個人は安く、法人は高くなるのは単に予算の問題だと思う

依頼主が個人だと報酬が安くなりがちです。逆に法人だと高くなりやすいです。というのは、実際の経験上です。なので留意としてそうでない人もいるかもしれないしってのは当然です。

その上で、これは個人から仕事を受けるべきではないなんてことではないです。個人でなく個人事業主だとまた零細企業とかよりもデカイところはあるわけで。実態とはなかなか分からないものですよね。

結論としては、タイトル通りで、「予算」があるかどうか、要するに持っているものがあれば出せるのかなと。一方で、出せないものというか、ないものはないじゃないですか(笑)それだけなんですよね。

あとは、予算があれど価値として「その仕事」にそれだけは出せる出せないの話もありますが、まあそれもあるけど、持ってなければ出せない。その確率が個人だと高い。故に安い。

法人でもお金や予算がなければめっちゃ安いなんてことはありますし、法人でも業界や業種で違うのでケースバイケースすぎるけれどーってところを踏まえた上での話です。

その予算の問題だなあと感じているところを少し書いてみます。

個人向けと法人向けで仕事は異なるのか?

本質的には一緒です。ただ法人向けで仕事をしている人なら、それは個人だとリッチすぎるというか、質が高すぎるので勿体ないのではないかというのもあります。

これは個人だから手を抜けみたいなことではないですよ(笑)そうでなくて、法人向けのやり方を個人にやると、多分オーバーヘッドというか、無駄が多いんですよね。もっと端折っていいという感じですかね。

しかし逆は考慮が必要です。つまり、個人向けでの仕事に慣れると、法人向けは色々とカチっとしたり手続きがあったりでズレがあると。なんですが、仕事の本質、つまり価値を変えてないならやっぱ一緒です。

このあたり少し考えてみましょう。

仕事としてアウトプットを変えずに両者の対応をする

つまりある仕事を個人向けにした、法人向けにしたとします。その時、あなたの稼働時間もですが、やり方もそこまで変わらないとします。それで問題なく納品出来て完了したと。

この時あなたは何を感じますか?ここで面白いのはおそらくそのまま、同じ仕事をしても法人の方が高いんですね。

これこそ予算の問題です(笑)

だから、心理としてはより法人なり予算を持つ人にフォーカスを当てるようになります。これはとても合理的な行動ですよね。

逆に、個人からもっとやろうという人は相当レアです。

個人の欠点は、予算が安いだけでなく、安定性です。その人からの依頼が次に来るってなかなかないはずで、頻度も劣るはずです。

個人向けの仕事から法人向けの仕事に変わる

この場合は留意点があるとすれば、やはりそれで通じるかどうかですよね。これ不安なのは分かるのですがやってみないと分からないです。適宜教えてもらうか、コミュニケーションするか、やり方を修正していけばいいんじゃないかと。

本質としてやったことない仕事みたいなチャレンジングなものでなければわりと出来るでしょう。

イラストレーターの人がいるとして、普段はTwitterでイラスト描いてみたいな依頼をDMで受けて個人に書く仕事が多い。けれど、今回は商業雑誌に書くみたいな感じだとしましょう。こういうケースですね。

この場合は見積もりをしてくれとか、稟議を通すとか、色々な決まりごとやらがあるので、そのあたりですよね。

法人向けの仕事から個人向けの仕事に変わる

これは例えばBtoBとか、法人向けのことしかやってない、そういう仕事を積んだ人が個人向けにやろうとかってことですよね。

この場合は世界線がズレるのもあるので、感覚的に個人→法人よりもズレが激しい気がしますが、個人って面倒くさいなみたいな感じになるかもです(笑)卸的な仕事をしていた人が、ECショップで個人に一杯売るビジネスを想像してください。

なんか面倒くさいって感じるかなと(笑)

なのでこれが僕が考えるとオーバーヘッドです。または、ルールが変わるので適応できるかどうか。

別に優越はないと思います。法人で少ない件数を高単価で回すのと、個人向けに沢山低単価で回すかどうか。別にこれはどちらでもいい。

ただここであえてフリーランスとか個人事業主でいえば、結果的にこの個人に沢山みたいなビジネスは結構辛いんですよね。少なくともECなら仕組みを相当投資して作るか、自分が時間をかけて試行錯誤しなきゃいけないかなと思います。それが出来るなら「差異」はないんですが、多くは出来ないので「差異」が生まれているはずです(笑)

よって、個人事業主的な人が時間やお金が限られるならば、やれることは限られるので、売上とか単価を上げるとかになると、まあ沢山の個人相手よりも、法人や高単価ってことになってくんじゃないのかなー?ってのがやはり痛感するところです。

くどいですが、ECショップを少数精鋭組織とか個人で回すことを否定してないです。それも高単価なものを売ればいいだけですしね。そこで、自分のビジネスがどういう形になりそうか、わりと客観的に見るのが大事だろうなってところでしょうか。

知的生産物であれば期待値/粒度/予算/納期みたいなパラメーターかなと

実践的にいえば、事項を詰めてこれがどうというよりも、わりとふわっとしてまとめてこれとか、そういうのを決めていくとか、揉んでいくことがめちゃくちゃ大事です。むしろ、ここの仮説やズレが共有できてないなら、何をやっても無駄と言ってもいいくらいですよねと。

予算に応じて変えるのもありだなと思います。ただその予算に応じても相手の予算が低いなら低い質とかでなくて(笑)一部のパートなり手抜かずにやりきれるところをパーツで出すって感じですよね。

例えばリサーチもその設定だと時間かかるし、アウトプット仮にしてもそれ使えなくないですか?と。ならば、やることはこれだけにして、そこを揉んで固めていきましょうみたいな話です。つまり全体→一部にして、一部をより質を高めるみたいな感じです。全体で質が高いみたいな選択肢はここでは当然捨てています。

僕はディスカウントって悪手になるので使わないし、仮にあってもそれはその対話する相手との関係性で何か納得感がある場合です。ちなみに、最初からディスカウントで入る人はまず微妙なので断ってオッケーです。ディスカウントではないが、実質対応を増やしてくれとか、もっとやってくれという人はまずそこでやり取りがちぐはくか、見合わないですよね。そっ閉じか、離れていくか、連絡来ず流れるで終わりですね。(この連絡が来ない、ラリーが続かない、会話になってない、毎回のコミュニケーションのズレが激しいとかは、本当にストレスで多くは対応する側がコストですね)

この連絡来ず終わるというのはとても合理的というか、良いのかなとお互い思います。こちらはそれはあまり好きでないのではっきり断ることが多いですが、そういう人ばかりではないので、そういう場合はもう忘れてますからね。それで終わりということで。

さて、再度話を戻すと、実践的には、これらのパラメーターの重み付けは、自分でやるしかないです。粒度が粗いからやることが多いのか、そこまで細かくなくていいから良いとするか。時間や納期の関係性は相手は分からないのでこっちで設定するだけです。そういう人もいる、そうでない人もいるとか色々ですが、勝手に決めてくれるわけではないです。

そういう交渉があるもの、を苦手とする人も多いのでしょう。しかし、毎回仕事とかプロジェクトとかって、そういう設定、設計、考える、最初に色々詰めていくことで「決まる」のであって、それ以外ではないです。そこで駄目なら概ねだめですね(笑)もちろんその手応えや交渉やすり合わせはブレがありますけど、結局これも水物といえるので、完璧/絶対なんかないですね。多少のブレと遊びがあると。余地、スラックですよね。

そこを踏まえてレンジで捉えて、範囲ですね、そうやって合わせていくか、期待値を調整していくことが求められるわけですね。

この作業に対して個人と法人の違いはないです。ただ個人だとそこまで解像度高く出来る人は結構限られる気がします。とはいえ法人でもそれに慣れてないなら「勝手が分からない」とかで終わっちゃうこともありますし(笑)

ただ、いずれにせよ、こちらの仕事の解像度で相手がやることはないのだけど(その場合はプロ向けですよね)、一定程度の認識を共有出来るレベルが、そもそも仕事前に、ここでは着手前ですよ、それがないなら着手してはいけないわけで、それが出来るかどうか。

論理でいえば「仕事前なのに成果物なんて分からない」んですよ。でもですね、「一定のその前に言えることでイメージとして青写真をつくり、相手が望んでいくことに対してここらへんかな」って地図をつくっていくか、着地イメージができるかどうか。0か1かではないんですが、ここが出来ないとやはり知的生産物ってうまくアウトプットできないか、出しても「なんか求めているものと違う」とかってことになりえます。

そうならないために、見極める、こちらの材料や道具で地図を作って提示する。そういうことが求められますよね。

さらにいえば、そういう地図やイメージ自体が分からない人は、本気度がないか、丸投げしたいケースもあるので、そこも踏まえて見極めたほうがいいでしょう。多くはそこの地図を元にして話が進みます。というか進められるのですが、これで破綻というかうまくいかないケースというのは、僕の中ではほぼほぼ丸投げケースとか、思考したくない、謎の論理で「それをやるのがプロである」とか「お金を出している」とかって、理屈になっちゃうケースですかね。

多くはこの事前イメージ地図青写真的なものが、着手前に出来ていて概ねそのメリット的なプラスイメージと、これはできないですよね、それは期待しすぎですよ、そこはリスクとしてマイナス共有してますよね、というリスクテイク感もほぼほぼ共有できることが「普通」です。そこが出来ないなら、色々と課題があるので、見直し必須なところです。

おわりに

個人法人の違いは予算といってみましたが、概ね当たっているかなと。個人でお金をもって予算があるなんてまずないですからね。個人事業主だと話は違うのですがそれもその事業者次第です。法人も同様です。小規模零細なら個人と同様、個人事業主の方が大きいケースもありえますよね。

大手や中小企業も様々です。それこそ組織開発にお金を掛けてもいいところから、一切サービスにお金を出さないとか、色々じゃないですか。そういうのもあるので、十把一絡げにまとめるとか、個人と法人でそれぞれこうであるなんていう断言とか断定な話ではないです。

ただただ傾向として個人は弱く、法人は事業体として安定性があるところを痛感するよなというところです。でも、それでも絶対そうではないわけで、結果的にそれぞれの予算に応じて、リソースややり方に応じて、僕も貢献したいですよね、という着地になります。まあそうなりますよねと。

これはもう当たり前のことですが、再度言っておくと、個人だろうが法人だろうが結局僕のやり方はそこまで変わらないです。というか、それは器や求めるものが異なることがあるので、そこに合わせて作っていくだけです。そういう意味では、自分で器を作ると考えると、手製で作れば毎回違うし、毎回異なるのが普通ですよね。そういうものを毎回やるというところで、その違いが形態だったというくらいですよね。

考えてみればとりとめもないことになりましたが、何か参考になれば幸いです。

ライター

シゴトクリエイター 大橋 弘宜
シゴトクリエイター 大橋 弘宜
ビジネスアイデアメディア「シゴクリ」運営者。生まれてくるアイデアをビジネス化出来ないかを考え続け、アイデアの力でお客様に貢献するゼロイチ大好きアイデアマン。ビジネスアイデア相談やビジネス企画の実績多数。好きな言葉は三方良し。詳しい自己紹介仕事実績も合わせてご覧ください。お仕事メニューお問い合わせはお気軽にどうぞ。

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