや壁打ちなどをしていくところで、参考になれば幸いです。

非論理的でもいいので今を出してもらう

まずお客さんが言語化が得意とかを期待することはあまりないです。

ただ最低限のコミュニケーションとして、言葉で打ったりが多いので、テキストメッセージですよね、が出来ることを望みます。もちろん通話とかもありですが、そこはコストが掛かるということですね。

その上で、現状とは、ビジネスとしてどうかでもいいし、考えたアイデアがあればそれでもいいし、悩みや課題も含めてというところです。会社であれば、自社リソースや強みなどがあるといい感じです。ちなみに個人だと人生相談風にもなりやすいですが、これは個人は仕事とかビジネスとかいっても、その人の人生の一部が関わってくるからだなと感じます。

整理された綺麗なものを期待しているわけではなく、どんなメモでもいいので、まずは一旦出してもらう形でコミュニケーションしています。

言語化が得意でないお客様に対して

全ての人が得意とは思わないのですが、思考する、ビジネスを考えるというのは、基本的に「思考」だと僕は考えています。哲学みたいな考えるではないのですが、頭を使うってことですよね。

慣れてないと疲れますし、慣れていても疲れますが(笑)その上で、何を言っていいいかわからないとか、どういうことを考えていいかわからないというケースもあります。

そういう場合は、こちらで質問をして、「例えばこういう時はどうですか?」と振っていくと良いかなと思います。そうすると答えられる人も多いからです。

ここで面白いのは、アイデアという概念を期待する人が、必ずしもそのアイデアに対して熱量が高いわけではないというところです。熱量の有無と、アイデアを求める点は比例しているのではないかと考えていたのですが、これは本当に人によるのかなというところです。

概要や概略を出してもらってから見抜く

ここから直観的になるのですが、頂いた情報が少なすぎれば厳しいのですが、一応もらった情報で組み立てる、こちらで考えることが多いです。というか、キリがないので、基本情報はあまりない前提で考えています。(これが苦痛な人も多いと思うのでここらへんで性質が出てくると思います(笑))

見抜くとは、色々あるのですが、

  • お客さんはAと言っているが、明らかにBだと思われる
  • Aという事例は少しBというにはズレを感じる
  • Aという表現をしてBといっているということは、Cの経験や知見はあまり持っていないかもしれない
  • 調べたりしたことと、実際にやっていることにギャップを感じる
  • 求めているアイデアと、青写真やイメージは合致する点があるので、そこを重視する

みたいに、探偵ではないですが、ズレや認識イメージの境界、言語と言動の一致や不一致、あとは心理的な面、事実と意見、抽象と具体とかまあなんでもいいのですが、そういう観点でざざっと見ていきます。

ここにおいて、僕からは、

  • お客さんの理解を深める
  • お客さんのビジネスの理解を深める
  • 今を知る
  • 今後のイメージを知る

というところを共有していきます。明らかに僕とタイプが異なる方も当然いますが、この場合僕の考えはAだけど、お客様にはB的なものが合っているのではないかとか。そういう対話的なものになります。

決してAを押し付けるわけではないところです。あと当然ですが、B的なものが欲しいなら、そちらに寄せて考えたり、好みそうなものを生み出していくところです。

この理解を間違えると、ごまを擦っている(笑)とか、迎合しているみたいになるのですが、そういう感覚はないです。お客さんが望むことに寄せるとか、求めるレンジに入れていくのは、知的生産というところでは必須だからです。

逆にこの幅や粒度の着地が見極められるかがポイントであって、ここを外さなければ逆に満足してもらえることがほとんどです。だからこそ、この着地点、着地面、を見極めることが最大のコツとなります。

コツというか、これ言われてもすぐ出来ないので実践してやっていくしかないですね。対話然りですが、壁打ちなり会話なり、そういうところで深めていくしかないですね。ファシリテーションでもいいし、雑談でもいいし、色々なコミュニケーションを試すのも一つです。

当然言語化したり、図解したり、相手の言おうとすることを共感するなども大事ですよね。

再度いえば、この着地点/着地面ですよね、を外してしまうと、どんなに良いアウトプットだと(大抵はあなたが思うはずです)しても、イメージと違うとか、ズレているってことになるんですよね。怖いかも知れませんがそんなものです。「カレー食べたいのに、ハンバーグ出てくる」と、なんか違和感ですよねって感じで。

制約条件など必須的なものはあると良い

これはあとは質を高める付帯的なものです。必須的なものとは、条件としてどうかってことです。

例えば、副業みたいなものでやりたいから稼働時間は限られるみたいな条件なのと、1年間フルで動けるみたいな人は全くやれることが違いますよね。そういうことです。

ITが得意な人ならプログラミングネタもですが、ITネタを提案しても現実性があると思うはずです。ですが、ITとか苦手な人なら、ITネタといっても「分かるようでそれどうやっていいかわからないです」となって満足ではないと。そういう条件があるってことですね。

これも聞き出せればいいですが、限度はあります(笑)

良くない条件とは、

  • 短期的に利益を得たい(自己中心的すぎる設定)
  • お金をかけずに簡単に儲けたい(情報商材的なマインドセット)
  • 何もリスクや行動をせずに得たい

というような、それ違うんじゃない?みたいなことですね。分かる人はそのまま分かるのですが、これが駄目ということが分からない人はもうお断りしています。そういうアイデアが出せる人ならいいですが、僕はちょっとって感じですね。

よって、お客さんのビジネス環境や重視したいことや、こんな理想とかやりたいのがあったり、ということがあると思うんですよね。そういうのを引き出しつつ、こちらも投げかけて出す感じをやっています。

実践的にはそういう条件ならばアイデアAは厳しいかな、けどアイデアBはいけるかも。という感じですが、その条件自体なければAでも良いですよね、みたいな「アイデア」をわりとテーブルに並べて楽しむ感じが強いですね。

基本的にポジティブで楽しい空間設計

これはアイデア出しの話ですよ(笑)

イメージとして、アイデア対話やアイデア壁打ちは楽しいです。当然アイデアとして、「そういう方向でなにかあるかな?」ということはあっても、何かしら切り口や事例やヒントを出す感じです。強引なものも時にはありますが、それも余地や遊びということで、それをも楽しみつつ、あとは僕とお客様の対話で探っていく形です。

遊園地みたいな「楽しさ」ではないですが、どちらかというと、旅ですね。旅行をして、アイデア旅行をして巡る。ご一緒させて頂いてそこで「こんな建物ありましたよ!」とか「あちらのレストラン美味しそうですよね」とか「なんか変な人がこっち来るので逃げましょう」(笑)とか、一緒に旅をする感じが近いかもしれません。

まさにアイデアジャーニーといっていいでしょうが、そういうものを僕はやっています。

最もここで非現実空間で忘れるみたいなことが目的でなく、実際は現実のビジネスに役立つ何かを少しでも提供するナビゲーターみたいな感覚です。

当然ですが、僕の知見では役立たない分野や壁もあるわけで、万能では全然ないです。そこはある程度質問してもらったり、探ってもらって良くて(そこは全然気にならないですよ(笑)、ただガチの冷やかしは嫌ですけどね)、上手く使ってもらえればというところです。

おわりに

少し、アイデア出しという仕事において、初期のヒアリング的なこと、または始めるに当たって何をお客さんから聴くかを振り返ってみました。

実際は項目があってチェック項目があってみたいなほうが「再現性」は高いです。が、そういうものって初学者ならともかく、埋めたところで「で、このお客さんはどういう人で、どういうビジネスで、どういう方向性なんだっけ?」に答えられないんですよね。意外にも。埋めることに集中しちゃって(笑)ってのはありそうですよね。

それこそ数で慣れているからもありますが、そこのズレや違うぞとか、ここはいいぞというカンもですが、鍛えているのでそこのふわっとしたところから固めていくこと、0→1ですよね、が自ずと鍛えられたし、性質として向いているのだろうと考えられます。これは昔から変わらないかもしれません(笑)

あとは、意外に見抜くというか、「お客さん」が考えるロジック、またはアイデア、僕が考えるパターンやアイデアというのをぶつけていって、仮想空間でガチャガチャやっている感じが強いです。そのズレを意識しつつ、このあたりかな?といってツボ押しみたいな感じで押していくイメージが近いです。だから、楽しい空間設計とは、ある種温泉みたいな空間というか、いい湯だなーみたいに「良いアイデアだなー」(笑)みたいなノリはあるかなと。なんか楽しそうじゃないですか?そうでもないですか(笑)僕は楽しいのでいいかなと思っています。

というわけで、このやり方を知ったからどうということはないのですが、僕はそんな感じで仕事していますという仕事術っぽいネタでした。

もちろん、アイデア出しのご依頼やご相談は受け付けていますので、お気軽にお問い合わせからご相談くださいませ。カジュアルなご相談も大大歓迎です。価格感は仕事依頼をご覧頂きご確認ください。ディスカウントなどはないですが予算感に合わせた調整は可能です。

記事を書いた人

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
ビジネスアイデアメディア「シゴクリ」運営者。まずアイデアを出すアイデアセッターであり、生まれてくるアイデアをビジネス化出来ないかを考え続け、手を動かすゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談やビジネス企画の実績多数あり。毎日生まれるアイデアから世のために貢献していくスタイルです。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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