クイックコマースはやはり厳しそう

以前、リサーチネタで取り上げたクイックコマースについて、最近どうなんだろうということで少し調べてみました。

2023年頃の調べたものでした。

結論

Googleスプレッドシートにまとめているので、そちらをどうぞ。

クイックコマースサービスまとめ

  • Yahoo!マートはクイックマートとして継続。ただし、ASKULなどでなく出前館との連携での事業の模様。あと何気に実店舗から配達になってるんですよね。これはつまり、倉庫店舗を作って配達ではきついということかなと感じました。採算が取れない、時間がかかるとかですかね。
  • MeshはサイトやアプリURLはありますが、2023年7月でクローズのようです。お疲れ様でした。

というわけで、今残っているのは、

出前館サービス系、OniGO、Yahoo!のクイックマート、UberEatsMarketとなっていて、OniGOがスタートアップっぽいですが、どこまでやれるかという感じでしょうか。

UberEatsMarketも調べると1店舗くらいしかなく、むしろ実質実証実験で終わったのかもしれません。今のUberEatsで日用品頼めるとかは知らないですが。

チャレンジは全然ありですが

高コスト体質とか、差別化(ここでは他のサービスに比べて違う価値を提供する意味)が難しいのですよね。

ユーザーからすると、配達してくれて、あとは送料、融通が利くかどうかくらいで。あとは、ポイントが貯まる、商品数とか、そういう細かいところになっていくかと。

そうなると、ある程度資本があってってなるのかなあと。

勝手な予想ですが、個人的にはこのまま広がらずOniGOの最近の動きもさらっと見ると、やはりスーパーと提携なので、あえてダークストアだとかでなく、それこそ移動スーパーのとくし丸のクイック版なのかなーみたいな感じで見ています。

価値はクイックですが、クイックを求める人はいるのだけど、時代としてクイックユーザーってどこまでいるか疑問です。そして、そのクイックにお金を払う人がどこまでいるかとなると、結構限られる。故に広がらない。社会的にいって、規模が小さい。というわけですね。

となると、一定規模を取れないなら自社でやらなくていい、というかやる意義がないという思考になっていくのかなと推測しています。

出前館などはそもそもデリバリー事業なので別として飲食店デリバリーもあるので、日用品などをどこが抑えるか?は注目ですね。

あと、見落としがちですが、セブンイレブンとかコンビニが宅配やったりしていますよね。あれがどこと提携するか、独自でやるかとかで変わりそうですね。それでやれちゃうと終わりますしね。上のまとめには、コンビニは一旦外してありますが、持続性だとコンビニ勝ちづらい感じがしますね・・・。

7NOWローソンのデリバリーファミマのデリバリーとかですね。

今回は以上です。

筆者プロフィール

シゴトクリエイター
シゴトクリエイター
「シゴクリ」運営者。アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談実績等は400超。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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