キャリアモデルは人生戦略だ

友人と話していて非常に大事なことだったので書いておきます。メモがてらですが。

キャリアとは狭い意味では職務経歴書だが、広い意味では人生戦略

これまず大事だなと。

キャリアというと、それこそ20代だと「キャリアがない」とか言いがちですが、「戦略がない」わけではないんですよね。むしろ、キャリアとは狭い意味で使いがちなのでそこがまず異なると。

キャリアモデル開発士をやっていてまずここがズレていることがあると。キャリアって市場価値が高くて、年収が高くて、みたいな話は・・・まずしないんですね。しちゃ駄目ではないですが、あまり意味がないと。

キャリアというのが業務経歴、職務経歴書なら僕の価値はないというか、僕なんてキャリアなんてないですから(笑)やってきたことはありますけどね。

そういう意味で、まずキャリアモデルでいうところの「キャリア」とは、人生戦略だなと。

ここでいう人生戦略とは、どう生きるか、生きたいか、何をしたいか、どうしたいか。です。今まで考えてこなかった、逃げるとかサボるとかなんでもいいですが、そういう人にはしんどいんですよね。ただ、別にそれがないと生きていてはいけない!みたいな詰め方をするとかはないです(笑)あとそんなのしたら逃げられますしやらないです。

毎日幸せであることを実感する。それもキャリアモデルですし素晴らしいと。一方で仕事漬けで世の中に立ちたい。これもキャリアモデルかなと。別にどちらかがどちらかを批判したり、否定するとかは意味がなくて、嫉妬とか羨ましいとかそういうことがあるかもですが、それも意味がないんですね。比較する意味がないってことですね。

お金とかの物差ししかないと結構辛い

お金を稼ぐのが仕事だとか、キャリアってそれですよねというと多分しんどいですね。というか、しんどくない人はそれでやっていけばいい。それくらい物差しが固定化されていけるかというと、まあきついはずです。

お金の物差しはいいんですよ。ただキャリアモデルでいうお金とか稼ぐというのも、評価する時に1割程度でしかないんですね。つまり評価軸としてお金は大事だけど1割程度でしかない。これがキャリアモデルの見方ですから安心というか、お金だけではないんですね。モデルとしても。これもおもしろいところかなと。

ものさしは何でも良いと思っています。その人が何を大事にするかが現れる。そこを大事にしていくのがいいかなと。

3つで考えるのもおもしろい

キャリアモデル開発は、3つのキャリアパーツで考えます。3つが割とポイントだと思っていて、1つは自分の今の仕事。ライスワークでもなんでもいい。それがあるとします。

そして次に趣味性が高いもの、プロジェクトや活動がなくてもいいんですよ。でもこれはまあ頑張るといえると。

ただ、3つ目になると、何があるかなと。結局今の既存の何かで簡単に当てられるかな?というところで、開発士側の腕の見せどころでもあるというわけですね。それがなにか?一緒に考えるんですね。それが仕事です。

やりがいとかっていうと今刺さらないかもですが、心からやりたいとか、心が動くことを一緒に考える。

実際に簡単にこれってならなくても「キャリアパーツ」を仮に当ててみる。それでしっくりくるかどうか。そうやってプロトタイピングするのがキャリアモデル開発の醍醐味です。一緒に考えるわけですね。

大橋のキャリアモデル図

これが僕のキャリアモデル図です。これ見てもなんだろうね?くらいですが、僕からするとですね、つまりクライアントサイド(お客さんにとって)は、一緒に作り上げた図になるんですね。愛着があるというか。だからこれができるからどうでなく、一緒に考えて出来たのが意味があるんですね。結果だけインスタントに創るわけではない。それ意味がないですからね。

僕にとって、シゴトクリエイターは生業でもありますが、一方でシゴクリスペースという場作りがあり、そしてオモシロアイデア工房とは色々なこれどうだろうか?をアイデアを出して試し続ける仕組みでもあります。ぶっちゃけこれはなんでもいい。

僕がおもしろいと思ったことをワガママでいいのでやる。そういう余地もあるし、遊びがあるからこそ、色々やれるしおもしろいわけですよ。

なにか伝わってきますか?伝わってます?

既存に近いサービスは多分キャリアコーチみたいなもの

既存に近いものって、キャリアコーチングみたいなものです。キャリアの話を一緒に考えるコーチングする。近そうで違うのはキャリアコンサルタントなどです。これは既存の仕事に寄せていくので求職とか求人とかの界隈になってしまう。そうじゃない人もいるかもですが。

キャリアコーチでもいいのかもしれませんが、キャリアモデル開発は、その人ならではのキャリア、そうですね、ここでは人生戦略を考えるもので、スケールは人生100年時代の長期思考です。すぐインスタントに結果が出るみたいなものではないです。そこだけ認識頂けると嬉しいです。

コーチングも否定しないし、合うものを使えばいいと。

そういうところでいえば、キャリアモデル開発はコーチング的なことをして対話しつつも、モデル図やパーツというところで定量的な見えるものを作るのが大きいですね。

定性と定量を繰り返してその方の、生き方を一緒に考える。そうなると、冒頭に書いたキャリア(職務経歴書)的なものはごくごくごく一部でしかないんですね。って思うはずです。実際にそうですから。

僕らは別に職務経歴書だけで生きるわけでもないし、年収バトルで生きるわけでもないですからね。というか多くの人にとってお金は必要な分あればいいわけであって、贅沢にたくさん要らないんじゃないかと。それが唯一の市場価値という年収でしかものさしがないから、社会が壊れてしまうというか。

そういうと、お金を稼がなくて良い自給自足みたいな劇的な話になりがちですがそこまで原理的に言ってないのでバランスだろうと。バランスが悪すぎるというのが、僕の感覚です。そういう意味でキャリアモデル開発士ってかなり意義があるなあと思って取り組んでいるのが実際です。

みんな弱くて良い。僕も弱いです。

つよつよで強くあらねばならぬってしんどくないですか?(笑)

僕はつよつよキャラでもなんでもないですが、ただ舐められると困るのでそこはされない程度にくらいですかね。そこもバランスです。

じゃあ僕が強いのか?というと全然です。強いと思っている人がいたら誤解です。シゴクリスペースに来てお茶というか(バーチャルなのでお茶は各自で)、雑談でもしにきてください。またはポッドキャストでも聴いてゆったりしてください。そう人生の中でやれることって限られるし、またはそこまでやりたいことも同時にめちゃくちゃなくてもいいというか。ゆったりすればいいわけです。

なにかやらないといけないが自分の中にあればやればいいけど、そうでなければまったりしてゆったりしていけばいい。そういうのもいいし、それもいいしあれもいい。そういうのがいいかなと思って生きています。

というわけで、キャリアモデル開発やっていますので、自分の生き方を大橋と考えてみたい。そんな方はシゴクリスペースでもお問い合わせでも、Xでもお気軽にどうぞです!

筆者プロフィール

シゴトクリエイター
シゴトクリエイター
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は400超。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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