一箱古本市からの気づきメモ

少し前ですが一箱古本市に出展して遊んできました。1日だけ出展して、狙いとしては商売のカン(野生のカン)を取り戻したり、濃厚な体験なり何か気づきがあればというところでやってみました。

スリップを自作したのでそれがわりかし大変だったのですが、それ以外はかなり楽しめました。ざっくり振り返ってみます。

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一箱古本市概要

プロでなくても、僕のような一般でもスペースを借りて出展できます。一箱とはダンボールでも、キャリーケースでも良くて、基本は本ですが、CDみたいなものもありです。ジャンルも問わず。

詳細は円頓寺本のさんぽみちをどうぞ。なお一箱古本市とは古本企画等に一般的につけられる名前になっていますね。企画ですね。

データ的なもの

  • 売れた冊数と売上:23冊(4300円)※70-80冊持っていきました
  • 出展料は2,000円(1日のみ)

お弁当が1800円したが激ウマでした。まあこの時点で利益が出るものではないって感じですしそこは狙ってないです。

朝10時から実質15時くらいで終わりです。スリップで確認すると、10時台から、5,5,6,2,2という感じでした。冊数とのずれは漫画を4冊まとめて100円とかで売ったりしたからですね。午前10時から正午くらいでほぼ流れは終わった感じでした。ちなみに日曜日でした。

当日に気づいたこと

マーケティング的にはこっちが大事です。一次情報を取れたことはとても美味しいと思っていて、次回やるかはおいておいて、いい感じでイベントとしても楽しめました。

  • スリップは独自で作って一冊ずつコメントを入れました。だからなのか、お客さんに「このコメント誰が書いたの?」とか「面白いですね」と言われました。普通に嬉しいですよね。
  • 子連れなどの家族だと「オニオオハシ」に反応してくれました。
  • 面陳というか本の正面をうまく見せるのもありですし、背表紙を見やすいように並べるのもいいかなと。
  • 本の種類はビジネス系なのですが、ライフハック大全を手にとって読む人が多かったです。実際に売れました。
  • 売れないだろうと思っていた天使な小生意気という漫画は意外にも小さい女の子がお買い上げでした。多分面白いとは思わないと思ったり。どうなんでしょう。
  • 自分がお客さんとしても出店者を見た時に感じた通りだと思っていて、興味がある本屋(出店者)しかいかないんですよね。正確には見るけど手に取らないとか。自分の場合はビジネス系なのでそこに興味ないとまあ素通りですし、普通がそうで興味ある人が来るということですね。
  • 「具体と抽象」も売ったのですが、お姉さんが興味持ってくれたので、どういう内容か、ゆるい4コマがあるけど内容は固い、分かりやすいけど頭を使うみたいなことを話しつつ、どういう印象を受けたかも話してお買い上げ頂きました。僭越ながら話にお金を払いたいとも言ってもらいました。まだまだシゴトクリエイターも捨てたもんじゃない(笑)
  • フックとして分かりやすい本や目立つ本ってありかもと思いつつ、合理的で万遍ないつくりもあれなので、貫いてこれでいくみたいなほうがエッジがあっていいのかなと。合えば楽しい、合わないならそれまでというか。
  • 自分が読んだ本を売ってるので本のプレゼンもまあまあできるのと、即興で話をしていくみたいなのは毎日はきついですが、たまにやるのは全然オッケー。ラジオ企画っぽい感覚ですね。知らない人と話すのはいけるなあと。それを仕事にしたいとは思わないんですけどね。
  • ある種自分の読んだ本を、棚を開放する感じで結構恥ずかしいとも言えるんですが、そこはまあ慣れって感じでした。
  • 時期的にハロウィンなのでチョコをお買い上げ頂いた方には1つプレゼントしていました。喜ぶ人が多かったですね。ほっこり。
  • スリップを後で売れたものを見るとその時の会話など思い出せたりするのでいいなあと。本屋で働いたことはないですけど、スリップマーケティングみたいなの一瞬分かった気がしましたね。こういうの大事。

以上が大体現場のメモです。

古本をわざわざ出展して売ることについて

こっちは振り返りながら考えたことです。

そもそも一箱古本市自体は効率的に売るとか、処分出来るみたいな場ではないです。効率的なら古本屋に売る、メルカリとかで売るとか、色々なやり方があります。ではないやり方、これがなにかということが少しだけ見えました。

例えば、お客さんと会話して本を売る。本の話を少ししてみる。やはり会話が醍醐味でそれを楽しんで、面白い本と出会える、人と出会えるみたいなところが最も面白いところかなと感じました。

一方で課題もあって、本が重かったり、1日を費やすのと、それ以外に準備もわりとかかっていたのでそのあたりもどうなのかと。もちろん稼働時間と天秤をかけてというのもあるのですが、面白いならやろうとかそういうのでカバーできるかって話ですね。このあたり友人にちょっと聞いてみたところ、本を読む人は本を買うのでその処分に困っていたりするんですよね。これも処分の手間とどう天秤にかけていくかですよね。あと欲しい本やずっと持っておきたい本はやはりキープしたいですからねえ。

本を買いにいくのもありかもですし、何冊かは買いましたし、売るのもいいなという感じです。気が向いたらまたやろうという感じですね。

そして、商売のカンを取り戻すみたいなテーマはわりと満足して、やっぱコミュニケーションだし、その場でプレゼンするし、相手に約だったり喜んでもらうの面白いなあと。そう感じた超小商いにもなってないのですけど、面白くできましたね。

買って頂いた方、楽しんで頂いた方ありがとうございました!

やる人のためのメモ

以下は一箱古本市やりたい人とかのためのメモです。何か参考になれば!

ちなみに僕はわりかしこの手のイベントは慣れている方といえば方なので、本当に初めてやる人は誰かと一緒にやるとか、一人でやらないほうが楽しいかもしれないです。それか3人以上でわいわいやるとかは楽です。実際一人でやるとトイレなども運営スタッフに声掛けしてやるので結構たいへんです。スタッフの方も大変だと思うのでありがたい限りです。あとはご飯とかもその場で食べられますけど、落ち着いては食べられないですよね(笑)

スリップ作成の仕方

実際にサイト忘れてしまって申し訳ないですが、そのサイトを参考にスリップはExcelで作りました。ありがとうございます!具体的には、シートを2つ作り、入力一覧とスリップ出力印刷用を作ります。

1つ目の入力一覧は、番号、タイトル、価格、コメントとしています。以下のようなイメージです。コメント要らないなら省けます。ちなみに、スリップで管理しないと売上管理や冊数は大変なのであったほうがいいでしょう。作るのは地味に大変でした。慣れてないので(笑)

入力一覧イメージ

2つ目が出力シートです。こちらは、入力一覧に対応した項目をレイアウトしていくイメージです。価格欄、書籍名、コメント、番号がそれぞれ対応しています。

出力シートイメージ

セル位置などはA4印刷で合わせてやりました。これは多分ずれるので環境に応じてやってください。僕の場合はA4で4枚スリップが出来るようになっています。少し工夫したのはオニオオハシの本棚という文字の上らへんで折ることと、半円をカッターでくり抜くことで、オニオオハシが見えるようにしています。

完成したスリップ

雰囲気がつかめたら、実際のセル式です。VLOOKUP関数を使って例えば、以下のような形です。

価格欄:=VLOOKUP(A30,一覧入力!$A$3:$D$50,3,TRUE)&”円”

書籍名欄:=VLOOKUP(A30,一覧入力!$A$3:$D$50,2,TRUE)

コメント欄:=VLOOKUP(A30,一覧入力!$A$3:$D$50,4,TRUE)

一番下の番号欄はフィルで埋めていきます。つまり直打ちです。

VLOOKUPは何度見ても直観的に理解できませんが(笑)、引数1が検索する値で、引数2がデータ全体(入力シート)、引数3が取得した列番号となっています。

つまり、指定した番号の列の項目をそれぞれ価格、書籍名、コメントを取ってくるということですね。

一つ出来たらあとは右にフィルしていけばさくっと出来ますので便利です。処理が画像とVLOOKUPでさすがに重くなっていて、1ページ4スリップをコピペしていくといい感じです。分けたほうが良いと思っていて、これ80くらい作ったので重かったですね。多分使い方が微妙かもしれません。

手書きでちまちま作るのもありですが、面倒でやってられないということでExcel+印刷で対応しました。紙も白用紙でなく、クラフト系の茶系用紙にするといい感じになりました。このあたりも一工夫すると、古本が映える=商品化される印象ですね。一工夫が手間というのも分かるのでここは時間と熱量のバランスです(笑)

半円部分が見えるようにした工夫

看板をつくる

看板はあったほうがいいです。凝らなくてもいいのですけど、実際は通る人からみて本だけだと分かりづらいという感じです。個性を出したり、雰囲気も良くなるのであったほうがいいでしょう。

昔イベントをやってたこともあって、残っていたものを活用しました。

発泡スチロール風の白い台紙(紙ではないです)、そこにスケッチブックの紙、接着はくっつきくんみたいな(粘着ゴム)で結構いけます。ダンボールなどをくり抜いて立体感を出すとよりグッドです。

色紙などに貼ると面白い感じに。
失敗すると脅迫状みたいになる(笑)

こんな感じでオニオオハシが活躍してくれることで、かわいい感じになりました(笑)

備品や準備物

用意していったのは、

  • 古本(補充分の持ち込みも可)
  • 本を入れる箱(ミカン箱などのダンボール箱、プラ製コンテナボックス、トランク、キャリーバッグなど)
  • 釣り銭
  • コイントレイ
  • 電卓→スマホで対応できる
  • 敷物や折りたたみ椅子
  • ビニールシートや大きなビニール袋
  • お客様用購入袋
  • お金入れるミニバッグ

あとはボールペンとかですかね。基本スリップに全部価格は書いて値下げもないので使わなかったです。

釣り銭として現金の用意が大変ですが、さすがに小銭を出してくれる人が普通で、紙幣を出す人はほとんどいなかったです。価格帯にもよりますが。

コイントレイはあったほうが楽ですね。忘れがちなのは、お客様用の袋ですね。なくてもいいですが、そのままよりも何か入れたほうが丁寧です。ビニル袋ですが英字新聞みたいなデザインのを買ってきて対応しました。

レイアウトの工夫をする

鈍っていたのもあったので、事前にビニルシートなど敷いて部屋で練習してみました。かぼちゃアクセサリをつけたり、スリップ工夫をしたり(上の自作もの)、出品する本をまとめたり、レイアウトは立体として色々なものに置いたり工夫するのが面白いです。ここはアイデア勝負ですね。1.5m縦横に自分も含めていることになるので、寒さ対策も大事ですねー。

レイアウト正面
敷物を敷いてアクセントをつけたり、積んで立体にすると良さそう。

これがいいとか悪いとかはないんですけど、アイデアとして背表紙だけでも興味があれば見る人もいるし、そこらへんは本屋などと同様なんでしょうね。あといわゆるフリマなどととも。

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